ペアチルが休眠預金活用事業「氷河期世代シングルマザーにリスキリングで自立支援」の実行団体として、コンソーシアム協定を締結したAKKODiSコンサルティング株式会社と採択決定!

シングルマザーやシングルファザー向けのアプリ「ペアチル」を開発・運営する一般社団法人ペアチル(東京都港区、代表理事:南 翔伍)は、世界30カ国に50,000人のテックタレントを擁し、最先端の技術と業界横断的な知見を掛け合わせ、持続可能な未来の創造に向けてイノベーションを推進しているAKKODiSコンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎 健一郎)とコンソーシアム協定を締結し、休眠預金等活用法に基づき、指定活用団体である一般財団法人日本民間公益活動連携機構(所在地:東京都千代田区、理事長:二宮雅也)より資金分配団体に指定された一般社団法人日本シングルマザー支援協会(本部:神奈川県横浜市、代表理事:江成 道子)が公募した「団体と自治体・企業との広範なネットワーク形成を通じて シングルマザーに対する自立支援パッケージの構築を目指す」事業の実行団体として、外部審査員による厳正な審査の結果、採択されました。

ペアチルが本事業で挑む社会課題

2019年に内閣府が公表した調査データによると、日本における子どもの貧困率は7人に1人であり、ひとり親世帯では約半数にまで上昇します。また、厚生労働省が2022年12月に公表した調査データでは、母子世帯の平均年間就労収入は236万円にとどまり、世帯全体の収入でも373万円と、児童のいる世帯の平均所得の45.9%という深刻な状況にあります。

この背景には、安定した高収入が見込めない就労形態やデジタルスキル不足による就労機会の制限があります。母子世帯の就業率は86.3%と高いものの、そのうち「パート・アルバイト等」が38.8%を占め、不安定な雇用形態での就労を余儀なくされています。特に、デジタル化が加速する現代社会において、デジタルスキルの不足が安定した職種への就労を阻む大きな要因となっています。

3つの組織の強みを活かした包括的な支援プログラムの構築

この社会課題に対し、3つの組織の強みを活かした包括的な支援プログラムを提供します。一般社団法人日本シングルマザー支援協会のJカレッジプログラムのノウハウ、AKKODiSコンサルティング株式会社の年間1万人以上のIT人材育成実績、そしてBabyTech® Awards Japan 2023大賞を受賞したペアチルのコミュニティ支援を融合させます。

経済産業省が定める基礎的ITリテラシーから、AI・クラウドなどの実践的デジタルスキルまでを段階的な学習カリキュラムで提供し、さらにシングルマザー同士が励まし合い、学び合えるオンラインコミュニティを構築します。

また、学習で終わらせることなく、習得したスキルを実践に活かし、その経験を基にした転職支援も行うことで、シングルマザーの年収向上を実現していきます。

AI時代を生き抜く自律型デジタル人材の育成

本事業では、単なるデジタルスキルの習得に留まらず、AI時代を主体的に生き抜くための自律的な学習能力の育成に重点を置きます。AKKODiSコンサルティングの実践的なデジタルスキル研修では、ChatGPTなどの生成AIツールの活用方法から、AIと共存しながら業務を効率化する手法まで、最新のデジタルテクノロジーを実践的に学びます。さらに、ペアチルがこれまで実施してきた「ひとり親のための生成AI活用講座」の知見を活かし、育児と仕事の両立に役立つAI活用法や、子育て中でも効率的に学習を継続できるテクニックを提供します。

特に重視するのは、「教わる」から「自ら学ぶ」への転換です。ペアチルが提供するオンラインコミュニティでは、受講生同士が学びを共有し、互いに教え合う文化を醸成。日本シングルマザー支援協会のJカレッジプログラムと連携し、テクノロジーの進化に合わせて自身のスキルを継続的にアップデートできる「学び続けるマインド」を身につけます。

このように、AIを活用しながら自律的に成長できる人材を育成することで、技術革新が進む現代においても、安定した雇用と収入を確保できる人材を輩出していきます。さらに、学んだスキルを活かして、リモートワークなど柔軟な働き方を実現し、仕事と育児の両立を可能にすることを目指します。


本事業は、休眠預金等の活用による民間公益活動促進のための助成事業です。

休眠預金等活用法に基づき、指定活用団体である一般財団法人日本民間公益活動連携機構(所在地:東京都千代田区、理事長:二宮雅也)より資金分配団体に指定された一般社団法人日本シングルマザー支援協会(本部:神奈川県横浜市、代表理事:江成 道子)が公募した「団体と自治体・企業との広範なネットワーク形成を通じて シングルマザーに対する自立支援パッケージの構築を目指す」事業の一環として実施するものです。

休眠預金等活用とは、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用するものです。

日本シングルマザー支援協会について

概要:女性が子どもを育てながら働きやすい社会を目指し、2013年に設立。

就職・転職がうまくいく「年収アップ」の支援、仲間が増える「コミュニティ」、人間関係が円滑になる「コミュニケーション力」を提供しています。それを体系化し「M E S(ミーズ)」というシステムの基、女性の経済的、精神的自立を支援しています。

代表理事:江成道子
会員数:10600 名(2023年6月時点)
事業内容:シングルマザー自立支援、女性起業支援、企業コンサルティング、各種研修事業
行政受託事業、地方移住支援
ウェブサイト:https://シングルマザー協会.com

AKKODiSコンサルティング株式会社について

AKKODiSは、デジタルとエンジニアリングを融合させたソリューションを世界30ヵ国で提供するスマートインダストリー領域におけるグローバルリーダーです。AKKODiSコンサルティング株式会社は、「日本企業を、世界企業へ、現場変革から。」というビジョンを掲げ、日本において事業を展開しています。多岐にわたる領域で現場を熟知したスペシャリストを10,000名以上擁し、グローバルネットワークと現場変革の力により、生産性向上とデジタル技術を駆使したビジネストランスフォーメーションを支援しています。AKKODiSのチームが、企業および組織の現場と融合<フュージョン>することで、組織内部からの変革を推進し、世界スケールの事業をお客様と共に創出します。
【AKKODiSウェブサイト】 https://www.akkodis.co.jp/

シングルマザー・シングルファザー向けのトークアプリ「ペアチル」とは

「ペアチル」は、全国の多様な境遇のひとり親同士が気軽に相談できるトークアプリです。私たちは、ひとり親の望まない孤独を解消するために立ち上がった団体です。

ひとり親家庭の悩み事や日々の事項をワンオペで解決するのは非常に困難です。

経緯や境遇が類似していないと共感が得られにくいことも多々あります。

ひとり親の方の負担を少しでも軽減し、社会において活躍する可能性の芽をひとつでも芽吹かせる。そのような想いでペアチルを開発しました。

■その他受賞歴

・ベビーテックアワード2023大賞受賞!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000112342.html

・内閣官房デジタル田園都市国家構想推進取組み「Digi田(デジでん)甲子園2023」ペアチルTOP10にランクイン(審査委員会審査結果)!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000112342.html

・「ひとり親限定のトークアプリペアチル」が「アーバンデータチャレンジ2023 with 土木学会インフラデータチャレンジ2023」ビジネス・プロフェッショナル部門 最優秀賞を受賞

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000112342.html

組織概要

社名:一般社団法人ペアチル(非営利徹底型)

本社所在地:東京都港区南青山2丁目2番15号

代表理事:南 翔伍

法人登記: 2022年10月

HP:https://service.parchil.org/

お問い合わせ:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeADRHIMw-kh-eleBTn6SAN0PiGGVCDWL11fEGtrGrO5UgWTg/viewform

メールアドレス:info@parchil.org