近年、世界でD2Cブランドが次々と立ち上がり、企業が直接消費者とコミュニケーションをとる新たな商習慣が根付こうとしています。今後もこの潮流は加速していくことが予想され、さまざまな企業がD2Cブランドの立ち上げに挑戦することが見込まれます。
D2Cブランドは、企業が独自の世界観を構築し、その物語に共感した消費者が直接商品を購入することで、ブランドの価値を伝播させています。そして、そのプロセスで収集したデータを活用し、顧客一人一人にパーソナライズされた提案を実行するという、今までにないバリューチェーンを構築しています。このような顧客の共感を得たスタートアップ企業が、業界のトップに立つことも今や世界では珍しいことではありません。
FABRIC TOKYOはクラウド上にサイズの採寸データを登録し、日本製で高機能素材を使ったオーダースーツやオーダーシャツをオンラインで購入できるサービスを展開しています。国内に14の店舗を構え、日本を代表するD2Cブランド企業として多くの消費者に独自の価値を提供しています。
ユナイテッドは、2021年3月期より「DXプラットフォーム事業」に注力しております。当該事業において、数多くの自社サービスやアプリの開発・運営を通じて培った技術力やノウハウを、デジタルトランスフォーメーション(DX)※支援を通じてクライアント企業に対して提供いたします。「戦略コンサルティング」「アプリ/システムの開発」「アプリマーケ/システム運用」の3つを柱に、クライアントと伴走型の支援体制を構築したコンサルテーションを実施しております。
本業務提携により、ユナイテッドのDXプラットフォーム事業にFABRIC TOKYOのD2Cブランド立ち上げのノウハウを掛け合わせることで、新たな消費者価値を創造し、顧客ビジネスモデルを刷新するようなD2Cブランド構築の支援を推進してまいります。戦略構築、ブランド設計、カスタマージャーニーの設計、商品企画、バリューチェーン構築、カスタマーサポート体制の確立、店舗デザイン、サイト/アプリ構築、マーケティングといった、D2Cブランド構築に必要不可欠な要素を網羅的に支援し、クライアント企業の課題解決に尽力してまいります。
■提携イメージ
※デジタルトランスフォーメーション(DX)
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
出典:経済産業省「DX 推進指標」とそのガイダンス
https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190731003/20190731003-1.pdf
株式会社FABRIC TOKYO
本店所在地:〒150-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目23-13 南新宿星野ビル6階
設立日:2012年4月6日
代表者:代表取締役 森 雄一郎
事業内容:カスタムオーダーアパレルブランド「FABRIC TOKYO」の運営
U R L :https://corp.fabric-tokyo.com/company
ユナイテッド株式会社
本店所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル
設立日:1998年2月20日
代表者:代表取締役社長 兼 執行役員 早川 与規
事業内容:DXプラットフォーム事業、インベストメント事業、アドテクノロジー事業、コンテンツ事業
U R L :http://united.jp/