インドにおいては、新型コロナウィルスの感染者の累計が755万人(2020年10月19日現在)を突破し世界第2位の累計感染者数となっており、日本からの出張者や駐在員及び現地雇用社員の一時帰国者が現地に赴くことが困難な状況が続いています。
一方で、今年5月にインド政府が「自立したインド」(Atmanirbhar Bharat※)キャンペーンにより、インドの国内産業振興と海外企業による投資促進を行うための規制改革・融資制度・支援スキーム等を発表したこと、またアップル等の米国企業が中国からインドへの生産拠点の移行を決定したことにより、インド国内における材料・部品調達が見直され始めています。
Hoshitry Impact LLPは、日系中小企業が現地の企業情報源や最新情報を入手することが困難である現状を踏まえ、現地の産業団体や商工会議所との連携によって入手した企業情報を技術・設備・認証等の条件によりスクリーニングした後にオンラインで商談や現地視察を行うことにより、サプライヤー等取引先の探索及び選定を支援する事業を開始します。
同社は、中小企業専門M&Aアドバイザリーや海外進出支援を行う株式会社オプティアス(東京都中央区、代表取締役:萩原直哉)との連携により、中小企業向けに下記のオンライン視察ツアーを開催すると共に、その後の商談、マーケティング調査、工場等視察、展示会出展、提案、交渉、事業連携構築等を一貫して支援しています。
※参照:インベスト・インディア https://www.investindia.gov.in/ja-jp/atmanirbhar-bharat-abhiyaan
記
【オンライン視察ツアー開催概要】 ※参照 https://optius.jp/tokyobangalore/
-中小企業が知るべき変化-インド市場のDX化にせまる!オンライン視察ツアー Vol.2
日時:2020年10月22日(木)19:00ー20:10
場所:会議アプリZOOMによるオンラインセミナー
主催:株式会社オプティアス
共催:Hoshitry Impact LLP参加費:無料
モデレーター&講演者
・ 株式会社 オプティアス 代表取締役 萩原 直哉
・ Hoshitry Impact LLP 代表パートナー 阪口 史保
・ Ethereal Machines(インドのスタートアップ企業) 共同創業者 カウシク・ムッダ
内容
インドにおいては、新型コロナウィルスによる影響が拡大した今年3月以降、GAFAをはじめとする米国企業がインド市場のデジタル化を加速するための大型投資を次々に決定し、DX化(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進んでいます。
そこで、インド市場のどのような分野でどのようにデジタル化が起こっているのかを、見て、聞いて、理解して、『日本の技術』×『インドのデジタル化』の可能性を探るためのライブセッションをオンラインで開催します。 インドにおいて日印間の様々な技術連携に携わってきた、Hoshitry Impact代表の阪口史保氏をオンライン視察ガイドとして、日本の中小企業の経営者が現地に行って話を聞くのと同じぐらいわかりやすく、インド市場のDX化を伝えます。
第2回は、ものづくりDXに取り組むインドのスタートアップ企業、Ethereal Machines(エセリアル・マシーンズ)社による生産現場の革新にせまります。同社は、2018年度にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大規模のエレクトロニクス展示会「CES」においてインド企業として初となるベスト・オブ・イノベーション賞を獲得(5軸3Dプリンタ)。 2020年現在は高性能・低価格・コンパクトな5軸方向で加工可能のCNC加工機を開発に注力。医療器具等の加工プロセスにイノベーションを起こしています。
タイムスケジュール
19:00~ ご挨拶・講演者紹介 萩原 直哉
19:10~ 「インド市場のデジタル化について」 阪口 史保
19:20~ インド企業紹介 Ethereal Machines社プレゼンテーション カウシク・ムッダ
19:45~ 対話・質疑応答
※【オンライン視察ツアー】参照
-中小企業が知るべき変化-インド市場のDX化にせまる!オンライン視察ツアー Vol.1