AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売するAGRIST株式会社(本社:宮崎県新富町、以下、AGRIST)は、2024年12月12日(木)15時に「AGRIST Aiサミット2024」を開催いたします。オンライン配信および、Microsoft Co-Innovation Lab神戸への完全招待制現地参加のハイブリット開催を予定しています。
今回のサミットでは、事前に募集した質問をもとに、AGRISTが開発した収量予測AI「AGRIST Ai」の詳細を紹介します。「AGRIST Ai」は、Microsoftの「Copilot」を活用し、Azure上で農場から収集されたデータを解析することで、農作物の収量を予測するAIです。これにより農業界の人手不足などの社会課題解決に寄与します。
本サミットでは、「AGRIST Ai」がどのように農業の課題を解決し、持続可能な産業を創出していくのかをテーマに、AGRIST、Microsoft、神戸市、神戸大学、日鉄興和不動産といった異業種の企業・団体が、それぞれの視点から農業の未来を語り合います。
サミットの目的
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AGRIST Aiの詳細な機能と特徴を紹介
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AIとロボットがどのように農業の課題を解決し、持続可能な産業を創出していくのかを議論
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産官学連携によって農業の未来を共に考え、新たなイノベーションを創出する
神戸-Microsoft Co-innovation Labについて
2024年10月11日に、世界6拠点目となる Microsoft AI Co-Innovation Lab が、神戸商工貿易センター(神戸市)に開設されました。Microsoft AI Co-Innovation Lab は、プロダクトやサービスの新たな可能性を探るスタートアップを含め様々な企業を支援する施設です。
AGRISTでは、Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobeの”Sprint開発支援”を受け、Azure Machine Learning Studioを用いた農作物の収量予測AIの開発を行いました。これにより、高精度な収量予測モデルを構築することに成功しました。これまで自社農場で備蓄してきた約5万件に及ぶハウス内の環境データ(温度、湿度、日射量など)と収穫量データを組み合わせ、時系列データとして整理しました。マイクロソフトのエンジニアからベースラインとなるデータセットの構築方法や欠損値補完のアイデアを頂きながら、データの整形と前処理を行いました。
Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobeで開発した「AGRIST Ai」とは?
AGRIST Aiは、AGRISTが開発した、農業に特化したAIシステムです。Microsoftの「Copilot」を活用し、Azure上で農場から収集されたデータを解析することで、農作物の収量を予測する機能を有しています。
AGRIST Aiの主な特徴
農場の様々なデータを基に、AIが学習し、高精度な収量予測を実現します。収量予測をもとに、出荷計画の策定や、販売先の確保に役立ちます。また、AIにより、栽培リスクを早期発見し、改善策の提案や、最適な栽培管理を支援することで、農家の作業効率を向上させます。
AGRIST Aiの今後の展望
AGRISTは、AGRIST Aiの機能をさらに拡充し、様々な農作物に対応できるよう、AIモデルの学習を進めていく予定です。
AGRIST Aiによる効率的な農業経営を支援や、収量予測に基づいた生産計画により、食料の安定供給に貢献します。
■イベント概要
名称 AGRIST Ai SUMMIT 2024 in 神戸
日程 12月12日(木)15:00⁻16:30
参加 オンライン配信、現地参加のハイブリッド開催
料金 5000円
チケット https://agristai1212.peatix.com
チケットはPeatixからお申し込みください。
【登壇者】
秦裕貴氏
AGRIST株式会社 代表取締役 [氏名]
1993年福岡県福津市生まれ。 2014年に北九州工業高等専門学校卒業・専攻科入学。2014年 専攻科在学中に合同会社NextTechnologyへ参画。粉末を焼結する特殊用途3Dプリンタの開発や、家庭用見守りロボットの開発に携わる。 同社代表に2018年に就任。「やってみたいを形にします!」をスローガンに、互いに得意なことを持ち寄り革新的な製品やサービスを「共創」することを心掛ける。 2019年 齋藤潤一氏とAGRIST株式会社を創業し、最高技術責任者に就任。 2022年 AGRIST株式会社の共同代表取締役に就任。
