CRMベストプラクティス賞は、適切なCRM導入プロセスを通して日本に「顧客中心主義経営(CRM)」を実現することを目指し、CRMの観点から成果を上げた企業や組織を表彰するものです。
本年は、地方創生、国土強靭化に向けた体験型VRシステムの販売や、都市をデジタル化したVRデジタルプラットフォームによる顧客のDX推進に力を入れる地域営業拠点(札幌事務所・仙台事務所・名古屋事務所・金沢事務所・大阪営業グループ・福岡営業所・沖縄事務所)で、運用支援、人材育成、評価・先進事例の共有など、顧客ごとの経験・課題に応じた丁寧な支援体制を整え、顧客経験価値の向上に注力した「地域の未来創生をVRで描くモデル」が評価されました。
併せて、営業デモや製品セミナーなどを中心にオンライン営業活動への転換を行いニューノーマルにいち早く対応することで、このような取り組みをリモート環境下で実現した点も、「新型コロナウイルス対応モデル事例」として評価されています。
当社はこれまで、国内外営業、インストラクタ・事務、開発、人事・総務など、あらゆる部門でのCRM活動挑戦を通して全社一丸のCRM体制確立・強化を継続してきました。2014年にUC-1開発サポートにおける顧客中心主義が評価された「CRM奨励賞」以降は、以下のような取り組みが評価され、いずれもベストプラクティス賞を受賞しています。今後も、変化する社会状況や顧客の課題に迅速に対応しつつ、引き続きCRM活動の強化を進めてまいります。
【2015年】
顧客中心主義経営の高度かつ継続的な活動が評価された「高度技術と顧客ニーズの融合モデル」
【2016年】
サブス導入・運用と製品デモ活動強化に取り組んだ「サブスクリプション等のサービス体系移行モデル」
【2017年】
開発担当者が製品セミナーやユーザー会合などで顧客との対話強化を実践した
「開発者と業界ステークホルダーとの対話強化モデル」
【2018年】
人事・総務部門の従業員向けマネジメントシステム(ERM)導入によりCRM提供体制強化に取り組んだ
「人事システム連携型CRMモデル」
【2019年】
海外営業において潜在層を開拓し、ブランド構築とCRMの実践で海外顧客として定着させた
「潜在顧客育成による海外展開モデル」
【2020年受賞理由(要約)】
土木系シミュレーションソフト等を提供する同社は、毎年重点取り組み部署を変えながら、全社組織へのCRM徹底浸透を進めている。本年は地方創生、国土強靭化に向けた体験型VRシステムの販売や、都市をデジタル化したVRデジタルプラットフォームによる顧客のDX推進に力を入れる地域営業拠点で、顧客の立場に立った体験営業やソフト導入の丁寧な教育指導をリモート環境下で実現。出来上がった作品のコンテスト等も実施し、顧客の習熟、満足度向上にも工夫を凝らしている。
【表彰式・特別講演・事例発表】
日時:2020年11月4日(水)
会場(本部):東京都新宿区新宿 1-1-14 YAMADA ビル 10F
※Web 会議を利用したオンラインで開催
【関連情報】
▼ 一般社団法人 CRM協議会
http://www.crma-j.org/
▼「2019 CRMベストプラクティス賞 継続賞」連続受賞~潜在顧客育成による海外展開モデルを評価~
https://www.forum8.co.jp/forum8/press/press191031.htm