ランサーズ/ランサーズ、『働き方トレンド予想ランキング 2021』を発表

「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」をビジョンに掲げるランサーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:秋好 陽介、東証マザーズ:4484、以下「ランサーズ」)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による急速なテレワーク拡大や働き方の多様化を受け、全国の10~60代のランサーズ登録者に対し、実態を把握する調査を実施。「2020年に自身の働き方を変えた人」は回答者のうち約40%となりました。
さらに2020年に話題になった働き方及び、2021年に流行りそうな働き方を尋ねた結果から『働き方トレンドランキング 2020』及び『働き方トレンド予想ランキング 2021』を発表いたします。『働き方トレンド予想ランキング 2021』では、地方在住者が首都圏の企業と協業する働き方「地方在住型ワーク」が1位となりました。ランサーズは、今後もフリーランス115万人が登録するお仕事マッチングサービス「Lancers」を主軸に、個人の新しい働き方を支援してまいります。
■調査背景
「ProFuture株式会社/HR総研」の調査によると、企業の人事に「多様な働き方」の実現に向けて、どのような施策に取り組んでいるのかと尋ねたところ、「多様な勤務時間の導入」が最多で67%。次いで「テレワーク」が55%、「柔軟な勤務制度の導入」が54%となっており、6割前後の企業で時間と場所に関する多様な働き方の導入に取り組んでいることが分かりました。
このように働き方の多様化が急速に進む中、2020年にどういった働き方が話題になったのか、2021年はどういった働き方が流行るのか、実態を把握するために調査を実施。一般社団法人日本記念日協会に登録されている「フリーランスの日」である本日12月16日に、今後も新しい働き方が広がり、自分らしい働き方に出会える方が増えることを願い、ランキング形式で結果を発表することとしました。
※1:出典元『多様な働き方の実施状況に関するアンケート』(https://hr-souken.jp/research/986/ )

 

 

■調査結果

 

2020年11月に実施したランサーズ登録者への調査によると、「2020年に自身の働き方を変えた人」は回答者のうち約40%であり、副業・フリーランスとして働き始めた人や起業をした人がいることが判明しました。

■ランキング結果
♦2020年に話題になった働き方に関するワード:1位「テレワーク」
2020年に話題になった働き方についてのワード33個の中で特に話題になったと思うワードをランサーズ登録者に尋ねたところ、1位「テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)」、2位「オンライン会議(ツール)」、3位「副業」となりました。(※2)

 

♦2021年に流行ると思う働き方:1位「地方在住型ワーク」
2021年に話題になりそうな働き方ワード16個の中で特に流行しそうなワードをランサーズ登録者に尋ねたところ、1位は、地方在住者が首都圏の企業と協業する働き方「地方在住型ワーク」、2位は企業や個人の「オンライン化推進(DX推進)」、3位は居住地から故郷の企業で副業をする働き方「ふるさと副業」となりました。仕事のオンライン化に伴い場所を問わず働けるようになった方が、地方移住をするケースも増えたためと推測されます。(※3)

 

■新しい働き方研究所 所長(ランサーズ取締役)曽根秀晶による調査結果の考察
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)もあり、時間と場所にとらわれない働き方が今年は急速に広まりました。2017年までは1割程度の普及率(※4)だったテレワークを今年は7割近くの個人が経験したという調査結果もございます(※5)。インターネットの普及率が1割から7割に高まるまで約10年、スマートフォンの普及においては6~7年かかった(※6)ことを考えても、この変化は人々の働き方における「ニューノーマル」として新たに習慣づけるものだったと言えるでしょう。
『働き方トレンド予想ランキング2021』で1位となった「地方在住型ワーク」も、時間と場所にとらわれない働き方が広まってきた中で話題になりました。企業のDX推進や個人のオンラインワークがより普及すれば、誰もが場所に関係なく地方でも海外でも仕事をすることができるようになっていきます。2021年は個人の働き方、そしてさらに生き方の選択肢がさらに広がっていくと考えています。
※4〜6: 出典元 『総務省「通信利用動向調査」各年版』

■新しい働き方実践者のご紹介
1.コロナを機に地方移住!地方在住型ワーク 山根 大輝さん
[業務・IT関連のコンサルタント/山口県在住](https://www.lancers.jp/profile/daikiyamane444 )
2020年6月に故郷山口県へUターンをしたフリーランス。現在、受注案件のクライアントのうち、首都圏企業が4割を占める。年収は20代の平均年収の1.5倍ほど。

新型コロナウイルスの拡大の影響で居住地の東京と定期的に通っていた故郷の山口県との行き来が難しくなったため、山口県へのUターンを決意しました。もともと「Lancers」で副業をし「リモートワークでも稼げる!」と実感を持てていたことが決め手でした。現在はフリーランスとして独立。「自身で選択した複数のお仕事・クライアント」から、お金以上のスキルや経験、充実感を得ながら生活しています。

2.おうち時間が増えたことで副業を開始!副業者 中嶋 駿弥さん
 [マーケター/東京都在住](https://www.lancers.jp/profile/gyu______
本業は大手人材会社パーソルキャリアで営業、副業では「Lancers」でライターとして月20記事程を執筆しています。

新型コロナウイルスの拡大による在宅勤務の影響で時間に余裕ができたこと、残業の減少から収入に多少影響があったことがきっかけで副業を開始しました。
「収入を自分自身で増やすことができる」という体験ができたのは、自分の人生を正直変えたといっても過言ではないと思っています。何かあったとしてもローン支払いができるという安心感をもてたことで、念願の家の購入まで踏み切れました。

■実施概要
【調査について】
調査時期:2020年11月3日(金)~25日(水)
調査対象:ランサーズにランサー(受注者)として登録している個人
調査方法:ランサーズ登録者へのアンケート調査
有効回答数:1,207名
その他:引用、転載の際は出典元として『ランサーズ社』の明記をお願いいたします。

【ランキングについて】
調査時期:2020年12月3日(木)~6日(日)
調査対象:ランサーズにランサー(受注者)として登録している個人
調査方法:「Lancers」を用いたオンライン調査
有効回答数:470名
その他:引用、転載の際は(※2)の調査については『ランサーズ社の働き方トレンドランキング 2020』、(※3)の調査については『ランサーズ社の働き方トレンド予想ランキング 2021』と出典元を記載いただけますようお願いいたします。

【ランサーズ株式会社について】
ランサーズ(東証マザーズ:4484)は、テクノロジーの活用によって個人の「働く」をデータベース化し、あらゆる個人を広義のプロフェッショナルに変える「Open Talent Platform(オープン・タレント・プラットフォーム)」を構築することによって、当社のミッションである「個のエンパワーメント」を実現して参ります。
「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」をビジョンに掲げ、以下の事業を運営しております。

■フリーランスに直接発注「Lancers」https://www.lancers.jp/
■厳選フリーランスを紹介「Lancers Pro」https://www.lancers.jp/pro
■常駐も可能なITフリーランスを紹介「Lancers Agent」https://lancersagent.com/
■ディレクターへ一括業務委託「Lancers Outsourcing」https://www.lancers.jp/business
■オンラインチームが業務代行「Lancers Assistant」https://www.lancers.jp/assistant
■社外人材活用ソリューション「Lancers Enterprise」https://www.lancers.jp/enterprise