- 会社からのサポート施策の内容や質に対し、「不満を持っている」割合が47%
- デジタルツールに「習熟している」と回答した層の2割に対し、「習熟していない」と回答した層の3割が、テレワーク実施に伴う悪影響やストレスを感じると回答
- 「習熟していない」と回答した層の80%が「業務途中で使用を断念する」「入力がいい加減になる」と回答
- 新型コロナウィルス感染拡大以降の働き方で、「デジタルツールに習熟していない」層のうち、30.8%が「組織やチームとしての業務生産性が悪化した」と回答
世界的なコロナウイルス感染拡大により、デジタルトランスフォーメーションの流れが加速するいま、多くのビジネスマンが、緊急時における事業継続という観点において、デジタルツール導入に伴う問題をいかに迅速に解決するかが、ニューノーマルの働き方を推進するための課題だと考えていることが読み取れます。
新型コロナウイルスの影響により、4月16日の全都道府県への緊急事態宣言発令に伴い、アンケートに回答した人の97.4%が在宅勤務を経験し、緊急事態宣言解除後も週1回以上のテレワークを継続していることがわかりました。【図1】
【図1】テレワーク体験状況
会社からの「サポート施策や内容に満足している」と回答した割合は52%で、残り47%がサポートに何らかの不満を持っていることがわかりました。項目のトップは「マニュアルがわかりにくい/マニュアルが大量にあり、現実的に使えない」と回答した割合が最も高く47%でした。【図2】
【図2】会社からのサポート施策の内容や質に対し、「不満を持っている」割合が47%
デジタルツール使用にあたり、使い方がわからず、「業務途中で使用を断念する」「入力がいいかげんになる」ことが1年に数回以上あると答えた人の割合は「習熟していない」と答えた層で80%に上ることが明らかとなりました。【図3】
【図3】「習熟していない」と回答した層の80%が「入力がいい加減になる」と回答
新型コロナウイルス感染拡大以降の働き方を尋ね た設問に関して、「組織やチームとしての業務の生産性」が「改善、向上」したという回答は、デジタルツー ルへの習熟度を問わず、残念ながら16.5%から 20.5%という低い数字に留まりました。その一方で、「悪化した」という回答は、27.0%から30.8%で、「改善」を上回りました。【図4】
【図4】新型コロナウィルス感染拡大以降の働き方で、「デジタルツールに習熟していない」層のうち、30.8%が「組織やチームとしての業務生産性が悪化した」と回答
【調査概要】
調 査 目 的 :新型コロナウイルスの感染拡大後、日本企業で「在宅勤務(テレワーク)」が急速に進んだ。 これを実施したビジネスパーソンが在宅勤務に対してどのように評価しているかを把握する。
調 査 方 法:WEB調査
調 査 対 象:「日経ビジネス電子版」読者
有効回収数:658人
調 査 期 間:2020年8月27日(木)~9月8日(火)
調 査 企 画:日経BP/日経BPコンサルティング
以下の条件合致者を有効票とした。
・新型コロナウイルスの感染拡大以降、在宅勤務を実施(Q2(1)=1~3 または Q2(2)=1~3)
・勤務先が「従業員500人以上」(Q17=5~9)
・地位/役職で「契約社員」「その他」を除く(Q20=1~6)
■WalkMe株式会社について
WalkMeは2011年に設立された、世界初のデジタルアダプションプラットフォーム (DAP) ベンダーです。あらゆるソフトウェア、モバイルアプリやWebサイトにおいてユーザーの活用と定着化を促す、ガイダンス・エンゲージメント・オートメーション・インサイト機能を提供しています。これによりお客様のDXの成果を最大化します。世界2,000社を超える企業(Fortune 500に名を連ねる企業の約30%を含む)に対し、ユーザーアダプション促進とDXの成功を実現しています。2019年2月にWalkMe株式会社を設立。
・社名:WalkMe株式会社
・代表取締役社長:道下 和良
・URL:https://www.walkme.co.jp
■本件についてのお問い合わせ先
WalkMe株式会社
TEL:03-4590-7820
E-mail : japan@walkme.com