- 代表取締役CEO 藤野真人のメッセージ
『当社を設立して14期目になります。この間、様々なバズワードが生まれては消える姿を目にしてきました。流行に乗って楽しそうな他社を横目に、研究受託をしつつ先端技術を蓄積しながら、私達が生涯をかけて取り組みたいと思えるテーマは何だろうと探し続けてきました。そして今から3年前の2018年に、THINKLETによりヒトと機械が繋がる世界の青写真が描けたことを機に、会社設立から10年目にして最初の大型増資を行いました。私達はこの時初めて、「自らリスクをとることで大きな挑戦を行う」真のスタートアップ企業となりました。THINKLETは、人間〈出力〉の計測可能な側面を計測し学習データを生成するデバイスであると同時に、業務支援AI<入力>として働く肩に載せる「妖精」でもあります。業務上の利便性においても、感情的な側面においても、そのような「妖精」が人間の良きパートナー足りうることは、様々なSF作品などで描かれている通りです。今、私達は新たなスタートを切ったばかりです。この構想の実現のため、ハードウェア層から機械学習を含むクラウド層までを、逆算に基づいて一気通貫で設計・開発し、同時に、垂直的な事業立ち上げを行っています。並大抵の仕事ではありませんが、だからこそ面白い。共に良い仕事ができる新しい仲間との出会いを、心から期待しています。』
私たちと共に、ヒトと機械の協働する世界を創りたい方は、下記よりご連絡下さい
https://fairydevices.jp/recruit
- 取締役CSO 竹崎雄一郎 コメント
『テクノロジーとは、自然科学であれ人文科学であれ、生まれながらにして国境に捉われない、グローバルな存在です。そしてテクノロジーは機械設備や制度・規制ではなく、それを身に着けた一人一人の人間に帰属しています。だからこそ、「エンジニアかどうか」や「年齢・性別・国籍」に関わらずチーム全員が「テクノロジーに真摯に向き合っている」ことこそが私達の最大の強みであり、事業の根幹をなすストラテジーだと考えています。この共通の思いを胸に、私達はアカデミアから技術開発、そしてビジネス現場までを横断する新たなソリューションを日々生み出しています。事業成長の次なるステージに取り組む仲間を募り、共に「温かみのあるテクノロジー」を世界に広げて参ります。』
<略歴>
2003年、東京大学法学部卒、モルガン・スタンレー証券株式会社投資銀行部門に入社。テクノロジー・メディア・テレコム業界のM&AやIPOのアドバイザリーに従事した後、米国機関投資家PerryCapitalの日本・アジアにおける投資運用業務を経て、世界最大のテクノロジー投資ファンドSilverLakeの日本法人を立上げ対日投資を担当。日本が誇るテクノロジーのグローバル展開を実践するために当社参画。
<その他活動>
・農林⽔産省:農林⽔産物⾷品の輸出等への投資の促進に関する検討会委員
- 執行役員COO 久池井淳 コメント
『日本にはソフトパワー資産である「現場力」が今なお数多く存在し、属人性、日本語、文化という防壁によって海外に流出することなく眠っています。一方で、この「現場力」は少子高齢化、熟練工の大量定年退職によって失われつつある希少資産でもあります。私達のミッションは、音声認識・多言語翻訳・遠隔化といった技術を用いて、失われる前に「現場力」をデジタル化し、コネクテッドワーカーソリューションを通じて海外展開することです。これによって、日本品質のグローバル化、日本製AIによる外貨の獲得が実現できます。GAFAMやBATHには手に入れ難い、日本独自の知識・技術戦略を用いた日本発の「熟練工AI」によってグローバル市場を目指そうと考える仲間を募集しています。』
<略歴>
2011年、東京工業大学技術経営(MOT)専攻卒、アクセンチュアに入社。経営戦略の最前線にて日本支社唯一のフューチャリストとしてコネクテッドワーカー事業の立上げを行う。経済同友会の「先進技術による経営革新委員会」や「先進技術による新事業創造委員会」、本社CVCの日本副統括などを歴任。人口減・高齢化に対抗する技能伝承法を確立するために当社参画。
<その他活動>
・IPA未踏ソフトウェア開発事業(2007)採択
・一般社団法人:未踏理事 CSO(最高戦略責任者)
・経済産業省:COVID-19対策CivicTechチーム/AI Edge Contest委員/大企業と研究開発型ベンチャーの契約に関するガイドライン策定委員会委員
・未踏AIフロンティアプログラム責任者
- 社外取締役 山田純 主な経歴
1978年、東京大学工学部卒業、松下通信工業(株)に入社。米国でのベンチャービジネスを経て、1998年、クアルコムジャパン(株)の設立に参画、2005年から同社代表取締役社長に就任し、会長や特別顧問を歴任。2013年に再生可能エネルギーの発電会社である会津電力株式会社を設立し、2019年より代表取締役社長を務める。福島県での発電事業や地域創生事業に取り組んでいる。
- 社外監査役 伊藤憲太郎 主な経歴
1979年、早稲田大学法学部卒、大和証券株式会社入社。投資銀行部門にて約26年間IPO等の業務に携わる。民営化、子会社、グローバルオファリングなど多数の案件をリードし、IPOの公開引受部長を務めた2005~2006年度には連続して業界1位を獲得。公開引受担当、事業法人担当参与などを経て、2010年から7年にわたり同社の常勤監査役を務める。
- コネクテッドワーカーソリューションに関して
フェアリーデバイセズは、「ヒトと機械・AIが協働する世界」を目指し、「コネクテッドワーカーソリューション*1」による現場DXを進めています。経営体制を強化し、日本及び海外におけるソリューション提供体制を拡充するべく採用を加速しています。今後も本邦産業現場に蓄積されてきた匠の技のデジタル化を加速することで、『熟練工AI』を早期に実現する方針です。
*1 コネクテッドワーカーソリューションの詳細はこちら https://fairydevices.jp/cws
- フェアリーデバイセズ株式会社について
URL: https://www.fairydevices.jp/
フェアリーデバイセズ株式会社は、「使う人の心を温かくする一助となる技術開発」を目指し、VUI*2・VPA*3関連技術や音声認識/音声翻訳関連技術とクラウド基盤、それらの性能を活かすエッジデバイスの開発を通して、音声技術を中心とした機械学習技術の実業務現場への適用を推進して参りました。さらに、現場の人から生まれる各種のデータ解析や、それらに関わる最先端の応用研究を実装した業務ソリューションを、デバイスからクラウドまで一気通貫で提供することによって、様々な業界のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
*2 VUI:Voice User Interface / *3 VPA:Voice Personal Assistant
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。