企業や組織が、デジタル技術の進化やそれに伴う環境の変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)。新内閣が発足し、「デジタル庁」の創設が検討されるなど、日本のDXが急速な進展が期待されますが、具体的にどのような取り組みがなされ、企業・組織はどのように変革していくのか。
福岡に拠点を置く正興電機製作所が取り組むDXの実例を、同社オープンイノベーション室長 山本公平氏に解説頂きながら、オカムラ社 DX推進室長 遅野井宏氏をファシリテーターに、DXの本質を九州大学 名誉教授 村上和彰氏と本学教授 井手隆司が解説します。
- 実施概要
日 時: 2020年10月27日(火)15:00~16:30 ※申込締切は当日14:00まで
※ 開始15分前からアクセス可能
場 所: Zoomオンライン開催
※ オンラインURLは、お申し込みいただいたメールアドレスに送付します
※ 接続テストサイト https://zoom.us/test にて事前にご確認いただけます
受講料: 無料(事前登録制)
共 催: 福岡 事業構想大学院、株式会社オカムラ
対 象:
・DXに興味関心がある方や企業・団体
・DX推進に挑戦している方や企業・団体
・働き方改革を推進している企業・団体・部署 など
▼ お申込みはこちら
https://tie.workmill.jp/event/201027.html
- 登壇者(敬称略・順不同)
井手 隆司
事業構想大学院大学 教授
株式会社MILE SHARE 経営顧問、スカイマーク・エアラインズ前社長
[経歴]1989年9月ブリティッシュ・エアウェイズ社に入社。1998年12月スカイマーク・エアラインズ代表取締役社長。2015年12月エアアジアジャパン代表取締役会長に就任。2017年同社執行役会長を経て現職。一貫して航空業界で事業戦略、マーケティングに携わる。
https://www.mpd.ac.jp/education-faculty/faculty11/
村上 和彰
国立大学法人九州大学 名誉教授、京都大学博士 (工学)
株式会社DXパートナーズ シニアパートナー&代表取締役
[経歴] 1987年より九州大学にてコンピュータシステムアーキテクチャの教育研究に従事、2015年末に早期退職。その間、情報基盤研究開発センター長、情報統括本部長、公益財団法人九州先端科学技術研究所副所長を歴任。2016年2月に株式会社チームAIBODを創業、多くの企業のAI導入、データ利活用、DXを支援。2020年4月に株式会社DXパートナーズを創業。
山本 公平
株式会社正興電機製作所 オープンイノベーション室長
[経歴]九州大学卒業後、大手部品メーカーを経て、福岡市役所に入庁、世界数十か国で、アートや映画、政策調査・研究、海外ビジネス振興、国際会議の企画運営等に関わる。その後、データの活用については国家レベルで取組が進む世界最先端のデータ連携プラットフォームX-roadを日本にローカライズするスタートアップ企業に勤務後、2019年9月より現職。国内外で新ビジネスを生み出すべくオープンイノベーションを推進中。
遅野井 宏
株式会社オカムラ DX推進室長・WORK MILLエバンジェリスト
[経歴]学習院大学法学部卒業後、キヤノン株式会社に入社。9年半にわたりレーザープリンター新製品の事業企画を担当し、30製品の商品化を手掛ける。事業部IT部門で社内変革を4年間担当した後、日本マイクロソフト株式会社に入社。働き方改革専任のコンサルタントとして製造業を中心としたクライアントの改革を支援。2014年から岡村製作所(現・オカムラ)に入社。オカムラが手掛ける働き方を考えるプロジェクト「WORK MILL」の設立・推進を行う。
- プログラム
15:00 | オープニング |
15:05 |
DXで福岡の働き方を考える ~WORK for DX / DX for WORKから考える働き方~ ・事業構想大学院大学 教授 井手 隆司 ・九州大学 名誉教授 村上 和彰 ・株式会社正興電機製作所 山本公平 ・株式会社オカムラ 遅野井 宏 |
16:30 | 閉場 |
※ 主催者・登壇者などの都合により、参加をお断り・イベントを中止させていただく場合がございます
