- 販売パートナー契約の主旨
1.ファーストアカウンティングはCACとの契約により「Robota」シリーズおよび「Remota」の販売を強化
・ Robota:経理業務を効率化するAIソリューション。領収書Robota・請求書Robota・台紙切取Robota・確認Robota・振分Robota・仕訳Robota・通帳Robota・の7つの「Robota」が一連の経理業務を効率化
・ Remota:AIソリューションRobota シリーズのプラットフォーム。
2. CACのRPAワンストップサービスの強みであるロボソーシングの業務領域の拡大
・ RPAの導入、開発・保守をワンストップで行い、最適なRPAを企業に提供(ロボソーシング)するCACのRPAワンストップサービスに、AIソリューション「Remota」「Robota」をインテグレートすることで自動化範囲を拡大したサービスの提供が可能に
- 販売パートナー契約の背景
既存システムを活かしながら活用できるRPAは既存システムに変更を加える必要がなく、迅速に開発導入できるというメリットがあることから、定型業務や繰り返し作業などのルーティンワークを対象に導入され、多くの企業の業務効率化を実現してきました。
しかし、経理部門では、RPA単体では紙で受け取った証憑をデジタル処理することができず、どうしても人の手による入力作業が残っていました。また、確認作業などの判断を必要とする作業においても、人の目視による確認作業が残っていました。これらの作業については目検判断などRPAの導入だけでは作業の自動化がすすめられない課題として残されていました。
RPAがAIと連携することにより一連の経理業務は、紙の証憑をスキャナ保存し、AIでデータを読み取り、AIがチェック作業を行い、社内プロセスをRPAが高速に回すことで、紙で受け取っても電子請求書で受け取ってもデジタル処理することができます。
AIによる自動化範囲の拡張が期待される主な経理業務
- AIが証憑のスキャナ画像を読み取り、入力する
- AIが各社の金額や支払先などのチェック項目を学習し、確認をする
- AIが取引先をチェックする
さらにこの紙文書の印刷や保管などの手間を削減するため、2022年1月に施行される電子帳簿保存法の改正により、事前承認の制度が廃止され、請求書や領収書などの電子データの保存の要件が緩和される予定です。これによりRPAやAIを活用して、ペーパレス化も進められるようになります。
CACのRPAワンストップサービスは、RPAを活用した業務改善に豊富な実績があり、導入・運用のサポートからトレーニングや運用課題の解決ソリューションの提案まで一気通貫したサポートを行っています。ファーストアカウンティングでは、CACのRPAワンストップサービスによる経理部門へのRPA導入に際して、RPAの拡大と定着を目的に、AIソリューション「Remota」「Robota」と連携させた一連の経理業務の自動化を支援します。
CAC 産業ビジネスユニット サービスプロデューサー 平山 智隆様よりコメント
RPAの普及に伴い、RPAと連携し業務のさらなるデジタル化を促進するAIは益々重要性を増すと考えています。CACの「RPAワンストップサービス」のRPA導入ノウハウと、Fast Accountingの経理業務に特化したAIソリューションを組み合わせることで、お客様業務の効率化に大きく寄与できると確信しております。今後もCACでは、Fast Accountingとのパートナーシップを強化しながら、お客様のDX推進に貢献するソリューションを展開してまいります。
- ファーストアカウンティング株式会社について
「経理、その先へ」――経理業務の効率化により、経理部門が戦略的な経理業務に注力することができ、 企業の生産性向上をもたらします。戦略的経理へ革新を進められる経理業務の効率化ソリューション 「Robota」と Robota シリーズの機能を組み込んだ AI ソリューションとして「Remota」を提供しています。 Robota は、深層学習を通じて経理特有の証憑書類の形式をあらかじめ学習した AI と、AI が読み取った値を自動でチェックするロジックチェック機能を備えたクラウドサービスです。
ファーストアカウンティングの詳細な情報は https://fastaccounting.jp/をご参照ください。
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