TIS/TIS、タイの流通大手Jay Martの DX推進子会社であるJ Venturesと資本・業務提携

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下:TIS)は、タイ王国の流通大手であるJay Mart Public Company Limited(本社:バンコク、CEO:Adisak Sukumvitaya、以下Jay Mart)の子会社で、グループのDXを担うJ Ventures Company Limited (本社:バンコク、CEO: Thanawat Lertwattanarak、以下JVC) と資本・業務提携契約を締結したことを発表します。
TISインテックグループでは、中期経営計画(2018-2020)において、持続的な企業成長および企業価値向上を目指し、さまざまな施策を推進しています。海外事業戦略では、「ASEAN トップクラスの IT 企業連合体」の組成を目指し、決済・銀行・ERP を重点事業領域と定めた上でチャネル(拠点・顧客基盤)と先端テクノロジー(技術)の 2 つの観点から有力企業との資本・業務提携などを通じた積極的な事業領域拡大を推進しています。

Jay Martグループ は携帯機器と関連商品の卸売・小売や金融事業など多様な事業を手掛けるタイの都市部を中心に200以上の店舗、4,000人超の販売員を保有する大規模な企業グループです。同社はコア事業の小売事業や金融事業に注力する中で、これらの事業にテクノロジーを活用し各事業の相乗効果を創り出し、グループのビジネスモデルを市場変化に対応させることでさらなる成長を目指しています。

そのグループ事業へのテクノロジー活用を牽引するDX推進企業として2017年に設立されたJVCは、Jay Martグループ各社およびグループの顧客に対して個人向けのローンサービスや自社のEコマース、更にそれらを横断的にカバーするBlockchain技術を活用したeKYCやポイント管理システムサービスを持つDXプラットフォームを提供しています。JVCはこれまでも、TISの海外における資本・業務提携先である、人の行動に特化したAI技術を持つSQREEM Technologies PTE.LTD.やBlockchain技術を持つR3 HoldCo LLCと協業し、各種サービス開発を推進してきました。

TISは今回のJVCへの出資により、Jay Martグループとのパートナーシップを強化し、多様な事業を行う同グループ各社と事業協創していきます。TISが持つ金融および決済領域での豊富なITソリューションや海外の資本・業務提携先の先端技術の提供、MFEC、I AM Consultingをはじめとしたタイのグループ会社との協業加速により、JVCおよびJay Martグループとともにタイにおける新たな事業展開や顧客獲得、DXプラットフォームのさらなる強化と拡大を目指します。
 
■J Ventures Company Limitedの概要

代表者          Thanawat Lertwattanarak
事業内容       ソフトウェア開発、プラットフォームサービス、スタートアップへの投資
設立            2017年 1 月

■Jay Martグループの概要

代表者     Adisak Sukumvitaya(持株会社の代表者)
事業内容         携帯機器と関連商品の卸売・小売及び金融事業
持株会社         Jay Mart Public Company Limited
資本金            906,612,007THB(約30.9億円)
設立                1988年 12 月
売上高           連結 11,334 M THB(約396.7億円)(2019年12月末時点)
従業員             連結 約5,000 名(2019年12月末時点)
グループ会社    8社
上場市場         タイ証券取引所

TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信などさまざまな業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。

TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

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