プレスリリース要約
●カーボンネットゼロを2050年から10年前倒し、2040年までに実現するというジョンソンコントロールズのコミットメントに基づく参加
●ジョンソンコントロールズは、業界のリーダー企業と協力し、環境とサスティナビリティに関する意欲的な共通目標を達成するための新たな道筋を模索
●テクノロジー、温室効果ガス排出量報告、脱炭素、確実なオフセット実現に向けた共同アクション
ジョンソンコントロールズは、現在この誓約に署名している53の組織のうちの1つであり、今回の発表は、先日当社が発表したSBT(Science Based Target)※目標および独自のカーボンネットゼロ(二酸化炭素排出実質ゼロ)達成に向けた目標を含む新たなESGコミットメントに続くものです。これにより、ジョンソンコントロールズは、他の業界リーダーと提携しながら、環境およびサスティナビリティに関する共通目標を達成に向けた新たな道筋を模索していきます。
ジョンソンコントロールズの会長兼最高経営責任者(CEO)であるジョージ・オリバーは「サスティナビリティは当社のビジネスの核であり、あらゆる企業活動の基本です。気候変動は、地球が直面している最大の課題の1つです。当社のOpenBlueプラットフォームに代表される、技術革新を通じて2040年までにカーボンネットゼロを達成するという発表は、環境保護および保全に対する当社の取り組みを改めて強調しています。AmazonやGlobal Optimism、および他の署名組織と協力して当社の果たすべき役割をさらに拡大することで、パリ協定で定められた目標の10年前倒しし、2040年までにカーボンネットゼロを実現してまいります」と述べています。
「The Climate Pledge」に署名した組織は、サプライチェーン強化のための技術、ベストプラクティス、イノベーションを共有し、最重要課題である気候変動問題に対処するための共同アクションに取り組むほか、温室効果ガス排出量の定期的な報告、脱炭素、確実なオフセットに合意することで、カーボンネットゼロ実現を加速させます。ジョンソンコントロールズは2008年以来、Amazonと長年にわたりビジネス上の強固な関係を築いています。
Amazonの創業者であり最高経営責任者のジェフ・ベゾス氏は「米国がパリ協定に正式に復帰し、気候変動対策における重要な一歩を踏み出したことを受け、気候変動対策のさらなるスピードアップを目指す20社を新たにThe Climate Pledgeに迎えることを喜ばしく思っています。Amazonは2019年に、パリ協定の目標達成の10年早期化を企業に奨励するためにThe Climate Pledgeを共同設立しましたが、すでに12ヵ国、18業界から53社が参加しており、関心度の高さを実感しています。共に協力し、互いの持つ力を活かしながら脱炭素化経済を実現し、次世代のために地球を守りましょう」と述べました。
ジョンソンコントロールズが「The Climate Pledge」に参加したことは、人々や空間の健全性、そして地球環境に貢献すべく建物のパフォーマンスを再定義する、という当社のミッションを強化するものです。135年以上にわたり建物分野のリーダーとして、またサスティナビリティのパイオニアとして、ジョンソンコントロールズは、お客様や地域社会がビル運営を合理化し、エネルギー効率を向上することでお客様の環境目標達成に貢献しています。
ジョンソンコントロールズは、クリーンエネルギーソリューション、人財、パートナーシップ、パフォーマンス、ガバナンスに重点を置き、バリューチェーン全体で持続可能性を推進しています。ジョンソンコントロールズは、CDP※による世界の気候リーダー企業の世界トップ12%にランクインしており、Corporate Knightsの「世界で最も持続可能な企業100社」にも選出されています。
※SBT(Science Based Targets)は、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標のことです。
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/intr_trends.html
※CDPは、企業が公表する気候変動対策の世界最大のデータベースを保有する独立非営利団体
ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズは、建物のパフォーマンスを最適化するだけでなく安全性を向上し、快適性を高め、最も重要な成果に結びつけることで人々の生活空間や職場、文教施設からエンタメ施設まであらゆる環境を変革しています。このような当社のソリューションはヘルスケア、教育、データセンター、製造など多様な業界に導入されています。130年以上にわたるイノベーションの歴史とともに、全世界150ヵ国以上、10万人のエキスパートで構成されるグローバルチームがお客様のミッション達成をサポートします。当社の業界をリードするビルテクノロジーとソリューションは、Tyco®、York®、Metasys®、Ruskin®、Titus®、Frick®、Penn®、Sabroe®、Simplex®、 Ansul®、Grinnell®といったブランド名でも認知され信頼を得ています。
ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細はwww.johnsoncontrols.co.jp をご覧いただくか、Facebookで https://www.facebook.com/johnsoncontrols.jp.be/ もしくはTwitterで@JCI_jpをフォローしてください。