2020年11月27日よりOEM提供を開始いたします。
本OEM提供は、当社が運営するオンライン完結型の不動産投資型クラウドファンディング「FANTAS funding(ファンタスファンディング)」の2年間のサービス運営で培ったノウハウやシステムを基に行うものであり、導入企業は低コストかつ短期間での事業開始が可能となります
◾️ OEM 提供開始の背景 ―不動産投資型クラウドファンディング市場拡大に向けてー
2018年度の証券化不動産の取得額は4.7兆円(※1)にのぼる一方で、不動産特定共同事業(以下「不特法事業」)の出資募集額は約1,000億円程度(※2)と、J-REIT等と比較して規模が小さく、拡大の余地があります。そのような中で、不特法事業においてクラウドファンディングの活用を促進するため、不特法改正や不特法規則改正などの施策が行われています。これに伴い、電子取引業務の許可等を受けた事業者数は年々増加し、不特法事業のクラウドファンディング案件数・出資募集額も増加傾向にあるなど、今後もさらなるマーケットの拡大と活性化が期待されています。
一方、企業が不動産投資型クラウドファンディングサービスを開始するにあたっては、サービスサイトの開発や会員獲得フローの構築、入金や出金といった決済関連の技術開発やセキュリティ対策が必要となり、費用面や開発期間長期化の懸念から参入を足踏みするケースも見受けられます。
そこで当社では、サービス開始から2年で113案件を組成したオンライン完結型の不動産投資型クラウドファンディング「FANTAS funding(ファンタスファンディング)」で培った技術やノウハウを基に、不特法事業開始に必要なシステム開発やデザイン制作、デジタルマーケティングにおける広告代理、コンサルティング、システム保守等をパッケージ化してOEM提供することで、企業の不動産投資型クラウドファンディングサービス事業への新規参入を容易にし、更なる市場拡大を推進してまいります。
(※1)国土交通省:平成30年度の証券化対象不動産の取得額 (https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001315332.pdf)
(※2)国土交通省:ESG投資を踏まえた不動産特定共同事業等検討会 中間とりまとめ(概要)(https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001341573.pdf)
◾️FANTAS funding(ファンタスファンディング)OEMの概要
以下のメニューをパッケージ化してOEM提供を行います。これらのパッケージ内容は、導入企業独自に変更することも可能です。
- システム開発
- サービスサイト制作(デザイン含む)
- デジタルマーケティングにおける広告代理(ユーザー獲得含む)
- コンサルティング
- システム保守
◾️今後の展望
今後はOEM導入企業や提供するサービスを増やすことで、不特法事業でのクラウドファンディングの活用を促進し、導入企業のテクノロジー化や不動産業界全体のDX化、不動産テックの推進に貢献してまいります。また、資産運用の選択肢に不動産投資型クラウドファンディングを通じた新しい投資体験を足すことで、より多くの投資家に不動産投資を身近に感じていただき、誰もが気軽に投資できる世界の実現を目指します。
◾️FANTAS funding(ファンタスファンディング)とは
運用期間は最短3カ月、1口1万円から投資ができるオンライン完結型の不動産投資型クラウドファンディングです。価格下落が生じても劣後出資割合までの下落であれば投資家の元本が守られる仕組みを構築し、最大限の安全性を確保しています。当社は、不動産特定共同事業法に基づく事業の許可および電子取引業務の認可を取得しているため、投資家の契約時の書面手続きが不要、オンライン完結が可能となっています。
【会社概要】
社名 :FANTAS technology株式会社
本社 :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F
代表者 :代表取締役 國師康平
設立 :2010年2月22日
資本金 :1億円
事業概要 :オンラインとオフラインを融合する※「FANTAS platform」事業
・AIを活用した不動産/金融領域におけるマッチングサービス
・カスタマーサクセスを重視したクラウド型資産管理アプリの提供
・クラウドファンディングを通じた空き家の再生
※Online Merges with Offline(OMO)
URL :https://fantas-tech.co.jp