■ 調査概要
・調査データ:2020年8月-2021年3月16日
・調査対象:現在オンラインサロン運営を検討している(またはすでに運営している)個人・法人様で、弊社に見積もり依頼をされた250件の相談内容
・調査項目:「個人・法人」「依頼内容」「予算」「重視する点」「必要な機能」「必要なSNSログイン」「希望納期」他
・プレスリリースPDF:
https://prtimes.jp/a/?f=d48988-20210320-7244.pdf
株式会社ビルドサロンは弊社の「オンラインサロン事業に対する依頼内容の実態」を把握するとともに、オンラインサロン運営に対してどのような規模・内容をご検討されているケースが多いのかを、弊社に依頼をされた個人・法人様の見積もり依頼データ250件をもとに調査しました。
■ 法人・個人(個人事業主)
ビルドサロンは法人向けオンラインサロン開発会社であり、約6割以上のご依頼が法人様でしたが、個人事業主でもオンラインサロンを運営したいと考える方は多いようです。特にこれからの時代、オンラインサロンのようなサブスクリプションでのサービスはより注目を集めるでしょう。
「月額費」という制度にすることで毎月安定した収入を得たいと考える、もしくはそのようなビジネス展開を考える企業も今後ますます増えることが予想されます。
法人 63%(157件)
個人・個人事業主 37%(93件)
■ 依頼内容
ビルドサロンへの依頼内容
弊社の主なサービスは「オンラインサロン開発・制作」ですが、それ以外にも既存オンラインサロンへのBUILD ZOOMなどライブ配信システムの導入や、既存オンラインサロンについての運営代行・コンサルティングなどのサポートも行っています。
今回の集計では、新しくオンラインサロンを制作したいと考える方からのご依頼が大多数を占める結果となりました。
オンラインサロン開発制作+サポート 92%(230件)
その他 8%(20件)
■ 予算
オンラインサロンを制作する際の費用は数十万円~時には数百万円を超える規模の場合もあります。最も多い回答は「未定」とのことですが、これは恐らくオンラインサロン制作にあたり、その規模と費用の関係性が明確でないケースが多いものと思われます。
弊社ではお客様の理想とするオンラインサロンの規模・機能によって、それぞれに最適な費用でオンラインサロン制作を承っております。
30~40万円 24.8%(62件)
40~50万円 8.8%(22件)
50~100万円 6%(15件)
150~200万円 2%(5件)
200万円~ 1.6%(4件)
未定 56.8%(142件)
■ 最もオンラインサロンの開発にあたって重視する点 ※2020年12月で廃止しているため一部のみ公開
最もオンラインサロンの開発にあたって重視する点
品質と予算が拮抗する展開になりました。
「納期を最も重視する」は5%未満となり、じっくりと腰を据えて開発したいと考える事業主様が多い結果になりました。
■ 必要な機能(複数回答可)
オンラインサロンに必要な機能としてはたくさんの機能が回答として得られました。各々の機能はすべて異なりますが、これらはジャンルごとに分けることが可能です。
「管理者関連」「システム上のもの」「プライバシー・セキュリティ」「コンテンツ関連」「決済関連」「利用者の目的に沿ったもの」「マネタイズ目的」
特に回答が多かったものは管理者メニュー・決済関連・コンテンツ内容・プライバシー関連でした。
※受付開始日は、ビルドサロンがその機能・サービスを定型業務化した日付です。
累積申込数は必然的に新しい物ほど少なくなり、見積もり依頼数が多い=人気ではございませんので、予めご了承ください。
以下、受付開始日昇順
・ライブ動画配信機能 102件 受付開始日:2020年6月16日
・動画投稿機能 94件 受付開始日:2020年6月16日
・お問い合わせページ作成 86件 受付開始日:2020年6月16日
・お知らせ機能 77件 受付開始日:2020年6月16日
・コメント機能 76件 受付開始日:2020年6月16日
・会員情報エクスポート機能 66件 受付開始日:2020年6月17日
・メルマガ配信機能 73件 受付開始日:2020年6月19日
・ダイレクトメッセージ機能 81件 受付開始日:2020年6月24日
・フォロー・お気に入り追加機能 53件 受付開始日:2020年6月24日
・ポイントシステム機能 42件 受付開始日:2020年6月24日
・チャットルーム機能 86件 受付開始日:2020年7月9日
・管理画面作成 119件 受付開始日:2020年7月15日
・会社概要ページ作成 41件 受付開始日:2020年7月15日
・BUILD ZOOM(ZOOM連携) 78件 受付開始日:2020年7月26日
・reCaptcha(スパム防止機能) 50件 受付開始日:2020年7月26日
・予算内で最適な機能を希望 96件 受付開始日:2020年7月28日
・ステップメール機能 45件 受付開始日:2020年8月3日
・単発販売機能 69件 受付開始日:2020年8月3日
・特商法・利用規約・個人情報等保護方針作成 88件 受付開始日:2020年8月5日
・管理者のみ投稿機能 49件 受付開始日:2020年8月12日
・自動会費決済機能 105件 受付開始日:2020年8月24日
