2020年は、新型コロナウイルス感染症により、私たちの生活や私たちを取り巻く環境に多大な影響を及ぼし、同時に変化を求められる1年になりました。今まで当たり前だったことが当たり前でなくなった今、さまざまな分分野で、何をするべきか、何を変えるべきかを模索し、実行に移している状況だと言えます。なかでも、人と人とが会いたいときに会うことは当たり前でしたが、時として制限されることとなりました。
ネオキャリアがサービスを提供する介護領域においては、入居者とご家族との対面面会が制限されたことを受け、安全に面会できる環境作りを目的に、Web会議システムCallingを活用したオンライン面会の実施をサポートし、現在ご活用いただいています。今年の年末年始は感染症防止のために、家族が集まって過ごすことは容易ではなくなっているからこそ、より多くの介護施設で入居者とその家族や友人が、年末年始の期間、安全にオンライン面会を実施し、楽しい時間を過ごしていただきたいと思っています。
■無償提供内容
介護施設向けに、2020年12月15日からオンライン面会ツールとしてCallingの無償提供の申込を開始いたします。入居者がオンライン面会を希望する場合は、入居者と施設側とで面会実施日時を調整します。面会日までの期間に、「Calling」のアカウント発行と利用に関するご説明を介護施設に提供します。
・Callingの機能:
- URLを作成後、ご家族へ送付し、クリックするだけで面会を開始できます。
(施設でアプリのダウンロードが不要です)
- 最大30名同時接続が可能なため、ご親戚等も同時に面会ができます。
- オンライン面会中、画面での資料共有が可能なため、ご家族の写真や映像等をご家族と入居者で一緒に閲覧できます。
■あずみ苑グランデ草加 運営本部スタッフ
「今まで”面会”というと、特にお仕事をされているご家族様は休日を使って施設に出向くことでしか適いませんでしたが、今回ご利用いただいたご家族様の中には仕事の合間でお時間を調整してくださった方もいらっしゃり、オンラインだからこそ広がる可能性があると感じました。新しいシステム導入を検討する際は操作性を重要視しておりますが、『Calling』は現場のスタッフがスムーズに接続することが出来、満足度も高かったです。」
※Callingを活用したオンライン面会の利用イメージ
■全国の介護施設従業者に、「面会の実態調査」を実施
Web会議ツールを導入している施設4割、「感染症防止対策しながら実施ができる」「利用者・ご家族の希望に沿える」の声
今回の調査からは、新型コロナウイルス感染症拡大以降、対面の面会を実施している施設は46.6%あることが明らかになりました。対面面会のメリットは、「利用者・ご家族の希望に沿える」「利用者の心身の健康が良くなる」等の回答があがっています。一方で、対面会を自粛している施設の関係者からは「命を預かる以上、慎重にならなくてはならないため、対面の面会は難しい」という回答も寄せられました。
また、オンライン面会においてWeb会議ツールを導入している施設は44.0%となっていますが、オンライン面会のメリットとして、「利用者・ご家族の希望に沿える」「感染症防止対策をしながら実施ができる」などがあげられました。
■調査概要
有効回答:全国の介護施設 介護施設従事者 309名
調査期間:2020年12月1日~2020年12月2日
調査方法:WEBアンケート
■感染拡大以降、対面の面会を実施している施設は46.6%
「Q1.あなたが勤める施設において、新型コロナウイルス感染症が拡大して以降、ご家族との面会に関して、対面での面会を行っていますか?」(n=309)と質問したところ、「行っている」が46.6%という回答となりました。
・行っている:46.6%
・行っていない:39.5%
・施設に勤めていない:13.9%
■感染対策として「命を預かる以上、慎重にならなくてはならないため、対面の面会は難しい」の声66.4%
Q1で「行っていない」と回答した方に、「Q2.対面の面会ができないことに対してあなたはどう思いますか?(複数回答)」(n=122)と質問したところ、「命を預かる以上、慎重にならなくてはならないため、対面の面会は難しい」が66.4%、「早く面会できるようにしたい」が37.7%、「利用者の心身の健康にとって良くない」が34.4%という回答となりました。