清水秀樹氏
AGRIST株式会社 執行役員兼統括プロジェクトマネージャー
40歳までSIerとしてのキャリアを積み、主に金融系の事務効率化開発に携わる。新卒から10年間PMとして業務を行い、SIerとしてだけでなくマネージャーとしても活躍。動画や画像解析、AI自社パッケージの製品化から、フリーランスとしてスマホアプリを製作を経てAGRISTへ入社。AGRISTではAIエンジニア兼PMとして活躍中。
佐藤 有希氏
日鉄興和不動産株式会社 ライフデザイン総研室
諦めない暮らしを実現したいという思いを胸に、入社当初より所属する日鉄興和不動産社内でリビオライフデザイン総研室を立ち上げ「人生を豊かにする暮らし」を追求。
顧客調査や、新商品開発などを行っている。
その傍ら、LIFE BASEを起業し、地方でのプロジェクトを推進、農泊施設の運営や地方での研修事業を中心に幅広く活動中。
長井 伸晃氏
神戸市企画調整局SDGs推進課 課長
関西学院大学卒業後、2007年神戸市入庁。これまでにUber Eats、マクアケなど17社との事業連携や「開工神戸-KOBE OPEN FACTORY」といった官民連携事業を仕掛けてきた。
現職では、都市と里山の循環を促進する神戸ならではのSDGsを具現化するプロジェクトを、官民連携により推進している。
デジタル庁シェアリングエコノミー伝道師。「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2019」受賞。Forbes JAPANスモール・ジャイアンツイノベーターに選出。
著書に『自治体×民間のコラボで解決!公務員のはじめての官民連携』。
佐合純氏
iC株式会社 代表取締役/DsD合同会社 CCO/078KOBE 副実行委員長
神戸市生まれ。2017年にiC株式会社を設立し、オーダーメイドのシステム開発やIT導入サポートなどを手がける。「神戸市スマートシティ推進会議委員」「神戸2025ビジョン推進会議委員」などを務める。市民参加型の都市型フェス「078KOBE」の運営にも従事。2022年12月デジタル推進委員として任命され、スマホ教室を月次で開催している。
藤井 信忠氏
神戸大学 DX・情報統括本部情報基盤センター 教授/DsD合同会社 CTO
2000年神戸大学工学部助手、2002年東京大学人工物工学研究センター助手、2005年同客員助教授、2007年神戸大学大学院工学研究科准教授、2010年4月同大学院システム情報学研究科准教授を経て、2022年11月同DX・情報統括本部情報基盤センター教授(現在に至る)。博士(工学)(東京大学)。オペレーションズリサーチ、自律分散型生産システム、サービス工学、スマート農林業、アーバンデザインなどに関する研究に従事。超領域都市型イベント「078KOBE」・エグゼクティブプロデューサー、アーバンデザインセンター神戸(UDC078)・センター長、地域ICT推進協議会(COPLI)・顧問などを務める。
森本英嗣氏
神戸大学大学院農学研究科准教授
神戸大学大学院農学研究科准教授、専門はスマート農業分野における研究開発。現在、精密農業国際会議日本代表。民間企業と数多くの共同研究を実施、水稲、Vineyard、いちご、梨栽培などの知見を有する傍ら農林水産省の委員も務めている。
他 調整中
▼参考
・農業の収量増加へ。Microsoft AI Co-Innovation Labで収量予測AIを開発。
・Microsoftと連携したAI農業の可能性にわくわくしています。代表取締役 齋藤潤一
・AGRIST、Microsoftの支援を受け農業用AI「AGRIST Ai」開発。10月から鹿児島県自社農場で導入し、反収当たり28.6%以上の収益増加の見込み
AGRIST株式会社
AGRISTは、テクノロジーで農業課題を解決し、100年先も続く持続可能な農業を実現するスタートアップ企業です。 AIを搭載した自動収穫ロボットを活用したスマート農業を全国で展開しております。 本社は、国の地方創生優良事例にも選出された農業が盛んな宮崎県新富町です。 2023年までに農林水産大臣賞を含む国内外で20個以上の賞を受賞しました。
AGRISTでは、AI農業プラットフォーム「AGRIST Ai」の構築を行うエンジニア、ロボット開発エンジニア、次世代農場の栽培および農業技術の研究開発を行う農場スタッフの採用を強化しています。詳しくは下記の採用サイトをご覧ください。
採用サイト:https://agrist.com/recruit
代表者:齋藤潤一、秦裕貴
本社所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東1-47-1
設立:2019年10月
事業内容:AIとロボットを活用したスマート農業