- 「案件管理」を一元化
企業において、事業部門から法務担当者に契約書の審査、作成など「案件」の依頼は、メールをはじめ、グループウェア、電話、口頭、社内ツールなどのコミュニケーションツールを通じて行われています。コミュニケーションツール上で案件の受付と進行を管理することが難しいため、多くの法務組織では、案件台帳を作成して、業務を管理しています。しかし台帳の作成・維持は煩雑である上に、誤記、記入漏れ、更新の遅れ、対応漏れなどのリスクと隣り合わせです。さらにメールは宛先に含まれるメンバー以外に共有されず、社内・部門内の知見が蓄積されない課題も見受けられます。
上記のような課題に対し、「LegalForce」上で案件依頼を集約し、ワンストップで進行を管理する「案件管理」は、法務業務の効率化と品質向上に貢献することが期待されます。
「案件管理」機能により以下のとおり、業務の効率化を実現します。
・メールの宛先に、指定されたメールアドレスに送るだけで、依頼案件内容が「LegalForce」に自動で反映
・法務部担当者は「LegalForce」上で依頼者に直接返信し、コミュニケーションが可能
・法務部担当者は担当以外の案件の進捗も閲覧、検索が可能(検索機能は将来追加予定)
・案件に対するコミュニケーションが「LegalForce」上に集積され、ナレッジの蓄積・共有が可能
本機能は今秋にリリース予定であり、「LegalForce」の有料オプションとして提供いたします。
- LegalForceが契約書業務を一気通貫したサービスを提供し、法務のDXを加速
LegalForceでは、すでにAIで契約書を作成、審査する「LegalForce」、AIで契約書を保管・管理する「LegalForceキャビネ」を提供しており、締結は電子締結サービスと連携しています。このたびの、「案件受付」機能追加によりLegalForceは契約業務を一気通貫して提供可能となり、法務業務のDXを加速させていきます。
■ AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」( https://legalforce-cloud.com )
「LegalForce」はAIによる契約の「自動レビュー」機能を始め、条文検索、契約書ひな形・書式集などを提供する他、契約作成に関わるデータを蓄積できるため「ナレッジシェア」にも有効であるなど、契約業務の品質向上と効率化を同時に実現するプロダクトです。
2019年4月に正式版を提供開始し、約2年を経て、現在1,000社を超える企業・法律事務所に有償契約にてご利用をいただいております。
■AI契約管理システム「LegalForceキャビネ」( https://legalforce-cloud.com/cabinet )
AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」で培った自然言語処理技術と機械学習技術を活用することで、自動で契約データベースを作成し、締結済の契約書の管理を自動化するシステムです。契約書をアップロードするだけで、自動で文字起こし、契約情報(「タイトル」「契約締結日」「契約当事者名」、「契約開始日、終了日」等)の抽出を行い、検索可能なデータベースに組み上げ、契約書の一元管理を実現すると同時に契約リスクを制御可能にします。
■ 株式会社LegalForceについて
株式会社LegalForceは、2017年に大手法律事務所出身の弁護士2名によって創業されました。独自のAI技術と弁護士の法務知見を組み合わせ、企業法務の質の向上、効率化を実現するソフトウェアを開発・提供しています。京都大学との共同研究をはじめ、各種学会のスポンサーを務める等学術領域へも貢献しています。2019年4月に正式版サービスを提供開始したAI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、2021年1月よりAI契約管理システム「LegalForceキャビネ」の正式版を提供しています。
【株式会社LegalForce】 ( URL:https://legalforce-corp.com )
・会社名:株式会社LegalForce
・所在地:〒135-0061 東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント6階
・代表者:代表取締役CEO角田 望
・事業内容:法律業務に関するソフトウェアの研究・開発・運営・保守
・資本金等:41.9億円(資本準備金等含)(2021年2月現在)