『2秒でブッカク!』は不動産売買に特化した業者間のやり取りをオンライン上で完結するSaaS型システムで、物件問い合わせを効率化し、テレワークでの対応もより容易にします。三菱地所レジデンスでは、リノベーション事業部にて『2秒でブッカク!』を導入することにより、リノベーション物件の販売業務の効率化を進め、RENOSY Xにシステムへのフィードバックを行うことで、 RENOSY Xではシステムのアップデートや今後のシステム開発に役立て、不動産業界全体のDXへ貢献してまいります。
- RENOSY X の「2秒でブッカク!」を三菱地所レジデンスが大手で初めて導入
- 両社は今後、当システムを通じて蓄積される様々な情報や知見、ノウハウを再利用し、新たな価値創造に結びつけ業界全体のDXへ貢献する
- DX銘柄2020に認定された2社(GA technologies、三菱地所)のグループ会社であるRENOSY Xと三菱地所レジデンスが不動産業界のDXを推進
◆ 「2秒でブッカク!」とは
不動産売買に係る物件情報の確認や内見の日程調整、広告掲載の確認といった、業者間におけるコミュニケーションをオンライン上で完結する業務支援システムです。従来の不動産売買仲介会社が、電話やFAXで行っていた作業をシステム化し、一次対応の受電を減らすことで大幅な業務効率化を実現させます。
主な機能:
- QRコードを読み取るだけ、2秒で販売状況・価格確認や、内見調整が可能に
- 広告掲載許諾・資料送付など定型対応を24時間/365日自動化
- 一元タスク管理を可能にし、テレワークやチームでの対応を容易に
2秒でブッカク!: https://renosy-x.co.jp/service/2sec-bukkaku.html
プロダクト紹介 YouTube: https://youtu.be/84lfLzLBH9U
◆ 概要
新型コロナウイルスの感染拡大が全国的に加速する中、継続してテレワークの実施や非対面でのやりとりに注目が集まり、不動産業界でも「電話やFAXでの問い合わせ」や「書面のやりとり」など、出社を前提としていた業務を見直す不動産業のDXに注目が集まっています。
RENOSY Xが提供する「2秒でブッカク!」を三菱地所レジデンスが導入することで、リノベーション物件の販売業務をデジタル化し、業者間におけるコミュニケーションをオンライン上で完結します。
これにより、三菱地所レジデンスでは売買物件において、仲介会社からの「物件の確認」「内見調整」「広告掲載承諾許可」「資料請求」などの一次対応をデジタル化させます。また、 電話やFAXで行っていた作業をシステム化することによりパートナー企業の物件確認や資料請求のやりとりもデジタル化し、不動産販売業務を最大約95%(※1)削減します 。 三菱地所レジデンスが先駆者となり、アナログと言われる不動産取引の業務をデジタル化することにより、不動産業界のDX推進に寄与していきます 。
また今後、三菱地所レジデンスはシステム導入におけるフィードバックや蓄積される様々な情報や知見を RENOSY X へ提供し、 RENOSY Xはシステムのアップデートや新しい価値、業務改善ツール・ビジネスモデルの創造に役立てることで、不動産業界全体のDXへ貢献してまいります。
RENOSY Xと三菱地所レジデンスの各親会社は、2020年度の経済産業省・東京証券取引所が選ぶ「DX銘柄2020」に不動産業として選出され、両社ともDX推進に向け注力してまいりました。今後も、不動産業の積極的なDXを推進すると共に、自社の経験に基づいた技術やノウハウで業界のデジタルシフトに貢献してまいります。
※1 「2秒でブッカク!」の機能をフルに活用した際、算出した1媒介あたりにかかる時間の最大作業削減率
<参考>三菱地所レジデンスのリノベーション買取再販事業
三菱地所レジデンスは、2014年のリノベーション事業部発足以来、首都圏を中心に、一戸もしくは一棟単位で中古マンションを買い取り、リノベーション後に販売する事業を進めています。
新築分譲マンション「ザ・パークハウス」で培ったノウハウで、お客様のニーズに合った設備・仕様の採用をはじめ、2年間のアフターサービス、新耐震基準適用の物件選定など、安心して暮らしていただけるリノベーションマンションを提供。今年度を初年度とする「新中期経営計画」においては重点事業と位置付け、来期は300戸の仕入れを計画しています。
