小山市は市役所内における係長以上の管理監督者に占める女性の割合が31.0%、管理職に占める女性の割合が25.0%で、これから積極的に女性の活躍を推進していくまちです。またICT活用も進め、2024年度までに市職員のテレワーク実施者を年間70人まで増やす予定です。
近年さらに世の中を取り巻く状況が変わり、産業構造も変わらざるを得ないこれからの時代、持続可能な地域の未来づくりには多様な挑戦が継続的に起こり続ける仕組みづくりが必要です。
小山市では女性が活躍する地域づくりの手段として、デジタルトランスフォーメーションの推進をキーワードとして掲げました。
2021年1~3月にかけて、小山市をフィールドにした挑戦の可能性について語り合う場を開催し、小山市と連携した持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関心のある企業や個人の方々を募集します。
- 本事業を実施する背景
持続可能な開発のために、国連が定めた2030年までのグローバル目標「SDGs」。
社会を取り巻く環境の変化はめまぐるしく、経済活動に目を向けるとモノをつくれば売れる時代は終わりを迎え、地球環境・地域社会など様々なステークホルダーに配慮をしたうえで企業は成長を目指す時代となりました。これまでの延長線上で成長し続けることが難しくなった今だからこそ、自社の事業ビジョンに社会課題・地域課題の解決を盛り込むことが必要となっています。
また、SDGsは誰一人取り残さないことを原則としており、そのフィールドとして、栃木県小山市での推進を考えていくのが今回の取り組みです。
小山市は特に20~24歳の女性の首都圏への流出が顕著に多く、その要因として、地元で女性が働きたいと思う環境が少ないということが挙げられます。
女性が小山市に定着したくなる環境整備として、多様なことに挑戦ができる職の充実が必要であり、デジタルトランスフォーメーションの推進は女性が望む雇用創出を実現するための手段として親和性が高いため、この推進に関心のある企業・個人との関係人口創出を行っていきます。
- 事業内容
本事業で「女性の活躍」と「デジタルトランスフォーメーション」を小山市で推進し持続可能なまちづくりを行うため、企業や個人とのパートナーシップを組むにあたり小山市内の調査・市内各所での連携に向けてのコーディネートを行っております。
調査では、小山市役所で課長職を担う女性たちに取材。小山市が女性の活躍できる環境を構築するために何が必要か、また本事業を通じてデジタルトランスフォーメーションを推進することへの可能性についてお話を伺いました。また、市民側の目線として市内で活躍する女性たちには市民や企業が抱いている課題や今後の連携についての可能性を伺いました。
調査内容は、かえれる地元をつくるwebメディア「MIKIRO(ミキロ)」にて随時掲載いたます。
https://mikiro.jp/category/work/
上記を踏まえ、SDGsの推進を考える企業・個人を募ったオンラインイベントを開催し、小山市をフィールドとして多様なことに挑戦ができる可能性を語り合う場をつくります。
- 本事業にご興味を持ってくださった法人・個人の方へ
調査記事は12月中に公開。イベントの初回は2021年1月下旬、第2回は2月中旬、第3回は3月上旬にオンラインで実施を予定しております。参加方法など詳細は小山市ホームページ等にて、決定次第に随時公開いたします。
記事とイベント公開にあたり、情報共有のためのメールを受信することをご希望の方は下記URLから登録をしてください。
▼登録フォーム
https://forms.gle/LhYeEyDh68n5iuhp8
小山市と連携した持続可能な開発目標(SDGs)の推進に興味のある企業のみなさま、個人のみなさまのご参画をお待ちしております。
■株式会社kaettaraとは
株式会社kaettara(カエッタラ)は、企業と若者を中心とした関係人口創出事業を栃木県で展開。「かえれる地元をつくる」をビジョンに据え、主に栃木県内の自治体向けに地域課題解決のための伴走支援型コンサルティングを行っています。
■会社概要
株式会社kaettara(カエッタラ)
設立:2017年11月30日
代表取締役:永井 彩華
本社所在地:東京都文京区関口1-21-10 文京石黒ビル1階
URL:http://kaettara.co.jp/