・命を預かる以上、慎重にならなくてはならないため、対面の面会は難しい:66.4%
・早く面会できるようにしたい:37.7%
・利用者の心身の健康にとって良くない:34.4%
・面会制限が継続したことで、認知症等利用者の症状が悪化したため、再開したい:15.6%
・利用者の元気がなくなり、自身・ご家族との関係性が悪くなったため、再開したい:13.9%
・その他:2.5%
■「Web会議ツール」を実際に導入している施設は44.0%
Q1で「施設に勤めている」と回答した方にお聞きします。「Q3.厚労省は、介護施設におけるオンライン面会の実施を推奨してますが、あなたの施設ではオンライン面会を行うために、「Web会議ツール」を導入していますか。」(n=266)と質問したところ、「導入している」が44.0%という回答となりました。
・導入している:44.0%
・導入していない:56.0%
■オンライン面会を実施したメリット、「利用者・ご家族の希望に沿える」が49.6%、「感染症防止対策をしながら実施ができる」が47.0%
Q3で「導入している」と回答した方に、「Q4.現在、オンライン面会を実施してどんな点がいいと感じていますか。(複数回答)」(n=117)と質問したところ、「利用者・ご家族の希望に沿える」が49.6%、「感染症防止対策をしながら実施ができる」が47.0%、「利用者の心身の健康が良くなる」が36.8%という回答となりました。
・利用者・ご家族の希望に沿える:49.6%
・感染症防止対策をしながら実施ができる:47.0%
・利用者の心身の健康が良くなる:36.8%
・施設運営者が利用者・ご家族に対するメンタルケアの負担を軽減できる:30.8%
・利用者の認知症等の症状悪化を防止できる:25.6%
・対面面会よりも施設運営者の業務負担を軽減できた:13.7%
・特にない:7.7%
・その他:3.4%
■お申込み方法
全国の介護施設の皆様で、無償提供をご希望される方は、下記の専用フォームよりお申込みください。
【お申込み専用フォーム】https://go.calling.fun/l/811583/2020-12-10/3r56b
(注)お申込みいただいた後、事務局から電話またはメールをさせていただきます。
(注)お申込み締め切り日は、2020年12月28日(月)までとさせていただきます。
(注)無償提供期間は、アカウント発行日より1ヵ月間となります。
(注)面会実施は、施設のPCやタブレットをご活用ください。(デバイスのレンタル等は実施しておりません)
■Callingとは
「Calling」は、URLひとつで簡単に使えるWeb会議システムです。2018年のリリース開始以降、1,000社を
超える企業に活用いただいております。社内会議はもちろん、社内外の全ての対面コミュニケーションで活用できます。Web面接や内定者フォローの用途としても既にCallingをご利用頂いているお客様が多く、有事の際のみならず日常のWeb採用ツールとしてご活用頂いております。また、ブラウザベースで利用できるため、専用ツールのインストールが不要という手軽さから大変好評を頂いております。現在、「Calling」は自治体向けに特化した「Calling for Government」の他、オンライン診療を実施するため医療向けに特化をしたサービス「Calling for Telemedicine」も展開しています。
URL:https://www.calling.fun/
■開発会社
会社名 :株式会社ネオラボ
所在地 :東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル 2階
代表者 :代表取締役 酒井 佑介
事業概要:SaaS・クラウドサービスの開発/提供、ドローン管制システム・VR/AR/MR等のソフトウェア開発 他
URL :https://neo-lab.co.jp/
■会社概要
会社名 :株式会社ネオキャリア
所在地 :東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル 2階
代表者 :代表取締役 西澤 亮一
事業概要:HR Tech(IT、メディア)事業、人材事業、ヘルスケア事業、グローバル事業他
URL :https://www.neo-career.co.jp/