CDO(最高データ責任者)就任に関するお知らせ

 弁護士ドットコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長兼CEO:元榮 太一郎、以下当社)は、1月6日付で川端 貴幸がCDO(Cheif Data Officer/最高データ責任者)に就任したことをお知らせします。

 当社は「まだないやり方で、世界を前へ。」をビジョンに掲げ、日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム®︎」や、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン®︎」をはじめとした様々なサービスを開発、提供してまいりました。また、2023年より生成AIを活用したプロダクト開発を進めており、自社の保有するデータの利活用は急を要します。

 そして、当社は今年創立20年を迎えます。20年間にわたり蓄積してきたビッグデータを最大限活用し、社会により有意義な価値を提供すべく、新たにCDOを迎えました。今後、データ活用やそれに紐づくプロダクト開発をさらに加速させ、国内有数のプロフェッショナル・テックカンパニーを目指します。

■CDO(最高データ責任者)  川端  貴幸 プロフィール

明治大学大学院理工学研究科博士前期課程(情報科学)修了後、キヤノン株式会社に入社。

レコメンデーション・パターンマイニング・異常検知・故障予測・動線解析などの研究開発に従事。

2014年、株式会社サイバーエージェントに入社。シニアデータサイエンティストとして、アドテクノロジー領域の予測モデルや新機能の開発などに従事。同社アドテク本部データ分析チームの責任者を経て、2016年 AI Labを設立、責任者に就任。チャットボットサービス「AI Messenger」のAI技術の開発などに携わる。

2018年2月、Classi(クラッシー)株式会社に入社。データ・AI部 部長に就任し、データテクノロジーを活用した新たな学びの提供に従事。

2019年10月、株式会社フライウィールに入社。Head of Data Scienceとして、様々な業種・企業のデータソリューションを支援し成功させる。データ部 部長としてデータ人材の採用と育成に尽力。

2024年7月 当社に入社。2025年1月、CDO(最高データ責任者)に就任。現在に至る。

【コメント】

 この度、CDO(最高データ責任者)に就任いたしました川端です。生成AIに代表されるように、データが世の中の形を変える力を持っていることは、今や多くの分野で実感されていることと思います。我々の法務領域でもデータが複雑な課題を解決し、新たな可能性を切り開く鍵になると信じています。
 現代社会において、データは組織の持続的な成長と価値創出を支える重要な基盤となっています。しかし現在多くの企業では、業務プロセスや部門ごとにデータが独立し、組織間での共有や活用が難しい「サイロ化」が課題になっているケースも見受けられます。データはその力を適切に引き出せば、より公正で透明性の高い意思決定の基盤となるものです。この課題を解消し、データを一元化することで、新たなビジネスの可能性を創出したいと考えています。
 今後も法務領域における革新的なソリューションの提供を通して、お客様や社会に対してさらなる価値を届けていけるよう努めてまいります。

◆弁護士ドットコム株式会社について: https://www.bengo4.com/corporate/

本社:東京都港区六本木四丁目1番4号 黒崎ビル

設立日:2005年7月4日

資本金:545百万円(2024年9月末現在)

代表者:代表取締役社長 兼 CEO 元榮 太一郎

上場市場:東京証券取引所グロース市場

事業内容:「プロフェッショナル・テックで、次の常識をつくる。」をミッションとして、人々と専門家をつなぐポータルサイト「弁護士ドットコム®︎」「税理士ドットコム®」「BUSINESS LAWYERS®」、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン®」を提供