一方、IT基盤において、従業員の業務環境改善に加え、すべての事業の顧客ニーズやビジネス環境の変化に柔軟に対応するには、自社内でサーバを運用・管理するオンプレミス型での運用では難しくなっていたため、クラウドベースの次世代IT基盤の構築を検討していました。
そこで、次世代IT基盤構築のパートナーとして、高いセキュリティと強固な通信ネットワークの実現が可能なクラウドベースのデジタルワークプレース関連サービスを提供するIIJをパートナーに選定しました。
シナネンホールディングスの通信ネットワーク構成イメージ
今回、次世代IT基盤を構築したことで、あらゆる事務作業のオンライン化が進み、緊急事態宣言後の在宅勤務期間や繁忙期においても、快適な通信環境のもとでのテレワークやWEB会議の実施、事務作業の効率化が可能になり、社会インフラを担う業務を安定稼働させることができました。今後はクラウドに移行したことで、AIやIoT、ビッグデータの活用や他のクラウドサービスとの連携や各事業部門で業務改善がさらに進むことを期待しています。
シナネンホールディングスは、各事業における競争力の維持・強化を図るために、目まぐるしく変わるビジネス環境に柔軟に対応できる基幹システムの高度化を目指し、今後もDXを推進してまいります。
※デジタルトランスフォーメーション(DX):抜本的に業務を見直し、高度なデジタル化を行うことで効率化を実現し、生産性を高めること。
■シナネンホールディングス株式会社について
https://sinanengroup.co.jp
シナネンホールディングス株式会社は、1927年に創業したエネルギーサービス企業グループの持株会社です。グループのミッションとして、「エネルギーと住まいと暮らしのサービスで地域すべてのお客様の快適な生活に貢献する」を掲げ、消費者向けのエネルギー卸・小売周辺事業、法人向けのエネルギーソリューション事業、非エネルギー事業(自転車・シェアサイクル事業、環境・リサイクル事業、システム開発事業、抗菌事業、建物維持管理事業等)を提供しています。脱炭素社会の実現に向け、企業としての取り組みも強化しています。