株式会社FMB(代表:市川雄司)は、東京都渋谷区神宮前3丁目27-22に、高精緻なファッション3DCGの制作スタジオである「ファッションメタデータバンク」を12月17日からスタートしました。
デジタル革命と言われる第4次産業革命が遅々として進まなかったファッション産業も、2020年コロナ禍のインパクトでDX化待ったなしの状況となりました。特に、供給量の半数以上を残してしまう製造流通システムは、環境負荷、労働問題とあいまって、2次流通ビジネス拡大などの対処療法では解決できないほどの産業最大課題となりました。この課題の根本解決方法と言われているデジタル技術こそが、ファッション3Dモデリングです。
株式会社FMBは、高精緻なファッション3Dモデリングを中心としたアパレル業界向けテクノロジーサービスを提供いたします。
既存の「川上から川下」と言われる高度成長期のリスク分散を目的にした多層産業構造による弊害(情報の非対称性、見込み生産、大量生産、大量売れ残り、非効率な業務など)のあるファッション産業構造から、3DCGを中心とした情報統合生産による産業への変革を促進します。
テクノロジーによる業務改革や合意形成の迅速化、機会ロスや在庫ロス低減を実現し、新しいサプライチェーンモデルを構築し「ファッション製造・流通の再創造」を実現します。
目指すべきVISION 「Fashion De Facto Standard」
- 売れ残りのないファッションビジネス
- 国境のないファッション流通
- 環境問題と労働問題を解決する製造流通システム
- 衣服を通じて心豊かで個性的な時間を過ごすファッションライフ
- 全ての人が生き生きと働くことのできるファッション業界環境
株式会社FMBのコアと強みは「人と情熱」です。ファッション3Dモデリングソフトを使って高精緻な3DCGを製作するためには非常に高いスキルとファッション感性を持った「人」が必要です。つまり、クリエイティブで新しいデザイン、新しい価値観を生み出すことができる多くの「人」が必要なのです。
株式会社FMBは、日本初のファッションテックスクール「Tokyo Fashion technology Lab」を運営する株式会社TFLを親会社に持つジョイントベンチャーです。株式会社FMBの3DCGメソッドは、同校内で3DCの産業活用を研究してきた「バーチャルファッション研究会」で生み出されました。50名を超える情熱あふれる人材が3年間にわたる研究をしてきた成果をコアノウハウとしています。
FMBメソッドはアパレル2DCADソフトに3Dモデリングや3DCADソフトを連携させ、さらに高度な3DCG技術と融合、VFXまで駆使しファッション3DCGにとどまらず、モデルやタレントのアバター製作、3D空間まで制作を可能にしました。これらの技術連携により、生産からリテールまで活用できる3DCGの「バーチャルファクトリー(バーチャルなCG制作を行う工場の意味)」が実現でき、サンプル製作プロセスの削減、EC先行受注による在庫の削減、ささげ業務の削減、生産工程のリードタイムの短縮など過去の産業構造では実現し得なかった「ものづくりの革命」を可能にします。
今後もテクノロジーは日進月歩で進化します。テクノロジーを活用してあるべき未来の価値を創造することは過去も未来も「人」の役割です。株式会社FMBは研究開発したテクノロジーやナレッジを「人」が活用することで「ファッション業界の再創造」を目指し、素晴らしいファッションの未来を築いてまいります。
【提供するファッションメタデータバンクサービス]
3DCGファクトリー
・デジタルパターン制作 ・テキスタイル、付属類の3DCG制作 ・アイテム3DCG制作
・アバター制作 ・アニメンーション制作
3DCGリテール
・EC用3DCG制作 ・ブランドオリジナルアバター制作 ・アニメーション制作
・ファッションAI活用によるマーケティングシステム
アパレルDXコンサルティング
・3DCG人材教育、研修 ・DXコンサルティング
問い合わせ・お仕事のご依頼等は、下記公式サイトからお願いいたします。
https://fmb.tokyo/