「デジタルトランスフォーメーションは、RPAテクノロジーを使って試みた取り組みを引き合いに出すために、しばしば過剰に単純化されがちですが、我々の経験では、画一的な自動化アプローチはまだまだ未開拓な領域であるということが言えます」と、ABBYYの最高マーケティング責任者を務めるスコット・オピッツ氏はコメントしています。「事業の自動化を成功させるために、組織はAPAとプロセスインテリジェンスを組み合わせながら、エンドツーエンドのプロセスの理解を速め、自動化で最も影響力のあるプロセスを特定するために必要な洞察力を養う必要があります。そのうえでAlteryxのAPAプラットフォームの力を借りれば、最大の利益をもたらす自動化への道が切り開かれます。」
Constellation ResearchのShortList™ for Robotic Process Automation(https://www.constellationr.com/research/constellation-shortlist-robotic-process-automation-4)によると、「RPA市場は、ビジネスプロセス管理、プロセスマイニング、ワークフローのためのツールに収束しつつあるそうです。同社はさらに、こうしたツールが人工知能(AI)を活用して人間と機械のプロセスの境界線を曖昧にすることをバイヤーは期待すべきである。」と述べています。Constellationは、自動化機能とプロセスの理解、データサイエンスに基づく予測的インサイトを融合させた「インテリジェント・オーケストレーション(intelligent orchestration)」という新たなカテゴリーの到来を予測しています。
「ステークホルダーがどれだけ迅速にデータ駆動型のインサイトにアクセスして情報に基づいた意思決定を行えるかどうかに左右される、可変性の高いプロセスが数多く存在します」と、Constellation ResearchのVP兼主任アナリストを務めるダグ・ヘンシェン氏はコメントしています。「金融サービス、保険、輸送、物流、ヘルスケアなどの業界では、インサイトのギャップが顧客体験に大きな影響を与えている例が見られます。 ABBYYとAlteryxのパートナーシップは、互いに補完的な機能をもたらし、プロセスの自動化・最適化の最先端領域で見られる収束の模範となることでしょう。」
この複合ソリューションでは、Alteryx社のデータアクセス、変換、事前分析、機械学習機能をABBYYのプロセスマイニング、分析、モニタリング、予測プロセスインテリジェンスと統合しています。高度なアナリティクス機能とプロセスインテリジェンス機能の画期的な組み合わせにより、最も重要なビジネスオペレーションのための優れた自動化ソリューションを実現します。
ABBYY Timelineでは、Timelineのプロセスマイニングとディスカバリー、プロセスの分析と可視化、リアルタイムのプロセスモニタリングと予測プロセス分析をシームレスに統合することで、プロセスインテリジェンスの力をAlteryx APAのワークフローに注ぎ込みます。
ビジネスプロセスの評価: ビジネスプロセスの迅速なマイニング、再構築、可視化、分析を行い、どのプロセスがAPAの恩恵を受けるかを特定します。
ビジネスプロセスの分析: Timelineのプロセス分析、クエリ、フィルタリング機能は、分析プロセスをインラインで強化し、プロセスを意識した補足的なデータ変換・分析を可能にします。
ビジネスプロセスの監視: Timelineのプロセスモニタリングを活用すれば、Alteryxのユーザーは、プロセスステップが複数なバックエンドシステムで実行されている場合でも、既存のビジネスプロセスを監視することができます。ビジネス条件を素早く特定したうえで、Alteryxのワークフローを開始し、さらにTimelineを使用することで、実行場所に関係なく、エンドツーエンドのビジネスプロセスを監視し、確実に完了させることが可能になります。
「ハイパーインテリジェントな自動化に対する顧客の関心が高まる中、データ中心の業務プロセス自動化を容易にすることは非常に重要なことです」と、Alteryxの戦略・マーケティング最高責任者を務めるシャーミラ・ムリガン氏は述べています。「ABBYYのProcess IntelligenceプラットフォームとAlteryxのAPAプラットフォームを組み合わせることで、企業は複雑なビジネス・分析プロセスにおけるステップを全て自動化することができます。それにより自動化されたアクションが誘発されていきます。AlteryxとABBYYの相乗効果を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーションの優先事項を加速させることができます。」
高度なプロセスマイニングとディスカバリーを活用することは、戦略的なイニシアティブが増えるということです。それを通じて組織はより深い分析とプロセスアクティビティへのインサイトを得ることができ、その効果を向上させることができます。分析会社のNelsonHall社は、プロセスマイニングおよびディスカバリー市場は2024年までに54億ドルに成長すると予測しており、ABBYYはそのカテゴリーのリーダー(https://www.abbyy.com/company/news/nelsonhall-names-abbyy-a-leader-in-process-discovery-and-mining-neat-assessment-2020/)として注目されています。同様に、データサイエンスと機械学習(DSML)のプラットフォームは、データの調達、モデルの構築、機械学習のインサイト運用に使用されることが多くなってきています。
Alteryx APA プラットフォームのためのABBYY Connectorは、ABBYYのページ https://www.abbyy.com/isolutions/alteryx/connector/ から、Alteryx Analytics Galleryのページでは https://gallery.alteryx.com/#!app/ABBYY-Timeline-Connector-for-Alteryx/5f74c9a80462d7063cdcf611 から入手いただけます。
ABBYYのプロセスインテリジェンスソリューションに関する情報は、https://www.abbyy.com/solutions/process-intelligence/をご参照ください。
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ABBYYについて
ABBYYは、デジタルインテリジェンスプラットフォームを用いて、企業のビジネスプロセスとプロセスの起点となるコンテンツを完全に把握できるようにします。 ABBYYのテクノロジーは、5000社以上の企業で使用されており、その中にはフォーチュン500にランク付けされている企業も多数名を連ねています。インテリジェント・ドキュメント・プロセッシング(IDP)やプロセスディスカバリー&マイニングといった分野では、ABBYYのリーダーシップが高く評価されており、顧客体験、有効性、収益性、市場競争における優位性といった点で絶大な影響力を発揮しています。 ABBYYは世界13か国に事業拠点を持つグローバル企業です。 詳しい情報については、https://www.abbyy.com/ja/company/about-us/ をご参照ください。
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Alteryxについて
分析プロセス自動化(APA)のリーダーであるAlteryxは、分析、データサイエンス、ビジネスプロセスの自動化を単一のエンドツーエンドプラットフォームに統合し、デジタルトランスフォーメーションを迅速化させています。 世界中の様々な規模の企業がAlteryx社のアナリティック・プロセス・オートメーション(APA)プラットフォームを利用しており、それを通じてインパクトのある事業成果を達成し、現代における労働力の迅速なスキルアップを実現しています。 詳しい情報については、https://www.alteryx.com/ja/company/about-us をご参照ください。
※ABBYYとABBYYのロゴは、ABBYY Software Ltd.の登録商標または商標です。本記事に記載されているその他の製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があり、ここではそのように認識されています。
※AlteryxはAlteryx, Inc.の登録商標です。その他の全製品名は、各所有者の商標または登録商標である可能性があります。