株式会社ミラリンク、エンジニアリングチェーンに特化したAIシステム開発について 岡野バルブ製造株式会社とのPoC(実証実験)を開始

製造業・メーカーの設計業務を効率化のためのシステム開発・コンサルティングを提供する株式会社ミラリンク(本社:福岡県北九州市、代表取締役:佐取直拓/以下ミラリンク)は、岡野バルブ製造株式会社(本社:福岡県北九州市 代表取締役社長:岡野 武治/以下 岡野バルブ製造 証券コード:6492)と図面およびノウハウ検索システムの開発についてPoC(実証実験)を開始いたしましたことを発表いたします。

ミラリンクは企業に眠る膨大な設計図面やノウハウを、活用できるデータに変換し

AIを用いた業務改善を行う「設計サポートシステム」を開発する企業です。

高い技術力と専門性が必要なバルブを製造する岡野バルブ製造とのPoC(実証実験)により、

日本の製造業に特化したシステムの開発をさらに早めてまいります。

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■今回のPoC(実証実験)の背景

近年、製造業界においてもDXやAIの活用が注目を集めていますが、その導入や効果的な活用には課題が残されています。

製造業においても、長年培われたノウハウや重要な情報が個人の経験に依存し、属人化している状況が多く見られます。

この課題は、少子高齢化や人材不足が進む現代において、技術継承や新人教育の観点から特に深刻です。

そのようなベテラン社員の技術や知識に依存していた情報を、AIシステムを活用することによって新たな世代に継承することが可能になります。

1926年に創業後、発電プラント用高温・高圧バルブをはじめ、各種バルブの開発・設計・を手がけている岡野バルブ製造との業務提携により、より実用的でセキュアなシステム開発を加速させることが可能です。

両社は、この協業を通じて製造業界に革新をもたらし、世界に誇る「ニッポンのものづくり」をさらに発展させたいという共通のビジョンを持っています。

今回のPoC(実証実験)をきっかけに、より効率的で革新的な製造業の未来に向けて、両社一丸となって取り組んでまいります。

■ミラリンクの「設計サポートシステム」について

設計ノウハウや図面をAIが学習しレコメンドするサポートシステムです。

設計資料やノウハウを探す時間を短縮するだけでなく、過去のクレームや設計ミスを防ぎ

より効率的かつ正確な設計を実現可能にします。

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■岡野バルブ製造 会社概要

1926年に創業後、発電プラント用高温・高圧バルブをはじめ、各種バルブの開発・設計・製造・メンテナンスを手がけてきました。社会インフラの発展とともに歩んできた、製造業としての精神と技術、伝統を受け継ぎながら、DXやクリエイティブなど社会における新たな潮流を受容し、新規事業や地域創生などの幅広い領域で産業・社会の変革をリードする「未来型ものづくり企業」へと歩みを進めています。

– 会社名:岡野バルブ製造株式会社

– 創業:1926年11月3日

– 代表者:代表取締役社長 岡野武治

– Webサイト:https://okano-valve.co.jp

– 事業内容

発電用高温高圧バルブの開発・製造・保守

その他工業製品の受託生産

工業プラントにおける各種工事

研究開発の受託

DXの実施・支援

産業振興、地域振興の実施・支援

■ミラリンク 会社概要

「誰もが自由にものづくりできる世界を作る」をビジョンとし、金属加工マッチングプラットフォーム「めたまっち」の運営と、メーカー・製造業の設計開発システムの開発を行っています。

– 会社名:株式会社ミラリンク

– 設立:2022年2月3日

– 代表者:代表取締役 佐取直拓

– Webサイト:https://milalink.co.jp

– 事業内容

設計・開発管理システム開発

金属製品/技術の新たな創造『めたまっち(https://metal-matching.net](https://metal-matching.net/)』の運営

製造業の技術および品質コンサルティング

金属加工特化のWEB制作(コーポレートサイト等)