株式会社Surg storage(本社:千葉県柏市、CEO:平尾彰浩)は2024年12月4日、フランスのIHU Strasbourg(Institute of Image-guided Surgery)への医療動画データ提供を正式に開始しました。本データは、国立がん研究センター東病院が構築した「S-access Japan」プロジェクトの外科手術動画データベースを基盤としており、これにより、AIを活用した次世代医療技術の開発をグローバル規模でさらに加速させます。
【提携の背景と目的】 (株)Surg storageは、Nicolas Padoy氏(Professor of Computer Science at the University of Strasbourg and Director of Computer Science and AI Research at IHU Strasbourg)がリードする研究チームへ数百症例規模の医療動画データ提供を行いました。IHU Strasbourgは、内視鏡外科やロボット支援手術分野の世界的な研究拠点であり、最先端のAI技術を取り入れた医療ソリューションを研究しています。Surg storageが提供する医療動画データベースは、6,000症例以上の外科手術動画・軟性内視鏡動画を含む、AI開発に必要な高品質データを提供する世界最大規模の医療動画データ基盤です。 今回の提携により、IHU StrasbourgはSurg storageの提供する医療動画データを活用し、手術中に起こる特殊なシーンの可視化が可能となり、内視鏡外科手術の精度向上と効率化を図ることで、新たなAIソリューションの研究に取り組みます。また、本提携により、日欧での医療データの利活用に関する課題解決のための枠組み構築においても、新たな提言の可能性を模索します。
「つくる人をつくる」をビジョンに、登録者1,000人を超えるnote最大級のクリエイティブAI配信メディア「AICU」を運営するAICU Inc.(本社・米国Sunnyvale、代表取締役CEO:白井暁彦)は、2024年12月3日(火)から6日(金)まで東京都千代田区・東京国際フォーラムで開催される「SIGGRAPH Asia 2024」にプログラムスポンサーとして学生ボランティア(SV: Student Volunteers)のユニフォームに協賛出展およびメディアとしてCG分野の発展に貢献します。また、CEO白井暁彦は12月5日(木)15:30よりデジタルハリウッドブースで行われるステージイベントに出演登壇および、12月6日(金)に SIGGRAPH ASIA 2024 Educator’s Forum にて招待講演いたします。
今年17回目を迎えるSIGGRAPH Asia 2024は、各業界の技術者やクリエイティブなプロフェッショナルが国内外から一堂に会する、コンピュータ・グラフィックスとインタラクティブ技術のカンファレンス・展示会です。スポンサー参加およびロゴ掲出に関してCEO白井は「21歳から30年という期間で参加し続けてきたSIGGRAPHコミュニティに協賛企業として参加できることに喜びを感じております。SIGGRAPHコミュニティを影にひなたに支え、世界中からのゲストをお迎えし、新たな仲間をナビゲートする学生ボランティアの胸に輝くロゴとともに『つくる人をつくる』に貢献させていただきます」と述べています。
白井は5日のエキシビション内デジタルハリウッドブースにて「生成AI時代に『つくる人をつくる』国際スタートアップ企業『AICU』活動紹介」および、6日の SIGGRAPH ASIA 2024 Educator’s Forum 「Computer Graphics Education in Japan: Current Status and Future Challenges」(日本のCG教育:現在のステータスと未来のチャレンジ)のトークセッションに世界を代表する研究者・教育者らと登壇し、AICUがビジョンとする生成AI時代における「つくる人をつくる」国際ビジネスの最前線と取り組み、2024年11月11日に設立したAICU Japan株式会社が実現しようとしている未来について解説します。
この度、アルバルク東京所属選手のAIバスケットボールロボット「CUE6」(背番号96)が、2024年9月26日(木)愛知県長久手市の株式会社豊田中央研究所内、アクタスにおいて、24.55mの長距離シュートに成功し、ギネス世界記録™「ヒューマノイドロボットによるバスケットボールシュート最長距離(Farthest basketball shot by a humanoid robot)」を達成しました。なお「CUE」シリーズでは、2019年に達成した「ヒューマノイドロボットによる連続バスケットボールフリースロー最多数(アシスト有り)」の記録達成以来2つ目のギネス世界記録™の達成となります。
株式会社インテグリティ・ヘルスケアは、人とテクノロジーの融合で、医療の未来をつくることを目指したメディカルテック企業です。ICTの先端技術と医療ノウハウを組み合わせ、医師と患者の双方向のコミュニケーションを深めながら一層の診療の質の向上に寄与する、疾患管理システムYaDoc、オンライン診療システムYaDoc Quick、PHR管理システムSmart One Healthの開発を進めています。
AI医療機器を開発するアイリス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:沖山翔、以下アイリス)は、自社が保有する咽頭画像の医学データベースを用いて、AIが咽頭画像から高い精度で高血圧を検出できることを示す最新の研究成果を発表し、その研究論文が「BMJ Health & Care Informatics」に掲載されました。
