第2ターミナルの1階バス乗車券カウンター
・詳細ページ:https://willsmart.co.jp/work-cat/digitalsignage/20200930
■バス会社2社の運行情報を統合!Will Smartの「バス運行情報統合・表示システム」とは
今回、羽田空港に導入いただいたシステムでは、羽田空港に発着するバス会社2社のダイヤ情報管理システムと接続し、両社の羽田空港発のバスの運行情報を統合、東京・千葉・神奈川など方面別に行先・発車時刻・空席状況・次発便などを表示しています。
また、バス運行情報に加え、中央に配置したインフォメーションディスプレイでは、Will Smartが提供するデジタルサイネージの配信システム「Will-Sign」を利用した情報配信やWEB アプリを通じた空港スタッフ(羽田旅客サービス株式会社様の職員)によるコンテンツ更新により、渋滞や遅延の情報、自動券売機の利用情報や乗り場への案内等、運行情報以外にも様々な情報を配信しています。
バス運行情報の統合より、目的地に向かうバスの情報がわかりやすくなったことや、券売機周辺の視認性が向上したことにより、バス乗車券購入者の自動券売機利用率は大幅にあがり 9 割を占めるようになりました。これにより、スタッフの業務負荷軽減やオペレーション効率化にもつながっています。
方面別の運行情報を表示するモニタと中央に配置されたインフォメーションモニタ
■導入の背景
羽田空港のバス乗車券カウンターでは、バスの運行情報はこれまで空港に発着するバス会社2社それぞれのシステムと接続した別々のディスプレイに表示されていました。そのため、バス利用者にとっては、目的地に向かうバスの時刻情報がわかりにくく、有人のカウンターに行列ができてしまうという課題がありました。こうした状況に課題意識を持った羽田旅客ターミナルの管理会社である日本空港ビルデング株式会社様は、第1ターミナルリニューアルの一環として運行情報表示システムのリニューアルを計画、企画コンペを経て、本システムを導入いただく運びとなりました。
■羽田空港の担当者に聞いた!導入効果
・自動券売機利用率の向上―バス乗車券購入者の9割が自動券売機を利用―
リニューアル後は、これまで別々に表示されていた2社のバス会社の運行情報が統合されたことで、目的地に向かうバスの情報がわかりやすくなりました。また、自動券売機も増設され、券売機周辺の視認性が向上したことにより、バス乗車券購入者の自動券売機利用率は大幅にあがり、9割を占めるようになりました。
・空港スタッフの業務効率化
有人カウンターでのバス乗車券購入が減少し、カウンターの購入列が解消しました。これにより、カウンターにいるスタッフは、羽田空港のご利用に不慣れな方や、お手伝いを必要とするお客様へのアクセスに関するご案内とチケット販売に特化し、丁寧なコミュニケーションに集中することができています。こうした現場の状況をふまえ、今後もこうしたデジタル化を進めることで、お客様がより安心して快適に利用できる空港を目指していきたいと考えています。
詳細は下記URLよりご覧ください。
URL:https://willsmart.co.jp/work-cat/digitalsignage/20200930
今後もWill Smartでは、お客様の事業におけるデジタライゼーション、DXの実現をサポートしてまいります。
■Will Smartについて
株式会社ゼンリンデータコムの社内ベンチャー企業として、2012年に設立。人々の価値観や必要性から生まれる社会課題を、アイデアとテクノロジーによって解決することを使命とし、事業モデルの共創からハードウェアの企画製造及びソフトウェアの開発、導入後の運用までを提供しています。
■会社概要
会社名 :株式会社Will Smart
代表者 :代表取締役社長 石井康弘
設立 :2012年12月12日
事業内容 :課題解決型のAIソリューション及びパッケージAIソリューションの提供、カーシェアリングシステムの構築及びパッケージシステムの販売、インターネットに接続するハードウェアの企画製造販売、クラウドサービスによるシステム開発。
資本金 : 496,050,000円
URL :https://willsmart.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Will Smart
マーケティング担当 山本
TEL:03-3527-2100
E-mail:marketing@willsmart.co.jp