・詳細ページ:https://willsmart.co.jp/work/digitalsignage/20201222/
■導入の背景
リニューアル前のターミナルでの運行情報表示では、デジタルのダイヤ表示器は2台だけで、空港便の案内ではマグネットボードを手作業で張り替えるといったアナログな作業も並行して行う必要がありました。そうしたアナログの作業を行ったり、外国語は日英の2ヵ国語のみの対応と表示している情報が少ないことによる利用者からの問い合わせが多かったりといったことにより現場係員の手間がかかっていました。
また、以前のシステムは、データ修正時の作業が煩雑でミスを起こさないように運用するのが大変かつ不具合時には土日などにも出社して対応することもありました。そうした状況に加え、4か国語対応の必要性が高まったことをきっかけに、ターミナルのリニューアルを進められており、Will Smartが日信電子サービス株式会社様とともにご提案した今回のデジタルサイネージシステムの導入の運びとなりました。
■YCATターミナル事業部の担当者に聞いた!導入効果とは?
・わかりやすい情報配信
ダイヤ・運行情報の表示では4か国語に対応したことや行先の文字数制限がなくなったことにより、以前より利用者にとってわかりやすく情報提供ができるようになりました。また、ダイヤ・運行情報以外にもPDFなどの画像情報で今まで紙のポスターにしていた案内を表示できるようになったので、利用者への様々な案内をまとめて表示でき、伝わりやすくなりました。
・簡単かつリモートにも対応した情報配信の一括管理を実現
管理画面はわかりやすく、一括でターミナルのデジタルサイネージの配信内容を管理できます。また、クラウドを利用した配信管理システムなので、リモートで死活監視や、配信内容の更新ができるため、システム担当者の在宅勤務時などでも通常通りの配信が可能になりました。
・現場係員の業務効率化
現場では、マグネットボードの掲示作業がなくなったことで業務負荷の軽減につながっています。また、よりわかりやすく、多くの情報を表示できるようになり、利用者からの問い合わせも少なくなってきています。
■Will Smartの「バス運行情報統合・表示システム」とは
今回、横浜シティ・エア・ターミナルに導入いただいたシステムでは、ターミナルに発着する成田空港や羽田空港に直行するバスを中心とした全国の高速バスの運行情報を統合、方面別に行先・発車時刻・空席状況・次発便などを表示しています。Will Smartが提供するデジタルサイネージの配信システム「Will-Sign」を利用し、バス運行情報に加え、乗り場案内など様々な情報を配信しています。
■YCATターミナル事業部システム運用ご担当者様のコメント
今回のシステムの導入で、運休などが発生した際のデータの修正が非常に楽になったと感じています。以前のシステムでは一部のデータの修正のためにすべてのデータを修正することもありましたが、本システムでは、ピンポイントで変更点のあるデータのみを簡単に修正することができるようになり、業務の効率化はもちろん、ミスの削減にもつながっていると感じています。
また、今年度はコロナ禍の影響で在宅勤務をする機会が多くなったこともあり、クラウドを利用した配信管理システムになって、リモートでも配信データの更新ができるようになったことも、非常に助かっています。
詳細は下記URLよりご覧ください。
URL:https://willsmart.co.jp/work/digitalsignage/20201222/
今後もWill Smartでは、お客様の事業におけるデジタライゼーション、DXの実現をサポートしてまいります。
■Will Smartについて
株式会社ゼンリンデータコムの社内ベンチャー企業として、2012年に設立。人々の価値観や必要性から生まれる社会課題を、アイデアとテクノロジーによって解決することを使命とし、事業モデルの共創からハードウェアの企画製造及びソフトウェアの開発、導入後の運用までを提供しています。
■会社概要
会社名 :株式会社Will Smart
代表者 :代表取締役社長 石井康弘
設立 :2012年12月12日
事業内容 :課題解決型のAIソリューション及びパッケージAIソリューションの提供、カーシェアリングシステムの構築及びパッケージシステムの販売、インターネットに接続するハードウェアの企画製造販売、クラウドサービスによるシステム開発。
資本金 : 496,050,000円
URL :https://willsmart.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Will Smart
マーケティング担当 山本
TEL:03-3527-2100
E-mail:marketing@willsmart.co.jp