■Links株式会社設立の背景
新型コロナウイルスの感染拡大と各国の大規模金融緩和策で、世界経済が大きな不確実性を抱える昨今。日本国内でも少子高齢化社会により増大する社会保障費が財政を圧迫するなか、一般個人の「資産管理・運用」の重要性が、今後ますます重要となることが指摘されています。
そのような背景もあり、ビットコイン(BTC)をはじめとする「暗号資産」への関心も高まりつつありますが、実生活やビジネス利用において、まだまだ普及しているとは言い難い状況にあります。
■ビットコイン普及への課題点
コロナ禍において、ビットコインの「価値の保存手段」及び、資産クラスとしての代替性に関心が集まる一方、暗号資産決済分野の利用・普及は、数年前より足踏みしている現状があります。
普及を妨げている要因として、価格変動の大きさのほか、「取引手数料」と「決済スピード」、あるいは少額決済に係る「税制面」が挙げられます。一方で、これらの問題が解決されれば、1円を下回るビットコインの分割性(最小単位:Satoshi)など、今までの通貨や資産にはない特性が、あらゆる領域で注目され得ると考えております。
■Linksの役割
Links株式会社では、このような現状のボトルネックについて、問題を解決するためのネットワークやアプリ構築を通じ、ビットコインが日本の社会でマーケティングやビジネス運用に広く活用される世界を目指してまいります。
Linksアプリでは、ビットコインのブロックチェーンとつながる別のネットワークで資産管理を行うことで、「手数料無料」、「即時決済」の2つを実現しました。1円以下の価値を即座に移転可能な「マイクロペイメント(少額決済)」の実現は、旧来のビジネスモデルを大きく変革する可能性を秘めています。
私たちは、暗号資産を日常的に活用できる未来を構築するため、新規事業をスタートすることにしました。
■どのように実現するのか
Linksアプリ内の資産は、独立した35のノードにより形成されるネットワークによって分散管理され、記帳の仕組みには、「DAG」を採用しています。
DAG(Directed Acyclic Graph)の特徴
ブロックチェーンは前後に1つずつのブロックが一本の線上に繋がっており、ブロックの追加は一度に1つずつしか行えない仕組みとなっています。DAGでは、ブロックチェーン同様に方向は定まっているものの、ブロックの前後には複数個のブロックが同時に連結しているという特徴があり、取引の並列処理が可能となります。そのため、DAGはよりスケーリング(拡張性)に優れ、より多くのトランザクション(取引)を同時に処理することができます。
■マイクロペイメントの活用
1円未満のマイクロペイメント は、ユーザーに対する少額課金はもちろん、募金やチップ、ユーザーの行動を促すインセンティブ報酬としても活用することができます。
想定活用事例(一部)
●少額決済・募金
●新たなコンテンツ課金モデル(記事単位・時間単位)
●コンテンツ閲覧や広告閲覧に対するユーザーへの報酬モデル
●情報・データ提供者への報酬モデル(アンケートやマーケティングデータ等)
●ゲーム等、新たな大会システムの設計
■Linksのミッション
現在日本では、少額でのポイント運用投資などの出現により、一般個人の金融市場参加のためのハードルは徐々に下がり始めております。一方で、個人資産の半分以上を「現預金」が占める状況や、海外諸国と比較した時の「金融リテラシー」の低さなど、慢性的な課題を抱えています。
Linksアプリでは、ユーザーへの報酬としてビットコインを付与することで、ポイント感覚で金融資産を獲得できる仕組みを構築します。お金を使わずとも金融分野にアクセスできる機会を提供することで、今まで金融に関わりのなかったライトユーザーへの入り口を提供します。(Linksアプリは、2021年春にローンチ予定)
また、一般個人の金融参加への大きなハードルとなっている金融知識を少しでも高めるべく、ユーザーに必要な厳選したコンテンツを配信することで、金融リテラシーの底上げに寄与出来ればと考えております。
■CoinPostがLinks事業に参加する理由
国内を代表する暗号資産メディアとして、分割性(最小単位:Satoshi)と仲介企業を介さず自由なやり取りができる「金融資産」としてのビットコインの可能性を報道する中で出会ったのが、INBlockchainグループでした。すでに、中国や米国を拠点にビットコインを無料かつ高速に送受信するための技術を開発していた同グループ傘下企業の技術力と、分散型ネットワークの上で構築される暗号資産の実利用に注力するビジョンに共感し、日本の業界に繋げたいと考えたのが、事業立ち上げのきっかけです。
「CBDC(中央銀行デジタル通貨)やデジタル通貨の研究・開発が台頭するなか、日本国内でも、ビットコインなどの暗号資産を一般生活レベルで利用できる世界を作りたい。」
この点が、INBlockchainグループとCoinPostの共通ビジョンとして重なりました。
■INBlockchainがCoinPostを選ぶ理由
CoinPostは、日本で最も注目されている暗号資産メディアです。
CoinPostのメンバーは代表取締役の各務社長をはじめ、これからの時代を担う若い社員を中心に構成されており、エネルギッシュな組織と連携することで、新規事業にエネルギーと情熱を投入できると感じました。CoinPostはメディアの果たすべき役割として、信頼性の低いプロジェクトには関わらず、一貫して記事の中立性と正確性を保つ努力を継続してきました。その姿勢が暗号資産全体の信頼に繋がると考えており、我々もその価値観に共感しています。こうしたビジョンを両社が共有でき意気投合したため、今回の連携が実現しました。
新事業として立ち上げるLinksは、より多くの方に暗号資産の魅力と実用性を体験して頂くことで、業界全体の発展に貢献することを目指しています。
写真(左から):Sonny Wang、各務 貴仁、Lyric Wei、岡部 典孝
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公式ホームページ(http://getlinks.jp) にて、Linksアプリケーションのロゴ投票を受け付けております(所要時間 約1分)。ご応募いただいた中から抽選で10名様に、総額10万円相当のビットコインをプレゼント致します。奮ってご応募ください。
■会社概要
Links株式会社
資本金:3,000万円
設立:2020年11月11日
代表取締役CEO:各務貴仁
所在地:東京都港区芝公園四丁目8番12号猫来坊
事業内容:次世代SNSの開発及び運営、ビットコインの無料配布
公式Twitter:@LinksBTC
■お問い合わせ先
contact@getlinks.jp