INJUS/LINEを使った建設マッチングサービス『ケンカツ』11月の製品版リリースに向けシステム改修を実施!「1万人の建設職人とLINEで繋がる」サービスへ

株式会社INJUS(本社:東京都港区、代表取締役:鹿山 瞬)は、当初3月に予定していたケンカツ製品版のローンチを11月に実施することを発表しました。新型コロナウイルス感染症対策期間中に実施したシステム改修の内容報告と一緒に、改めてサービスのコンセプトについて記載をしています。
  • システムラインナップとコンセプト

□LINEに送信
ケンカツ最大の特徴は、建設工事の発注連絡を「誰もが使えるコミュニケーションツール=LINEで配信出来る」という点です。 

◆利用フロー◆
①ケンカツのLINE公式アカウントを友だち追加
②フォームから業務スキルやスペックを登録
③建設現場の仕事依頼がLINEに送信
④受けるかどうかは受注者自身が決め、労働対価は明示されている金額をそのまま受け取ることが可能

現在、ケンカツLINEには5,000人を超えるユーザーが「友だち追加」し、その内の約1,000名が作業員として本登録をしています。
建設作業員は​300万人以上いると言われるため業界規模からするとまだ決して十分とは言えませんが、本登録の割合が5分の1と高い水準になっており、LINEを使う利点が現れています(LINE友だち追加の登録にかかるコストもスマホアプリのインストールと比較して大幅に低い)。
ITスキルやリテラシーに左右されることなく、建設業のデジタル化を実現するものと期待しています。

今後は開発だけでなく広報・マーケティング活動に尽力し、まずはLINEの中に1万人の本登録者が入ることを数値目標とします。
製品版リリースを打ち出すことで発注者のアカウント開設を促進し、案件配信がLINE上に飛び交うことで、サービスの活性化に繋がればと考えています。

□管理システムの存在
もう一つの特徴として、ケンカツでは建設現場の業務管理を担う基幹ツール「管理システム」を独自に開発しています。 
LINEから登録された職人および協力会社の情報はこの管理システムを用いて閲覧(個人情報を伏せた上)が可能となっており、発注者は業種や地域、資格情報をもとに依頼先を特定してメッセージを配信します。

また、建設業は特に顕著ですが、表計算ソフトで管理し、メーラーからコピペして、その進捗はホワイトボードに記録、最終的には紙書類をFAXする。こういった仕事の仕方は未だ解消されていません。
管理システムは、狭義では人的リソースの手配連絡用となっていますが、もう一つのテーマとして挙げられる「強いローカル性が求められる建設業をどのようにデジタル化してくか」という課題に対し、他システムとの連携含めたハブとして活用されることを目指しています。

なお、弊社は管理システムの月額利用料金を対価とすることで、実労働の中抜きをしないビジネスモデルを実装しています(管理システムの料金体系は正式リリースの際に改めてお伝えします)。

 

  • 今回の改修内容

□マッチング成約率の向上
今回の改修は7月に発表したプレスリリース※に基づき、下記の箇所が対象となります↓

①リファクタリング 
②マッチング・スカウティングのトラフィックを上げる施策
③withコロナにアジャストした追加機能の実装

最も重要視した点は②となり、ケンカツのメイン機能である「マッチング・スカウティング」(求人含め)の実績数値を運営側が追えるようにしました。
設定したKPIと照らし合わせ、カスタマーサクセスを強化していきます。

□全改修リスト
【管理システム側】
・管理権限の名称と役割の変更
・招待コード機能の実装
・発注者から受注者へ一斉(セグメント)配信によるまとめて依頼が可能に
・フレンド申請数のカウント
・管理システムにLINEログイン機能を実装。双方のアカウントを紐付けることで、今後は管理システムを開くことなくLINE操作で一通りの業務が完結するように(この場合、内部的には管理システムを中継している)
・管理システムとLINEの求人投稿の連携
・管理システムから自社PRを掲載出来るように
・管理システムのデザインを(一部)見やすく変更
・管理システムをご契約頂く工事会社様とケンカツ運営との密な意思疎通やカスタマーサクセス
・管理システム上のデータベース情報の更新(新着案件および新着登録職人)をメールに配信

【LINE側】
・LINE側に表示される投稿先の事業者情報の閲覧を見やすいデザインに
・案件や求人情報を検索する際、「土日休み」や「残業なし」などから探せるように
・案件掲載数を明示し、仕事の登録状況を瞬時に分かるように
・職人側の受信拒否(一律および指定業者単位)

【Zoomビデオ会議の拡張機能】
・webセミナー(ウェビナーを生成出来るように)
・管理システムの使い方をオンラインで説明出来るように
※Zoom連携の機能追加については別途プレスリリースを配信

以上、同じことをやるにしても、提供するプロダクトの形態によって全く異なる体験を提供出来るものと考えております。
ケンカツはシステム開発をバックグラウンドとした企業が運営していることもあり、今後もプロダクトの品質を高めることで、建設業のDXに挑んでいきます。

販促資料:
https://prtimes.jp/a/?f=d20827-20201022-2622.pdf

注釈:
※LINEを使った建設マッチングサービス『ケンカツ』の機能改修を8月末までに実装!管理システムを中心としたサービス展開の明確化!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000020827.html
(改修完了が予定より遅れましたことをお詫び申し上げます)

【会社概要】
株式会社INJUS
東京都港区六本木4-9-2 俳優座ビル713号室
電話:03-6435-5061
FAX:03-6435-5062
メール:info@kenkatsu.tech
webサイト:https://controller.kenkatsu.tech
代表取締役:鹿山 瞬