※ イベント当日はメディア取材(撮影)及び、弊社撮影が入る場合がございます
※ 当日の模様は、レポート記事、SNSなどで掲載される可能性があるほか、Tieの広報活動(テレビ局、新聞社、ニュースサイト等の取材・情報提供を含む)で使用される場合がございます
株式会社オカムラについて
オカムラは、オフィスをはじめ、教育・医療・研究・商業施設、そして物流センターなど、さまざまなシーンにおいて、質の高い製品とサービスを提供しています。あらゆる分野の知識・技術を生かした「総合力」を強みとし、快適な空間創造をめざします。「豊かな発想と確かな品質で、人が集う環境づくりを通して、社会に貢献する。」をオカムラのミッションとし、企業価値のさらなる向上に努めてまいります。オカムラは、オフィス家具づくりを中心に、半世紀以上働く環境について考えてきました。オカムラのメンバーを中心に「はたらく」を変えていく活動がWORK MILL( https://workmill.jp/ )です。
これからのノウハウを集めて、さまざまな人たちの働く環境、働き方、 そして生き方のヒントをつくっていきます。このWORK MILLの活動のひとつに共創空間の運営があります。組織の壁を超えて多様な人材を集め、価値創造を目指します。これまで数多くの方にイベントへ参加いただき、新たな気づきや出会いを得たり、企業や大学や地域との共創のプロジェクトを立ち上げたり、新たな共創空間づくりの協力をWORK MILLにご依頼いただいたり、さまざまな共創の種が生まれてきました。これからも共創空間を通して、未来に向けた共創活動を支援してまいります。https://www.okamura.co.jp/
■ 事業構想大学院大学について
本学は2012年4月に東京・南青山に開学した、事業構想と構想計画を構築する社会人向け大学院です。「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う。」という理念のもと、事業の根本からアイデアを発想し、事業の理想となる構想を考え、実現するためのアイデアを紡ぎ、構想計画を構築していくことを対象とした多様なカリキュラムを提供しています。多彩な業界で活躍する教員・院生と議論を重ね、2年間で事業構想計画書の提出を経て、専門職学位の「事業構想修士(専門職)」(MPD:Master of Project Design)が授与されます。拠点は東京ほか大阪(2018年開校)、福岡(2018年開校)、名古屋(2019年開校)の4校舎で、現在9期目 計264名が修了しています。
また、本学の附属研究機関である「事業構想研究所」では、企業・事業のプロジェクトベースでの研究が活発に実施され、すでに700名以上が課程を修了しています。直近ではSDGsを専門に研究する「SDGs総研」を発足させ、事業活動を通じた社会課題の解決に向けて様々な分野で活動しています。また、事業構想に関わる実践知や理念・哲学をより広く社会に還元するため、月刊『事業構想』、季刊『環境会議』『人間会議』の出版を始め、研究書籍を発刊しています。(全国書店・オンライン書店にて販売)
その他、詳細は大学院HP( https://www.mpd.ac.jp/ )をご覧ください。
*公益財団法人 大学基準協会の大学認証評価(専門分野別・機関別認証評価)で「適合」評価
*厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)に指定(国から最大112万円を給付)
■ 学校法人先端教育機構の概略
名称 学校法人 先端教育機構
理事長 東 英弥
所在地 東京都港区南青山3-13-16
設置校
事業構想大学院大学
本部:東京都港区南青山3-13-16
拠点:東京、大阪、名古屋、福岡
社会情報大学院大学
東京都新宿区高田馬場1-25-30
出版 月刊事業構想、月刊先端教育、季刊環境会議、季刊人間会議、書籍等
【セミナーに関するお問い合わせ先】
Open Innovation Biotope “Tie” 運営事務局
TEL: 092-482-8822
E-mail: tie_info@okamura.co.jp
【大学に関するお問い合わせ先】
福岡 事業構想大学院 事務局
TEL: 092-737-8411
E-mail: info@mpd.ac.jp