友達と遊べるたまり場アプリ「パラレル」(運営会社:パラレル株式会社、所在地:東京都港区、代表取締役:青木穰・歳原大輝)は、2024年11月22日(金)にシンガポールで開催された「CEE 2024」に登壇し、OpenAIが2024年10月に発表した、より自然な会話体験を可能とする「リアルタイムAPI」 のユースケースを研究開発した成果を発表しました。
「CEE 2024」は、リアルタイムエンゲージメントAPIのパイオニアであるAgoraがOracleと協力して開催する今年で2回目となるショーケースイベントです。
Agoraが手がけるリアルタイムコミュニケーション領域で活躍するアジアのスタートアップ企業を中心に、プレゼンテーションセッションを実施。AIを活用した最新のユースケース、インサイト、ソリューションなどを、様々な業界の視点から共有しました。
イベントにはAgoraやOracle、OpenAIのほか世界から13社が参加し、日本からはパラレルの開発責任者・吉牟田 陽平が登壇しました。
なお、パラレルはAgoraによりAgoraSDKを通じてOpenAIのリアルタイムAPIを活用する先行パートナーに選ばれています。
■発表内容
幅広い業界のユースケースが発表されるなか、「パラレル」では、Agora の音声ミキシング技術(onPlaybackAudioFrame)とOpenAIのリアルタイムAPI 組み合わせたシステムを構築して実現した次世代SNSの新しい遊び方となりえるユースケースを発表しました。
以下のAI活用事例を取り入れたパラレルのミニゲームのデモ動画を初披露しました。
1. ユーザーが必要なときに”ウェイクワード”を利用することでAIの起動が可能。
2. 友達が集まってくるまでAIが話し相手やミニゲームを一緒に遊ぶパートナーとして機能。
3. 友達が集まると、AIがユーザーの過去利用履歴から好きそうなゲームを提案。
4. AIが友達同士の会話を盛り上げる。
5. 友達同士でミニゲームを開始するとAIがそのプレイを実況してくれる。
■デモ動画(ショートバージョン)
URL:https://youtu.be/F8CbVgSACNM?si=OGossQZeC9HTyVuo
その他にもAIがゲーム説明をする、DJのような役割を引き受ける、ポーカーディーラーのような役割をする、さらには家庭教師のような勉強パートナーになるなど、様々なシーンに対応できることが期待できます。
今回の研究開発を通じて、ユーザーのシチュエーションやそれぞれのプレイスタイルに合わせてAIがコミュニケーションをサポートをしたり盛り上げたりと、リアルタイムAPIの活用の幅広さをみせると同時に、AIと一緒にパラレルで遊ぶ新しい遊び方を提案しました。
今後もAIに限らず継続的に研究開発を続け、より魅力的なサービス提供を目指してまいります。
■「CEE 2024」開催概要
日時:2024年11月22日(金)
会場:ハイブリッド開催(オフライン:オラクルシンガポールオフィス オンライン:YouTube配信)
詳細:https://webinars.agora.io/CEE2024/register
■登壇者概要
吉牟田 陽平
開発全般の責任者としてユーザー拡大に向けた開発プロセスの改善およびプロジェクト進行管理、インフラ周りのシステムアーキテクチャの刷新、社内外のエンジニアのサポート等に従事。
■「パラレル」概要
累計ダウンロード数800万超の国内最大規模のソーシャルアプリです。ユーザーの約7割がZ世代、1日あたりの平均利用時間は3時間超、週5以上でアプリを立ち上げるユーザーが約7割に達するなど、Z世代を中心に熱量高く使われていることがパラレルの特徴です。
■会社概要
会社名:パラレル株式会社
代表:青木 穰 / 歳原 大輝
所在地:東京都港区西麻布3丁目19-10-101
会社HP: https://www.parallelcorp.com
プロダクトサイト:https://parallel.chat
資金調達実績:シードからシリーズCラウンドまで計4回にわたる累計資金調達額は約29億円、日本発SNSスタートアップでは最大規模の調達実績となります。