Adecco Groupは、日本を含むグローバル全体のAI倫理ガバナンスの指針として、2024年2月に「Responsible AI Principles」(責任あるAI活用のための原則)を発表しました。「Responsible AI Principles」は、Adecco Groupの事業におけるAIの使用と開発において、法令を遵守するだけでなく、倫理的で包括的、かつ公正であり続けるために制定されました。今回、Adeccoが運用を開始した新しいマッチングシステムも、「Responsible AI Principles」に則って開発・運用しています。
「Responsible AI Principles」(責任あるAI活用のための原則)について(英語)
Adeccoは、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダーであるAdecco Groupの事業ブランドとして、人財派遣、アウトソーシング、HRソリューションの各サービスを提供しています。日本では、Adecco Group Japanのビジョンである「『人財躍動化』を通じて、社会を変える。」の実現を目指し、それぞれのサービスの革新を図りながら、すべての働く人々のキャリア開発を支援するとともに、企業の多岐にわたる業務の最適化と業績向上をサポートしています。Adeccoに関するより詳しい情報は、https://adecco.co.jp/をご覧ください。
近年のロボティクス技術の発展は驚異的であり、様々な分野で活用の可能性を広げている。 本インタビューでは、2024年に設立したGMO AI & ロボティクス商事の代表取締役社長の内田氏に、同社の取り組みに加え、ロボット普及への課題や解決策、さらに2025年以降のロボティクスの未来像について語ってもらった。
こうした結果が確認できたことから、このたび、リルズとNTTファシリティーズはAIとIoTカメラを活用した技術活用・導入推進に向け、NTTファシリティーズ管理建物13件において画像異常検知AIを導入し、本格導入に向けたPoC(Proof of Concept)による効果検証を行うこととしました。画像異常検知AIによる建物の目視点検の代替は、日本国内において初の取り組みとなります。
アクセンチュアのセキュリティのグローバル統括を務めるパオロ・ダル・シン(Paolo Dal Cin)は次のように述べています。「サイバーセキュリティを取り巻く情勢は、前例のない技術の進歩と地政学的な要因、さらには体系的なサプライチェーンリスクによってますます複雑化しています。アクセンチュアは、生成AIを活用したサイバーセキュリティソリューションを提供し、顧客企業がこれらの変化に迅速に対応し、サイバー攻撃から身を守り、強靭な組織となるよう支援していきます」
AIプログラムのライフサイクル全体で強靭性を確保するため、アクセンチュアのソリューションには、開発フレームワークに関する事例、安全にAIを活用するための方針やプロセス、アクセス、データ、モデル、インフラストラクチャの評価・保護および信頼性の設計(Trust by Design)に基づいたAIシステムの構築が含まれます。また、LLMを含むAIシステムの脆弱性を検知するレッドチーム演習や攻撃シミュレーション、不正なAI活用を検出して保護するための生成AIセキュリティ診断も行います。
アクセンチュアは、企業だけではなく国全体をサイバー攻撃から守るためにも積極的に取り組んでいます。一例として、クウェート政府の中央情報技術庁のサイバーセキュリティインフラを強化するために、Central Agency for Information Technology(CAIT)の設立と管理の支援があります。本件は、アクセンチュアのCyber Future Centerのグローバルネットワークによってサポートされ、生成AIの利点を活用して国内の最も重要な組織を保護することに重点を置き、24時間365日体制の現地チームによってサポートされています。
Tesla Botは、歩行速度が30%以上向上して、指先の触覚と感知能力が進化しました。卵を潰さずに掴むことや重い箱を運ぶこともできるようになり、現在はTeslaのギガファクリー内での作業工程をサポートしています。Teslaが販売している車両と同様にカメラ映像処理と、FSD(フルセルフドライビング)技術を応用しているTesla Botは、今後も様々な作業や、人間のサポートを行う人型ロボットに進化する予定です。
三菱電機株式会社は、当社 開発本部 情報技術総合研究所(神奈川県鎌倉市)および米国の現地法人であるMitsubishi Electric Research Laboratories(米国マサチューセッツ州、以下、MERL)の研究員の論文3件が、NeurIPS2024にて採択されましたのでお知らせします。また、本カンファレンスにて1件のワークショップをMERLが主催します。
NeurIPS(Neural Information Processing Systems)は、AIと機械学習分野で世界最高峰の国際カンファレンスであり、2024年は1万5千件を超える投稿の中から約25%の論文が採択されています。各成果の詳細は、カナダのバンクーバーで12月10日から15日まで開催される同カンファレンスのセッションで発表する予定です。
当社グループは、今後も持続可能な未来への貢献を目指し、先端技術の研究開発に取り組んでまいります。
■「NeurIPS」採択論文3件とMERL主催ワークショップ1件の概要
<2024年 当社グループのNeurIPS採択論文のタイトル・著者・概要・掲載リンク一覧>
○タイトル
RETR: Multi-View Radar Detection Transformer for Indoor Perception
