新型コロナウィルスが世界を襲い、デジタルによる変革は待ったなしの状況です。訳者は、2018年11月にニューヨークのカンファレンス会場で著者に出会い、著者の明解なメッセージと実務的で使いやすいフレームワークに魅了されました。その後、本書のコンセプトやフレームワークを、訳者のコンサルタントする大手通信会社、大手重電メーカー、総合電機メーカーなどのプロジェクトへ導入しました。クライアントから高い評価を得ており、本書の具体的なツールやフレームワークは、日本企業においても有効であることは既に実証済みです。「ニューノーマルの時代に、DXとは技術に関するものではなく戦略思考をグレードアップすることであり、日本企業の戦略構築の役に立ちたい」との想いから、出版が決まりました。
◆ 本書について
原書となる「The Digital Transformation Playbook Rethink your business for the digital age」は2016年に発売され、コロンビア・ビジネス・スクールを始めとしたトップビジネススクールのDXの教科書として活用されています。既に中国語、ブラジル語、ロシア語、ベトナム語、トルコ語、ドイツ語に翻訳されており、本書の日本語版で8か国語目となります。各企業が事業のマーケティングに関する意思決定や戦略策定に適用できるよう、実践的なツールやフレームワークがケーススタディと共に詰め込まれています。情報システム会社、企業のChief Digital Officer、企画、情報システム担当などの方で、「DXプロジェクトを開始したが、どうも軌道に乗らない」など実践にお困りの方にお読みいただきたい1冊です。
タイトル:「DX戦略立案書: CC-DIVフレームワークでつかむデジタル経営変革の考え方」
著者:デビッド・ロジャース / David L. Rogers
訳者:笠原英一
定価:4,200円+税
発売日:2021年1月7日(木)
出版社:白桃書房
書籍URL:https://www.hakutou.co.jp/book/b553663.html
◆ 著者について
デビッド・ロジャース(David L. Rogers)は、コロンビア・ビジネス・スクール教授,ブランド及びデジタル戦略の分野におけるグローバルリーダーの一人。顧客ネットワークとデジタル変革の先駆的モデルを開発。コロンビア・ビジネス・スクールでは、エクゼキュティブ向けの教育プログラムのファカルティ・ディレクターとして、主にデジタル・ビジネス及びデジタル・マーケティングを担当。訳者とは2年に渡る親密な交流があり、訳者クライアントの社内セミナーに登壇の経験もあり。
◆ 訳者について
笠原英一は、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科客員教授、アジア太平洋マーケティング研究所(APRIM)所長を務める。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科では、2020年度より開始した「DX特別講座」が人気講座となり、次年度度以降は企業スポンサーが付き、受講生・聴講生の人数を大幅に拡大して講座開講予定。APRIMでは、研究開発・事業開発からマーケティング・販売・財務 (IPO,M&A)・企業コミュニケーション・DXなどをテーマに機能横断的な問題解決支援を行なうコンサルティング、セミナー、研修などを実施。理論を実践に応用するAction Based Learning形式が人材育成に貢献すると好評を得ている。
会社名:アジア太平洋マーケティング研究所
代表者:所長 笠原 英一Ph.D.
所在地:〒153-0043 東京都目黒区東山1丁目6番5
E-mail:info@aprim.jp
ウェブサイト:http://www.aprim.jp/
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