今回調達した資金は、当社が提供するクラウドキッチンプラットフォーム「cookpy」のサービス強化のための機能開発、人材採用等に充てる予定です。
■今回の引受先
(新規)食の未来ファンド(kemuri ventures)、コロプラネクスト
(既存)East Ventures、YJキャピタル
■資金調達の背景・目的
新型コロナウイルスの感染症拡大により外食市場は大きく縮小していますが、これを受けて飲食店はデリバリーやテイクアウトなど新たな販売形態を導入することで進化しようとしています。
cookpyは「これからの外食の価値とは何か?」をデリバリーやテイクアウトを起点に再考することで新たな飲食の価値を構築し、外食市場の回復と新たな進化/再興そしてcookでhappyが増えていく世界を目指しています。
このような大きな課題に向き合い、当社は、デリバリーメニューを提供したいレストランと既存飲食店のキッチンを繋ぐクラウドキッチンプラットフォーム「cookpyクラウドキッチン」を開発、提供してまいりました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、イートインの営業だけでなくキッチンを効率化してデリバリーで収益化したいというニーズが高まり、当社へのお問い合わせ数はサービスローンチした2020年5月以降で200件以上、毎月192%以上の推移で増加しています。
特に、個店〜小・中規模のチェーン店様におけるキッチン/スタッフ稼働率向上と収益化のための導入が加速しており、多くの飲食店樣が既存経営スタイルからの脱却と変革を迫られていることを当社も強く実感しております。
このような背景も受け、当社は「cookpy」を通じて、飲食店のデリバリー/テイクアウトを起点とした
- 新たな収益化モデルの構築
- 販売/販促チャネルのマルチチャネル化支援
- マルチチャネル化に伴うあらゆる業務のデジタル(DX)化
をさらに加速するため、このたびプレシリーズAラウンドの資金調達を実施いたしました。
調達した資金は、特にcookpyパートナーデリバリーブランドの開拓、cookpyクラウドキッチンのサービス・機能拡張、及び質の高いサービス提供のための人材採用に活用していく予定です。
将来的には、レストランがデリバリーを起点にビジネスを初めて立ち上げる際に選ばれるプラットフォーム=飲食版のshopifyを目指しcookpyを進化させていきたいと考えています。
▼デリバリーブランド/シェアリングブランドオーナー、レストランオーナー様の方は以下よりお問い合わせください。
cookpy オフィシャルサイト:https://cook-happy.com/
■クラウドキッチンプラットフォーム「cookpyクラウドキッチン」
cookpyは、デリバリーメニューを提供したいレストランと既存飲食店のキッチンを繋ぐクラウドキッチンプラットフォームです。
当サービスは、デリバリー/テイクアウトに特化し最大限に効率化されたブランドとオペレーションの提供を通じ、稼働率の低い商業キッチンスペースを副業型デリバリーハブ転換しイートイン以外の新たな収益の創出を実現します。
なお、cookpyクラウドキッチンの導入に伴う飲食店舗樣の先行投資は不要で、設備への投資や初期費用は必要ありません。当社は注文ごとに収益を上げているので、飲食店舗樣が利益を上げている時だけ利益が出る仕組みとなっており、cookpyクラウドキッチン導入飲食店舗樣との利害が一致していることが大きな特徴です。
cookpyクラウドキッチン サービスサイト:https://cook-happy.com/cloud-kitchen
<取り組み例>
・自社のブランドを既存飲食店舗のキッチンとスタッフを活用することでデリバリーオンリーのシェアリングブランドとして多店舗展開することを実現
・D2C食品ブランドや地元にしか販路を持ちえなかった地方ブランドがデリバリー専用店舗として新しい商圏(販売販路)と顧客を獲得することで新たな収益を上げることを実現
・導入店舗様がデリバリー専用外部メニューをテイクアウトでも販売することで実店舗への集客へ活用
■投資家からのコメント
