■ インタビュー記事 URL はこちら
https://vaak.co/case-palhd
■ インタビュー記事の概要
多数のアパレルブランドの企画・販売を手掛けるほか、300円均一の雑貨店「3COINS」などを全国展開するパルグループ。執行役員を務める山ノ内 基文氏に、導入背景・導入効果をお伺いしました。
山ノ内氏は、VAAKEYEを活用した新たな店舗管理体制により、要因の明確化(店舗の見える化)を実施し、店舗の問題解決に取り組んでいます。
■ 導入背景
◇ 商品ロス対策の優先順位が上昇
グループの約1000店舗における商品管理の課題の一つに、店舗棚卸時の商品ロスがあります。商品ロスは、財務的な損失のみならず、業務的な障害という面も大きく、店舗で活躍する仲間の安全にもかかわる問題です。また、日本の社会・経済構造の変化に伴い商品ロスの増大が予測され、対策優先順位の高い課題となっています。
◇ 商品ロスの要因は見える化が必要
商品ロスの要因は様々あげられているものの、現場・経営の思い込みを可能な限り排除して、その要因を明確にすることが、VAAKEYEを通して可能と考えました。
◇ 導入検討プロセス
商品ロスの多い店舗で、立地・商品等の異なる店舗毎に、防犯タグ、監視カメラ、RFIDタグ、スタッフ教育、VMD改善等の異なる手段を実証検証し、どれが我々にとって、成果(課題解決や、その他の有用性)につながるのか、他のサービスと比較検討した結果、AI監視カメラとそのデータの活用、その中でもVAAKEYEは最も有効な手段の一つと考えています。
■ 導入効果
◇ 店舗の安心感とバイアスのない映像報告
店舗スタッフはVAAKEYEが動いているという安心感があります。店長・カスタマーサービス・管理部では、報告者の思い込み、コミュニケーション技術のフィルターによってバイアス・くもりが入ってしまう文字報告・伝聞報告ではなく、リアルな映像報告を定期的に入手・確認・検証できることが大きなメリットとなっています。
◇ 商品ロス削減と検知結果
具体的には、以下の様な成果が得られています。
1) 商品ロスが最大80%減少(導入前3ヶ月間と導入後3ヶ月間の商品ロス金額比較)
2) 東京近郊の雑貨店で、万引き行為と思われる映像確認し要注意人物を数件特定
3) 毎週VAAKレポートを店長、本部スーパーバイザーが確認することで防犯意識を喚起
■ 今後の展望
◇ 見える化による、最適な防犯体制の構築
店舗で蓄積した行動データを活用して、店舗をカテゴリーに分け、各店舗に最適な防犯体制を構築することを目指しています。そのために、すでに新規の防犯カメラはAI解析対応型に切り替えています。
◇ 見える化による、更なる商品ロス削減
また、店舗における商品ロスが万引きによるものが殆ど、という思い込みが店舗関係者中心に根強くあるわけですが、店舗における出来事の見える化によって、商品ロスの要因を再検証し、商品ロスを減少させていきたいと考えています。
■ 「VAAKEYE 店舗管理」とは
映像解析AI「VAAKEYE」は、防犯カメラから映像を取得し、解析することで、人物行動や異常を検知し、スマートフォンやPCに通知を行う映像解析ソリューションです。不正行動、禁止・迷惑行動、業務行動、購買行動など様々な対象を検知し、防犯・管理業務の効率化、施設内の可視化によるDXを支援いたします。
今後もVAAKでは、映像解析AI「VAAKEYE」を用いて社会課題を解決し、犯罪や事故のない豊かな社会の実現を目指してまいります。
■株式会社VAAK 概要
・所在地:〒102-0093 東京都千代田区平河町1丁目1-8 麹町市原ビル8F
・事業内容:
・行動・異常検知AI「VAAKEYE(バークアイ)」の開発・運営
感染リスク検知AI「VAAKEYE+(バークアイプラス)」の開発・運営
無人レジ「VAAKPAY(バークペイ)」の開発・運営
・代表取締役:田中 遼
・URL:https://vaak.co
・連絡先:info@vaak.co
■本記事PDF版
https://drive.google.com/file/d/1XXDmqTN7MJX300J6h0VIplmrVQkvgpaA/view?usp=sharing
■本件に関するお問合わせ先
株式会社VAAK 経営企画室 広報担当:齊藤
連絡先:info@vaak.co 受付時間:10時~18時