◆各社代表コメント
<株式会社RENOSY X 代表取締役 清水雅史>
我々RENOSY Xは「不動産取引の新しいかたちを創造する」をミッションに、不動産取引に関わるクライアント企業の様々な業務のDX化を推進しています。例えばそのひとつに、不動産売買業における一次問い合わせのオンライン化があります。当社は、『2秒でブッカク!』を通じて、一次対応などの一部作業をデジタル化、効率化することにより、不動産売買仲介会社がより注力すべき重要な業務の作業時間を増加させます。一方で、オンライン一辺倒でなく、電話などのオフライン業務も重要であると考え、対面でのやりとりが必要不可欠な不動産業界において、リアルとテックを融合したハイブリッドなIT環境を提供することで、付加価値の高い仕事を可能にします。今回の三菱地所レジデンス様への『2秒でブッカク!』 提供を通じて、今後、不動産業界全体の業務効率化に大きく寄与できるものと考えております。
今後も不動産業界とその隣接業界のDX推進を加速させ、「不動産取引の新しいかたちを創造する」のミッション実現に向けて進んでまいります。
<三菱地所レジデンス株式会社 執行役員リノベーション事業部長 大林督明>
当社は、リノベーション買取再販事業を成長事業と捉えて、大幅な規模拡大を目指しています。中古物件の販売においては、不動産仲介会社と電話やFAXでの膨大なやりとりが頻繁に行われており、担当者の大きな負荷になっているという現実があります。今般、『2秒でブッカク!』を採用することで、業務が効率化され、不動産仲介会社、当社ともに負担の軽減につながり、業務効率化・改善がなされるものと期待しています。当社はオンライン接客やRPAの導入など不動産テックの活用に取り組んでおり、今後も不動産取引のDXを推進してまいります。◆ DX(デジタルトランスフォーメーション)銘柄(旧;攻めのIT経営銘柄)とは
経済産業省と東京証券取引所が、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化といった視点から、経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なIT活用に取り組んでいる上場企業を業種区分ごとに選定・公表するものです。これまでは「攻めのIT経営銘柄」として過去5回にわたり、企業の選定・公開が行われていましたが、近年のデジタル技術を前提とした、抜本的なビジネスモデル等の変革で、新たな成長・競争力強化につなげていく「デジタルトランスフォーメーション(DX)」のグローバルな潮流が起こってきていることを踏まえ、2020年の銘柄では、選定の焦点をDXに絞り込むとともに、名称の変更がなされました。今年2020年のDX銘柄として不動産業としてはGAテクノロジーズグループと三菱地所が選出されました。
DX銘柄2020(経済産業省Webページ):
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/keiei_meigara/keiei_meigara.html
◆ RENOSY X 会社概要
社名:株式会社RENOSY X(株式会社リノシー クロス)
代表者:代表取締役 清水 雅史
URL:https://renosy-x.co.jp/
本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー40F
設立:2019年11月
資本金:5,000万円(2020年11月末日時点)
事業内容:
・不動産取引業におけるIT活用コンサルティング
・テクノロジーを活用した不動産仲介の営業支援システムの開発、運営
・住宅ローン申し込みプラットフォームサービス
「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY(モーゲージ ゲートウェイ バイ リノシー)」の運営
◆ 三菱地所レジデンス会社概要
社名: 三菱地所レジデンス株式会社
代表者:代表取締役 取締役社長 宮島 正治
URL: https://www.mec-r.com/
所在地:東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
事業:不動産の開発、不動産の販売、不動産の賃貸借