AI ShiftAI Shift/約7割の企業が電話での問い合わせ対応効率化に大きな課題感、AI電話自動応対サービス「ボイスボット」に関する法人向けアンケート調査を実施

AI対話カンパニーとして対話のDXを推進する株式会社AI Shift(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:米山結人)は、カスタマーサポート部門を抱える全国の法人・企業を対象に、AI電話自動応対サービス「ボイスボット」に関する調査を実施しました。
  • 背景

近年、業務効率化やユーザーの利便性向上などを目的に、従来の電話やメールに加えてチャットボットやSNSなど問い合わせチャネルの多様化が進んでいます。
当社では、2020年4月より電話応対業務を自動化し、カスタマーサポートの業務効率化やユーザー体験の向上を実現するAI電話自動応対サービス「AI Messenger Voicebot」を提供しています。

また、これまで企業に必要な対話のDXの在り方を明らかにすることを目的としたリサーチを継続的に行っており、第1回目の調査ではユーザーの問い合わせチャネルにおける「電話」の重要性および、ボイスボット導入が企業イメージの向上に繋がることを示しました。
このたび第2回目の調査として、電話業務に対する企業の考え方の変化を明らかにすることを目的に、カスタマーサポート部門を抱える全国の企業を対象にアンケート調査を行いました。

  • 調査トピックス

・カスタマーサポートにおける課題は「人材確保」「応対効率」「コスト」
・全体の83.9%の企業が電話での問い合わせが「かなりある」「まあまあある」と回答
・全体の70.0%の企業が電話での問い合わせの効率化を「とても感じている」と回答
・電話での問い合わせ対応を他のチャネルで代替できないと感じている企業が67.7%
・効率化する必要性を感じる理由は「人材確保」「応対品質の向上」
・全体の77.4%の企業がボイスボットを「とても導入したい」「やや導入したい」と回答

【Q01】カスタマーサポート部門における課題は何ですか?(複数選択可能)

【Q02】 IT活用、DXの加速が進んでいますが、貴社内でも動きはありますか?

企業側におけるカスタマーサポートの課題はまず「コスト」、次いで「応対効率」と「人材確保」となっています。このような背景を受け、85.0%の企業で企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、カスタマーサポート領域でも近年チャットボットの導入などのDXが進んでいます。

【Q03】 貴社における電話での問い合わせ対応を、メールやチャット等の他の手段で完全に置き換えることができると思います

【Q04】 電話での問い合わせは、どれくらいありますか?

【Q05】 電話の効率化の必要性を感じますか?

 

【Q05-1】 (感じている場合)その理由を教えて下さい。

カスタマーサポートにおいてもチャットボットの導入等は進みつつあるものの、67.7%の企業が電話での問い合わせ対応をチャットボットやメール等で完全に代替することは難しいと回答しております。

同時に全体の83.9%の企業が電話での問い合わせ対応件数が「かなりある」または「まあまあある」と回答しており、依然として一定以上の問い合わせが電話で行われていることが分かりました。

また、全体の70.0%の企業が電話での問い合わせ対応を「効率化する必要性をとても感じている」と回答しており、効率化する必要性を感じる理由として半数以上の企業が「人材確保」を理由に上げ、人材確保に依存しないボイスボット等を活用した応対サポートの必要性が明らかになりました。

【Q06】 ボイスボットの説明を聞いて、導入してみたいと思いましたか?


【Q06-1】 (思った方へ)どういう点で、使ってみたいと思いましたか?(一例)
・即対応できない時の一次対応での利用
・営業時間等の汎用的な問合せ
・社外からの注文対応
・速度を高めることで競合他社との差別化として

・時間外対応
・予約受付

本調査を通して全体の77.4%の企業がボイスボットを「とても導入したい」「やや導入したい」と回答。これにより電話による問い合わせ対応におけるボイスボットのニーズが明らかになりました。導入目的としては従来対応することのできなかった時間外での対応だけでなく、即時対応できない場合の一時対応や予約受付などが想定されています。

<調査概要>
調査主体:株式会社AI Shift
調査期間:2021年3月3日~2021年6月22日
調査方法:アンケート調査
調査対象:全国のカスタマーサポート部門を抱える企業30社より回答
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元に当社クレジットとして、「AI Shift調べ」と記載してください。