・岡田 博紀氏(食の未来ファンド(kemuri ventures)代表パートナー)
WithコロナやAfterコロナのニーズに合致したcookpyが、「明るい食の未来を創る」ことに繋がると期待しています。
実行力ある経営者安井さんを、フードテック特化の「食の未来ファンド」らしく、事業面でのサポートを行っていきます。今回ご一緒させていただく他株主の方々との共創も楽しみです。
・淵江 大道氏(コロプラネクスト シニアアソシエイト)
コロプラネクストは「日常をより楽しく、より素晴らしく」するサービス・スタートアップへ注目しております。
「外食を楽しむ」という以前の光景が様変わりする中、新たなフードサービスのあり方を提案するcookpyと安井さんに大きな期待をし、この度ご出資をさせて頂きます。
時世とプロダクトがフィットした今、cookpyが大きな成長を実現できる様、他株主の皆様とも連携をし全力でバックアップを行って参ります。
・ハミルトン世菜氏(East Ventures シニアアソシエイト/Code Republic共同代表)
コロナ禍の影響で特に都心部で定着が早まったデリバリー市場ですが、これから、多様化してくる需要とともに、まだまだデリバリー市場は成長していくと考えております。
cookpyはそんなデリバリー市場を入り口とした、飲食店のDXサービスとして展開していき、彼らにとって不可欠なものとなっていくと確信しています。
冷静ながらも目標に突き進む、推進力のある安井さん率いるcookpyの躍進を期待しています!
・松山 馨太氏(YJキャピタル インベストメントマネージャー/Code Republic共同代表)
新型コロナウィルスの影響によりデリバリー・テイクアウトが普及しましたが、この傾向はAfterコロナにおいても飲食店の収益源の多様化として継続していくと考えています。
cookpyはそんなAfterコロナ時代の飲食店を支援するプラットフォームとして活躍すると確信しています。
猪突猛進の行動力と洞察力溢れる安井さんを筆頭に皆様と共に外食産業のアップデートに挑戦できることを楽しみにしています!
■ククピー代表安井のコメント
・安井 一男(株式会社cookpy 代表取締役CEO)
cookpyは、デリバリーメニューを提供したいレストランと既存飲食店のキッチンを繋ぐクラウドキッチンプラットフォームです。今回のラウンドでは、「外食産業をアップデートしcookでhappyを増やしていく」という当社のビジョンにご賛同いただき、既存投資家のEast Ventures・YJキャピタルに加え、外食領域にて豊富な知見を持ち国内ベンチャーキャピタルとしては初となるフードテック特化型ファンドVCである食の未来ファンド(kemuri ventures)、「日常をより楽しく、より素晴らしく」する世界を実現するためユーザーを大切にする知見と文化を持つベンチャーキャピタルであるコロプラネクストに参加いただき、誠にうれしく思っております。
今回調達した資金を、プロダクト及びサービス強化のための機能開発とチーム強化に投資し、ビジョン実現に向けチームククピー一丸となって取り組んでまいります。
*外部メディア寄稿記事
『コロナショックが可視化したクラウドキッチンの可能性』(CEO安井)
https://forbesjapan.com/articles/detail/33666
■株式会社cookpy 会社概要
社名 :株式会社cookpy(cookpy,Inc.)
代表取締役CEO : 安井一男
設立 : 2017年10月30日
資本金:51,455,832円(資本準備金含む)
事業内容 : クラウドキッチンプラットフォームcookpyの運営/cookpyクラウドキッチンの運営/cookpyクラウドキッチンFC加盟開発
本社所在地 : 〒106-0032 東京都港区六本木 4-2-45 髙會堂ビル2階
会社HP: https://cook-happy.com/
■報道機関からのお問い合わせ先
株式会社cookpy 広報担当
以下フォームもしくはメールよりお問い合わせくださいませ。
https://contact-cookpy.netlify.app/
MAIL:info@cook-happy.com