ニッセイ新大阪ビルへ「ugo Pro」導入で推進、ビルメンテナンス領域におけるDXへの取り組み

星光ビル管理会社(本社:大阪市、代表取締役:内海 弘毅、以下「星光ビル管理」)、ugo株式会社(ユーゴー、本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:松井 健、以下「ugo」)は、「ugo Pro」導入を通じ、ロボットを活用した労働人口減少などの社会課題への解決、および次世代のための警備DX推進を目的とした取り組みを、ニッセイ新大阪ビルにて開始いたします。

■背景・目的

日本における労働人口の減少に伴い、警備分野でも慢性的な人材不足が課題となっています。特に高層ビルや大型施設における警備業務では、広範囲を巡回し監視するために多大な時間と労力が必要とされる一方、人材不足が顕著であることから、現場スタッフ一人あたりの労働負荷が増加し、業務の過重化が進んでいます。

その結果、離職率が上昇し、人材不足を一層深刻化させる恐れもあります。このような状況下で、効率的かつ持続可能な監視・警備体制の確立が急務とされています。

今回の「ugo Pro」導入は、ロボットの活用により警備業務の一部を自動化し、スタッフの負担を軽減することで、効率的かつ高度な監視能力を実現することを目的としています。


■主な取り組みの内容と今後の展開

本プロジェクトでは、ニッセイ新大阪ビルの1 階および2 階のエントランス部分で、「ugo Pro」を活用した監視業務の実証実験を行います。具体的な取り組みは以下のとおりです。

<ugo Proが行う業務>

1階・2階エントランスでの立哨業務

ロボットが特定のポイントで待機し、来訪者や通行者の監視を行います。

巡回業務

1階・2階を定期的に巡回し、セキュリティを強化します。

エレベーターの昇降

1階・2階間をスムーズに移動し、施設の安全監視をサポートします。

異常検出時の一次対応

警備員は遠隔操作で「ugo Pro」を管理し、カメラ映像やアラート通知に基づく対応が可能です。

今後は共同検証の成果をもとにサービスを拡充し、他のビルへの導入も視野に入れ警備分野だけでなく、設備、清掃領域へも波及させるビルメンテナンスDXプロジェクトを推進してまいります。また本取り組みを通じて、持続可能な新しい警備モデルを構築し、次世代に向けた安全なビル管理を目指します。

■ニッセイ新大阪ビル 施設概要

所在地

大阪府大阪市淀川区宮原3丁目4番30号

規模

地上21階 地下2階

延床面積

97,971㎡ (29,636坪)

■業務DXロボット「ugo(ユーゴー)」とは

“ugo” は、遠隔操作とAI⾃動モードのハイブリッド制御を採⽤した業務DXロボットです。

設備や業務内容にあわせてロボットを選べ、労働力不足が顕著な業務のDX化に貢献します。


■星光ビル管理株式会社 会社概要

所在地:大阪市中央区北浜3丁目5番29号 日本生命淀屋橋ビル

設 立:1950年

代 表:内海 弘毅

URL:https://www.saycogroup.co.jp/

事業内容:オフィスビル、病院・老健施設、商業施設、工場・物流倉庫、公共・教育施設、ホテル・宿泊施設などの総合管理業務

■ugo株式会社 会社概要

所在地:東京都千代田区東神田1−7−8

設 立:2018年

代 表:松井 健

URL: https://ugo.plus/

事業内容:

1.ugoソリューションの提供・運用

2.RaaSフレームワークの開発・提供・運用

■本件に関するお問い合わせ先

・星光ビル管理株式会社 (担当:施設広域業務部 上田・事業開発部 豊川)

MAIL:sayco-bm-cp@saycogroup.co.jp

・ugo株式会社 広報担当(羽田・荒木)

MAIL:pr@ugo.plus