札幌市交通局(北海道札幌市、交通事業管理者:芝井 静男)は、株式会社find(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:高島 彬、以下「find」)が提供する「落とし物クラウドfind」を2025年1月6日(月)から導入し、LINEでのお問い合わせを開始します。札幌市交通局が本サービスを導入することにより、札幌市営交通を利用されるお客さまは、地下鉄・路面電車・駅施設等での忘れ物をLINE から 24時間お問い合わせいただけます。また、職員向けの業務用アプリも導入することで、お客さまからの問い合わせ等に対し、よりスムーズな対応が可能となり、忘れ物に関わる職員の業務負担軽減も図られます。
◆導入の背景
札幌市交通局では、地下鉄・路面電車の車内、駅施設内などでの忘れ物が年間約9万件あり、「忘れものセンター」や管区駅などで、お客さまからの問合わせや返却に対応しています。現状では、忘れ物の拾得日の翌日夕方以降にならないと忘れものセンターと駅等の間で情報共有ができず、駅間の電話による捜索は返却までに時間を要する原因となっています。
「落としものクラウドfind」は、忘れ物情報をAIで高速登録することにより職員間でリアルタイムに共有でき、また、お客さまはLINEで気軽に問い合わせができることから、スムーズな返却につながり、お客様へのサービスアップが実現できると考え、findの導入に至りました。
◆お客さまがご利用できるサービスの内容
LINEを入口とするお忘れ物検索を行い、素早く正確に自身の落とし物に関する情報を取得できます。ストレスフリーなお問合わせを実現します。
-
LINEによるお問い合わせ受付サービスの利用開始日
2025年1月6日(月) -
ご利用時間
全日8:00~22:00 ※22:00~翌8:00は自動応答による受付のみとなります。 -
対象のお忘れ物
地下鉄、路面電車、駅構内など札幌市交通局の所管施設でお預かりしたお忘れ物 -
ご利用方法
専用のLINEアカウント(ID:@st_find)宛てにお問い合わせ ※下記より登録できます。
◆導入後の札幌市交通局の業務フロー
スマートな落とし物対応業務を実現します。(下記イメージ図)
※電話でのお問合せについては、忘れものセンターや駅等でこれまで通り対応いたします。
◆落とし物クラウドfindについて
落とし物クラウドfindは、落とし主の「連絡するだけでも大変」「探したくても見つからない」という悩み・不安を、テクノロジーの力によって解決するサービスです。常に最先端の技術を取り入れ様々なサービスと連携することでアップグレードし、利便性向上を図っています。また、遺失物管理だけではなく、返却率向上や管理者の業務効率化をはじめ、ユーザーとのコミュニケーションから警察署への連携まで、ワンストップで利用できる仕組みを提供しています。
鉄道会社や商業施設、テーマパークなど、多くの人が集まる場所で必ず発生する「落とし物」を、迅速かつ効率的に見つかる環境づくりを支援し、ユーザーの満足度向上に貢献することで、導入企業と利用者の信頼関係を築き、安心して日常生活を送ることができる社会の構築に貢献します。
<落とし物クラウド find> https://service.finds.co.jp/
◆札幌市交通局 概要
代表者: 交通事業管理者 芝井 静男
本社所在地: 札幌市厚別区大谷地東2丁目4-1
事業内容: 地下鉄の運営、路面電車の軌道整備
URL:https://www.city.sapporo.jp
◆find 会社概要
社名:株式会社find
代表者:代表取締役CEO 高島 彬
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町21番1号
資本金:260,685,300 円(資本準備金含む)
事業内容: 「落とし物クラウドfind」並びに附随サービスの開発・提供・運営
コーポレートサイト:https://www.finds.co.jp/
【報道関係の方からのお問い合わせ先】
札幌市交通局事業管理部営業課 |
株式会社find |
TEL:011-896-2724 中田・長原 |
contact@finds.co.jp |