CDO of The Year(グローバル)について
CDO Club(米国)では、2013年より、毎年CDO of The Yearを開催。2013年は、オバマ氏の大統領就任に当たり、「WhiteHouse.gov」の作成を担当したTeddy Goff氏。2015年は、スターバックスのCDOのAdam Brotman氏、2017年は、IBMのGlobal Chief Data OfficerのInderpal Bhandari博士などが受賞しています。また、オーストラリアのナショナルラグビーリーグのCDOや英国政府のCDO、ニューヨーク市のCDOなど様々な組織のCDOが受賞しています。
選考委員について(敬称略)
神岡 太郎(一橋大学商学研究科 教授 / 一般社団法人CDO Club Japan顧問)
森川 博之(東京大学 大学院工学系研究科教授)
加茂 純 (一般社団法人CDO Club Japan 代表理事)
一般社団法人CDO Club Japan 理事会
CDO Club global CDO of The Year committee
Japan CDO of The Year 2020 受賞者概略
Japan Chief Digital Officer of The Year 2020(最高デジタル責任者賞)
味の素株式会社代表取締役 副社長執行役員 CDO
福士 博司 氏
プロフィール
北大工学院化学工学修士(1984)同年、味の素株式会社入社。アミノ酸事業を中心に技術畑を経験。E-ラーニングで MBA、PhD(Business)を取得後、ヘルスケアを主体とした事業畑に転向し、専務執行役員アミノサイエンス事業本部長時代に事業改革を実行。現在は、代表取締役副社長、CDOとして全社のデジタルトランスフォーメーションを推進中。 2000%ソリューション(和訳)、We Will Make the World Green、 An Approach to the Environmentally Sustainable Businessなどの著者。
受賞理由
2019年6月より同社の副社長CDOとして同社のデジタルトランスフォーメーションを急速に押しすすめ、長期的なDXのビジョンだけでなく、活動全体を評価基準やKPIなども設置して全社的な活動として牽引し、同社だけでなく、追随する他の企業にとっても模範的なDXの推進方法であると評価。
また、上記手法やDXに関連する各情報をCDO Club Japanだけでなく、惜しみなく広く社会にも発表するなどの行動は、CDOという役職の認知・普及に多大なる貢献であると認めJapan Chief Digital Officer of The Year 2020として表彰。