最近のマッキンゼーの調査[1] によると、日本の経営者の80%が「デジタルは有望な機会である」と回答しているものの、デジタルサービスを推進する準備ができていると考えているのは34%に過ぎませんでした。この差は、成熟したデジタルトランスフォーメーションが喫緊の課題であることと、それを提供する企業にとってのチャンスを示しています。
豊富な経験を有する大須賀は、日本のビジネス拡大、パートナーシップ、カスタマーサクセス、オペレーションの分野で、Auth0の成長を牽引します。Auth0入社以前は、2005年にGoogle Cloudの日本における最初の社員として採用されました。Google Cloudの営業本部長として、日本のチームビルディングや事業の立ち上げに携わり、シングルプロダクトビジネスからB2B SaaSを含むマルチプロダクトビジネス、そして日本におけるビジネスクラウド事業へと発展させました。Google Cloud入社以前は、サン・マイクロシステムズで、営業・事業開発の業務に携わっておりました。
本発表について、Auth0 共同創業者兼CEOのユーへニオ・ペイスは、以下のように述べています。
「Auth0の東京オフィスを2018年に開設して以来、優秀な人材でチームを成長させることに投資してきましたが、今回、大須賀がAuth0株式会社を率いて牽引する新たなビジネス拡大に大変期待しています。日本企業は、デジタルトランスフォーメーションとプライバシー規制、特に最近の個人情報保護法改正[2] などの複雑な問題に直面しており、ID管理はその両方にとって重要な役割を果たしています。弊社は、多くの日本企業にとって信頼できるテクノロジーパートナーであり、大須賀のリーダーシップにより日本での活動を引き続き拡大していく所存です。」
Auth0 日本の新カントリーマネージャーの就任に際し、大須賀は下記のように述べています。
「新型コロナウィルス感染症は、多くの企業にデジタルトランスフォーメーション戦略の再考を迫り、企業は投資や計画を再検討せざるを得ない状況になりました。ID管理は、デジタルトランスフォーメーションに必要不可欠です。Auth0は、信頼性、柔軟性、適応性、そして拡張性を求める企業に適切なソリューションを提供し、どのようなID管理のニーズにも応えることができるテクノロジーです。この重要な時期に、Auth0に参画できることを大変嬉しく思っています。」
WiL(World Innovation Lab)は、Auth0への投資家であり、過去3回のシリーズD、E、Fの資金調達にも貢献していますが、日本に深いルーツとネットワークを有しており、日本におけるAuth0のビジネス成長をサポートする上で、大きな役割を果たしています。
WiLのパートナーである代田常浩氏は、次のように述べています。
「多くの日本の企業が、Auth0のID管理ソリューションをインフラの基盤として採用するのを拝見しており、非常に嬉しく思っています。弊社は、Auth0に初めて投資した時から、日本で導入が広がることを確信していました。この度、大須賀氏をチームに迎え、Auth0が日本での次の拡大ステージに入るために、引き続きサポートして参ります。」
[2] ホワイトペーパー 個人情報保護法(APPI)改正に備える https://info.auth0.com/appi-jpn.html