「レコメンドプログラム」の自社開発

10人いれば10人好みが違う、お客様ひとりひとり異なるアプローチをしたい。

AIの技術でチラシを作成し、アナログ的に営業がお声がけ。

お客様ひとりひとりにピッタリのチラシをお届けする、古くて新しい「おすすめのカタチ」です。

EメールでもDMでもない デジタルとアナログの いいとこ取りの新媒体。

お客様ごとに最適な商品をおすすめするためのチラシ、ショクブンの「レコメンドプログラム」を開発しました。

サンプル:レコメンドプログラムによる「おせちのおすすめチラシ」

「お客様の為に AIを活用して DXをしたい。」

ここから始まりました。

まずは、現状について考察しました。

他社になくて、ショクブンにあるもの(UVP(※))

●管理栄養士が監修し 一貫して 開発からお届けまで…バランスの取れた健康食

●お客様がひと手間かけてご自分でつくる…弁当ではない。届いた材料をレシピに沿ってお客様が料理する。

●他企業とのコラボレーション企画やご当地グルメ…ご家庭で有名店の味、くつろぎながらカリスマシェフの味やご当地の味を堪能

※)UVP(Unique Value Proposition):製品やサービスが他の類似製品やサービスと比較して、どのような独自の価値を提供するかを示すもの。

カタログ1冊読んで選ぶのではなくチラシ1枚をパッと見て選べるように、特に忙しいお客様視点で。ご購入データから、10人10色のチラシづくり。

メニューや商品に最も適した年齢や、嗜好からどれがおすすめかをAIにプロンプト(AIに対して指示や質問を与えるための入力文)を使って問いかけし、返答結果をおすすめ商品に反映していきます。

大きく分けて3つの方法でおすすめしています。

1.購入履歴(RFM分析データ)から

前回お客様もご満足いただいたのに、忘れてしまって再購入されていない。そんなお客様へ過去の購入履歴もおすすめチラシに掲載してお買い求めやすいようにしました。

2.嗜好データから

過去の購入商品から嗜好データを作成し、それに応じた商品をおすすめします。

例えば、甘いものが大好きなお客様にはバイヤーおすすめのスイーツを紹介します。

3.お客様の購入額から

過去にご購入いただいた価格帯から分析し、お客様がお求めしやすい商品をおすすめします。

お客様へ「おすすめチラシ」を配布して声をかけてくださるアドバイザー(セールスドライバー)の意見も取り入れました。

今後の展望

すべてのひとりひとりのお客様のために、One to Oneマーケティング強化し、ユーザビリティの向上を目指します。

紙面のチラシもインパクトはありますが、チラシを印刷してからアドバイザーがお客様宅へお届けするまで時間がかかってしまうため、近々スマホ上でおすすめ商品をすぐにみられるシステムも開発予定です。

デジタル、アナログの良さ(紙面チラシの参照性)を共存させつつAIやDXのデジタルの良さをプラスさせることで、トータル的にお客様の利便性を今後も追及してまいります。

新しいお客様にはもちろん、すでにご利用のお客様にもより深く当社のファンになっていただけるよう、今後も新たなサービスを創造してまいります。

【株式会社ショクブンの概要】

所在地:愛知県名古屋市守山区向台 3 – 1807

代表者:吉田 朋春

サービス内容:家庭用総合食材の宅配、その他食料品販売

会社設立:1977 年 12 月

ホームページ:https://www.shokubun.co.jp/