DX化の一環として、本年10月1日(木)に会員小売店様向けの【仕入れスキャンアプリ】をリリース。10月末には3,400ダウンロード、年末までの累計目標としていた5,000ダウンロードを12月8日に前倒しで達成いたしました。来年2月末までに10,000ダウンロードを目指しています。馬喰町店舗の店頭でも、アプリを体験していただけるプロモーションスペースを設置し、常駐の専門スタッフが使い方をご説明しています。
DX化と並行して、来年2月、馬喰町店舗は、多くの商品を実際に手に取って見られるというこれまでの機能に加えて、小売店様の店頭販売時の参考として頂けるような商品の取り合わせや並べ方など、アイディアを多く展示するショールームとしてリニューアル予定です。
◎ショールームでの【仕入れスキャンアプリ】のご利用について
【仕入れスキャンアプリ】は、スマートフォンにアプリをダウンロードしていただき、仕入れたい商品に付いているバーコードをスキャンするだけで、在庫確認や発注・決済まで一連のお仕入れ業務を完了できる、エトワール海渡会員小売店様専用の仕入れサポートアプリです。これまでエトワール海渡で商品を仕入れていただく際は、馬喰町店舗に来店頂き店頭で在庫のある商品を選んで持ち歩き最後にレジで精算いただくか、もしくは小売店様の店舗などからインターネット上のエトネット(エトワール海渡ECサイト)を使って注文していただく、というスタイルでした。
これからは、新しい【仕入れスキャンアプリ】を利用していただくことで、商品の運搬の負担や、品名や品番の入力にかかる時間と手間を大幅に削減することができます。さらに、【仕入れスキャンアプリ】の活用シーンは馬喰町店舗や小売店様の店頭だけではありません。いつでもどこでも、欲しい商品を見つけたときにバーコードを【仕入れスキャンアプリ】でスキャンすると、エトワール海渡での取扱いの有無が瞬時に分かり、扱っている商品であればすぐにそのままご注文が可能です。
来年1月には、エトワール海渡で取扱いのない商品でもリクエストできる機能が追加されます。小売店様の仕入れをスピーディ&スマートにサポートする便利なツールとすべく、皆様のご意見を伺いながら【仕入れスキャンアプリ】をバージョンアップして参ります。
◎【馬喰町店舗のショールーム化】について小売店様の声
12月8日に【仕入れスキャンアプリ】5,000ダウンロード突破を記念し、セレモニーを開催しました。ちょうど5,000件目にダウンロードされた長野県の総合衣料品店の代表者様に目録を進呈し、ご挨拶のお言葉をいただきました。
「エトワール海渡さんも今回のスキャンアプリの導入は大きな決断だったと思います。商売を続けて生きていくために(小売店も流通業界も)変わらなければいけない。どうか(その動きを)牽引してもらいたい思います。
日本の人口を見ても高齢化が進んでおり、DX化が必要なことは分かっていてもそうした変化についていけない高齢者(小売店)も多いはずです。その点エトワール海渡のスタッフの皆さんの接客はしっかりされているので、大きな変化に対してもサポートしていただけると期待しています」
世界規模でのビジネス環境の変化や、少子高齢化に伴う日本の消費市場の変化、コロナ禍による生活者の意識や行動様式の変化などに対応するため、我々はこれまでの常識を超えた大きな変革を求められています。
110年を超えるエトワール海渡の歴史の中でも、DX化の推進は大きな変革となりますが、「小売店様の成功をサポートする」という我々が目指すところに変わりはありません。これまでに培ってきた小売店様とのリアルなつながりを、デジタルツールによってさらに強化していく。DX化という変化の過程においても常に小売店様に寄り添い、次の時代のワンストップ卸として、小売店様と共に「Fun of Shopping」の実現に向けて邁進して参ります。