・ブログ記事作成機能 38件 受付開始日:2020年9月23日
・アプリリリース 36件 受付開始日:2020年10月1日
・アンケート機能 43件 受付開始日:2020年10月5日
・コンテンツコピー防止機能 24件 受付開始日:2020年11月21日
・多言語対応 11件 受付開始日:202011月27日
・会費のキャリア決済機能 28件 受付開始日:2020年12月1日
・Basic認証機能 17件 受付開始日:2020年12月7日
・イベント管理機能 29件 受付開始日:2020年12月23日
・投げ銭受取機能 22件 受付開始日:2021年1月4日
・サーバー・ドメイン取得代行 25件 受付開始日:2021年1月11日
・ロゴ制作 6件 受付開始日:2021年1月11日
・その他
・予算内で最適な機能を希望 38.4%(96件) 受付開始日:2020年7月28日
※2021年3月現在の状況。
管理者がより使いやすく、特に決済機能に関してはcampfire等のサービスを利用せず、運営するサロン独自のものを使用したいといった声もあり、より入会者の手間を煩わせることなく利用してもらいたいという意向がうかがえます。
また、個人情報を取り扱うため、プライバシーに関しての機能を重視する傾向もみられました。ネット上では大手の企業でさえも個人情報が流出してしまう可能性はあるため、その点はより慎重に検討しているものと思われます。
■ 必要なSNSログイン(複数回答可)
最も多くの回答は「Facebook」でした。日本ではユーザー数こそLINEやTwitterを下回る2,600万人(2019年時点)ですが、Facebookは実名登録であることが大きなポイントだと思われます。
次いでLINEですが、LINEの利用者は8,600万人(2019年時点)で国内のSNSとしては最も利用者が多いです。
※尚、それぞれの定型化(選択可能になった日付)は考慮しておりません。申込可能になった日がそれぞれ異なるため、一概に多い=人気ではございませんので、ご了承ください。
受付開始からの申込数は別途公開予定です。
Facebook 47.6%(119件)
LINE 44.4%(111件)
Google 33.2%(83件)
Twitter 27.2%(68件)
Yahoo!ジャパン 9.2%(23件)
Amazon 8.4%(21件)
Apple 5.2%(13件)
mixi 2%(5件)
Github 1.6%(4件)
LinkedIn 1.2%(3件)
予算内で人気のSNSを希望 20.4%(51件)
特になし 21.2%
■ 希望納期
オンラインサロンの開発にあたって希望する納期
オンラインサロン制作を依頼した場合の希望納期として最も回答が多かったのは「特になし」でした。オンラインサロンはデザインUIはもちろん、実装する機能も同じものが二つとない程に多岐にわたります。
それこそオンリーワンのものでないと競合に勝てないことから、より理想のサロン制作を希望しているため、特に納期にこだわりはないとの回答が多いと予想されます。
ちゃんとした、良いものを作ってもらいたい。弊社はそのようなお声に全力でお応えしています。
最短納期 2.4%(6件)
一カ月以内 19.2%(48件)
二カ月以内 8.4%(21件)
三カ月以内 9.6%(24件)
特になし 60.4%(151件)
■ 見積もり依頼に寄せられた様々な声
今回集計を行った見積もり依頼データには、オンラインサロン運営をご検討されている方から、実に様々なお声が寄せられていました。
…すでに自社で運営しているホームページをリニューアルし会員制オンラインサロンを含めた事業化を考えている(法人様)
…オンラインサロン内で月に5回、ZOOMによるオンライン授業を行いたい(個人様)
…ITの知識がないので、立ち上げやシステム周りなど一任したい(個人様)
…すでに動画コンテンツを数十本用意しているので、会員が自由に閲覧できるようなシステム構築をしてほしい(法人様)
このように、個人・法人様とで運営目的は異なりますが、それぞれが描くオンラインサロンの形があるようです。なかには、ITの知識があまりなく何をすればいいか分からないという方もいます。
しかし、そのような方でもしっかりとオンラインサロンの運営ができるよう、弊社ではサポートを行っています。
■ オンラインサロン運営は今後ますます需要が伸びる
オンラインサロンの開発イメージ
今回弊社に寄せられた見積もり依頼データの集計で判明したことは「オンラインサロン運営の需要は今後ますます増える」ということです。
個人・法人様関係なく、それぞれのブランディング方法としてSNSやYouTubeなど様々な媒体が混在する現代ですが、その中でも間違いなくオンラインサロンの需要はこれからも増えていくでしょう。
マーケティングの観点からみても、魅力ある商品の一つとしてオンラインサロンを事業として展開する企業も増えています。また、個人のインフルエンサーも自身のファンを囲い込むことで、お互いがWin-Winになるマネタイズを行っているのが現状です。
一般人でも何かしらオンラインサロンを運営したいと考える「クローズドな人間関係」が当たり前になるまで、そう長い時間はかからないでしょう。
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