新メニューでは、データクオリティを向上し、それを維持していくためのコンサルティングサービスと、PDCAサイクルを回していく情報システムを提供します。具体的には、蓄積されたデータに対し、システムは機械学習によりフォーマットや種別、カラムの関係性などを整理し、エラーデータ抽出を行います。日立ソリューションズでデータ利活用に携わってきたエンジニアがその結果を参照してデータ仕様設計や継続的なデータ加工を実施し、さらに、日々増加する蓄積データの傾向の変化を独自技術でモニタリングし、改善策へつながるフィードバックレポートをお客様に提供します。
これらによりデータレイクに蓄積されたデータのフォーマットや種別が統一され、データ利用者の分析効率が向上し、精度の高い分析結果に基づいた経営層の意思決定が可能となることで、お客様はデータドリブン経営を促進できます。
なお、システムによるデータの機械学習や加工には、データクオリティ分野のリーダー企業である米国Talend社の「Talend Data Fabric」などを利用します。
■ 背景
デジタルトランスフォーメーション時代の到来により、企業では多様なデータを分析し、経営戦略などの意思決定に活用するデータドリブン経営が注目されています。
企業がデータ分析を行う上で、システム間のデータ不整合がある場合、データの整合性をとり分析結果を導き出すのに時間がかかり、タイムリーな意思決定ができません。また、時間経過に伴いデータの傾向が変化したことに気づかず従来通りの分析を行うことで、誤った分析結果になり、精度の高いデータによる意思決定ができません。
日立ソリューションズはこれまで、企業が多様なデータを活用する上で、データクオリティや利便性を確保するためのデータガバナンスソリューションを提供してきました。
データガバナンスソリューションでは、データカタログ*1によってデータの利便性を向上させるための「メタデータ*2管理」、データクオリティを向上させる「データクオリティ管理」、データの適切な利用を推進する「データアクセス統制」の3つを重要な要素としています。
今回はその中で、「データクオリティ管理」のさらなる強化として、蓄積されたデータの継続的なクオリティの向上を支援するメニューを追加します。
*1:データカタログとは、データの所在、形式などをタグ付けしメタ情報として管理することで、必要なデータの参照や検索が容易になる環境
*2:メタデータとは、データそのものではなく、そのデータを表す属性や関連する情報を記述したデータのこと
■ データクオリティ管理を支援するメニューの特長
1.お客様のデータクオリティを向上し、それを維持していくための環境を提供
2.企業全体のシステム間で、整合のとれたデータ設計・加工が可能
3.データのモニタリングで傾向や変化をレポートすることで、データの異常に対して、迅速に対処可能
4.データ利活用で多くの導入実績があるTalend製品の活用で、データクオリティ管理環境を迅速に構築
■ 「データガバナンスソリューション」の価格 : 個別見積
■ 販売開始日 : 2020年11月11日
■ 「データガバナンスソリューション」について
https://www.hitachi-solutions.co.jp/datagovernance/
■ 関連商品 紹介URL
「データ利活用ソリューション」
https://www.hitachi-solutions.co.jp/dataplatform/
「Talend導入ソリューション」
https://www.hitachi-solutions.co.jp/talend/
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