Evaluating Large Vision-and-Language Models on Children’s Mathematical Olympiads
(大規模視覚言語モデルを子供向け国際数学コンテストの問題で評価)
○著者
Anoop Cherian(MERL)、Kuan-Chuan Peng(MERL)、Suhas Lohit(MERL)、Joanna Matthiesen(Math Kangaroo USA)、Kevin Smith(Massachusetts Institute of Technology)、Joshua B. Tenenbaum(Massachusetts Institute of Technology)
Anoop Cherian(MERL)、Kuan-Chuan Peng(MERL)、Suhas Lohit(MERL)、Honglu Zhou (Salesforce AI Research)、Kevin Smith(Massachusetts Institute of Technology)、Tim K. Marks(MERL)、Juan Carlos Niebles(Salesforce AI Research)、Petar Veličković(Google DeepMind)
Probabilistic Forecasting for Building Energy Systems: Are Time-Series Foundation Models The Answer?
○著者
Young-Jin Park(Massachusetts Institute of Technology)、Jing Liu(MERL)、François G Germain(MERL)、Ye Wang(MERL)、Toshiaki Koike-Akino(MERL)、Gordon Wichern(MERL)、Navid Azizan(Massachusetts Institute of Technology)、Christopher R. Laughman(MERL)、Ankush Chakrabarty(MERL)
○タイトル
Forget to Flourish: Leveraging Model-Unlearning on Pretrained Language Models for Privacy Leakage
○著者
Md Rafi Ur Rashid(Penn State University)、Jing Liu (MERL)、Toshiaki Koike-Akino(MERL)、Shagufta Mehnaz(Penn State University)、Ye Wang(MERL)
○タイトル
Spatially-Aware Losses for Enhanced Neural Acoustic Fields
○著者
Christopher Ick(New York University)、Gordon Wichern(MERL)、Yoshiki Masuyama(MERL)、François G Germain(MERL)、Jonathan Le Roux(MERL)
○タイトル
FV-NeRV: Neural Compression for Free Viewpoint Videos
長谷 亮(三菱電機)、Md Rafi Ur Rashid(Penn State University)、Ashley Lewis(The Ohio State University)、Jing Liu(MERL)、Toshiaki Koike-Akino(MERL)、Kieran Parsons(MERL)、 Ye Wang(MERL)
○タイトル
Slaying the HyDRA: Parameter-Efficient Hyper Networks with Low-Displacement Rank Adaptation
○著者
Xiangyu Chen(University of Kansas)、Ye Wang(MERL)、Matthew Brand(MERL)、Pu (Perry) Wang (MERL)、Jing Liu(MERL)、Toshiaki Koike-Akino(MERL)
○タイトル
Preference-based Multi-Objective Bayesian Optimization with Gradients
○著者
Joshua Hang Sai Ip(University of California Berkeley)、Ankush Chakrabarty(MERL)、Ali Mesbah(University of California Berkeley)、Diego Romeres(MERL)
○タイトル
TR-BEACON: Shedding Light on Efficient Behavior Discovery in High-Dimensions with Trust-Region-based Bayesian Novelty Search
○著者
Wei-Ting Tang(The Ohio State University)、Ankush Chakrabarty(MERL)、Joel A. Paulson(The Ohio State University)
2つ目の観点である「AI対応力」については、BCGのASPIREフレームワークを構成する6要素に基づいて評価しました。6要素とは、「目標設定(Ambition)」「スキル(Skills)」「政策と規制(Policy and regulation)」「投資(Investment)」「研究とイノベーション(Research and innovation)」「エコシステム(Ecosystem)」です。