茨木氏は、神経科学を基軸とした新規事業の創生や研究開発の支援に多数従事しており、分野は製造業を中心に、医療、ヘルスケア、広告、Web、人事、金融と多岐に渡り、最新の研究では、Billboard Japanと行った「チャートデータ×脳情報から“未来のヒット予測”は可能なのか」(※)など、エンターテイメント分野での研究開発も行っています。
また、著書に『ニューロテクノロジー ~最新脳科学が未来のビジネスを生み出す』(技術評論社、2019年)があり、ニューロテクノロジー分野の普及と啓蒙、市場育成に貢献されています。
ヴィースタイルは、茨木氏の参画により、最新ニューロテクノロジーの知見を活かし、イヤホン型簡易脳波計「VIE ZONE(ヴィーゾーン)」を活用した心と体を整えるニューロエンタテインメントサービスの開発を加速させていきます。
- 茨木拓也氏 プロフィール
1988年東京都に生まれ。早稲田大学文学部心理学科卒。東京大学大学院 医学系研究科 医科学修士課程(脳神経医学専攻)修了(MMedSc)。同・医学博士課程を中退後、2014年4月にNTTデータ経営研究所に入社。総務省「次世代人工知能社会実装WG」構成員(2017年、第六回)。早稲田大学商学部招聘講師(2018年)。国際会議「脳科学の事業応用」第一回実行委員長(2019年9月)。
- イヤホン型簡易脳波計「VIE ZONE(ヴィーゾーン)」
ヴィースタイルが開発するイヤホン型脳波計「VIE ZONE(ヴィーゾーン)」は、イヤーチップが電極となり、耳(外耳道)から脳波を取得できるウェアラブルデバイスです(図1)。
イヤホン型脳波計(In-Ear EEG)は、従来課題だった日常生活における脳波計測デバイスの煩雑性(装着するのが面倒、見た目が悪い等)の問題がなく、いつものようにイヤホンをつければ脳波を測れるという、近年注目を集めている技術です。
ROYAL SOCIRTYのレポート(※)によると、脳波に関わるニューロテクノロジー製品市場は、2022年には133億ドル規模になると試算されており、さらにビッグデータと人工知能(AI)の台頭により、脳科学を利用する意義が一層問われるようになっています。
(※)<Billboard JAPAN×NTTデータ>チャートデータ×脳情報から“未来のヒット予測”は可能なのか:http://www.billboard-japan.com/special/detail/2991
(※)ROYAL SOCIETYレポート:https://royalsociety.org/-/media/policy/projects/ihuman/report-neural-interfaces.pdf
- ニューロエンターテインメントサービス
音楽や映像コンテンツを視聴中のユーザーからヘッドホン・イヤホンにより生体情報を取得し、AI が解析しユーザーの深層心理を推定します。レコメンデーション機能等に反映することで、ユーザーに個別最適なコンテンツを提供し、ユーザーを心地よい状態(ウェルビーイング)に誘導サポートする機能を備えたサービスです。
- VIE STYLE株式会社 概要
ヴィースタイルは、「味わい深い人生を。-Feel the life-」をミッションにしており、ニューロテクノロジーとエンターテインメントで、人々の感性をアップデートしウェルビーイングに貢献していきます。世界の人々が感性豊かな人生を送れるプロダクトを創造し、人々をZONE(ゾーン)状態に導くサービスの開発を行うともに、 脳神経に関わる未来の医療ICT・デジタルセラピューティクスの発展にも寄与していきます。
会社名 :VIE STYLE 株式会社
代表取締役:今村 泰彦
所在地 :神奈川県鎌倉市5-15-12
設立 :2013年8月
関連会社 :VIE.STYLE,INC. (US法人)
本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ先 Email:info@vie.style