TXP Medicalが提供するシステムを活用し、救急隊と救急搬送先の病院とのマッチングを迅速に行い、搬送先選定時間の短縮により助かる命を確実に助けるための実証事業を実施します。
TXP Medicalは2017年より救急医療現場への「医療データで命を救う」というコーポレート・ミッションのもと、分断された医療データを統合する救急医療プラットフォーム「Next Stage ER」を全国約40の大学病院や救命救急センターに提供してきました。
また、TXP MedicalはNPO法人日本ECMOnetの提供する重症COVID-19データベース「CRISIS」について開発管理、見える化をするためのWebサイトの構築も実施してきました。
【期待される効果】
・救急隊は、今まで救急搬送先決定のための患者情報を病院へ電話のみで説明していましたが、AI技術の活用により音声からデータ化した患者情報と、バイタルや患部の画像データを病院へ送信することが可能となります。
・病院側は、救急隊から送信されたデータをもとに、救急患者の症状を直ちに把握し、迅速に受け入れの可否を判断できるようになります。また、データは病院の電子カルテに反映することができます。
・仮に、1報目で受け入れが確定しなかった場合、救急隊は、2報目以降も1報目に作成したデータを活用し、そのまま送信することができ、時間短縮が期待されます。
【 TXP Medicalについて 】
会社名:TXP Medical 株式会社
設立: 2017年8月
所在地:東京都文京区本郷七丁目3番1号 東京大学南研究棟252室
代表:代表取締役 園生 智弘
資本金:165,694,004円
事業内容:
① 急性期データシステムの開発と提供
② 医療関連言語処理技術の開発と提供
③ 医療AIプログラムの基礎開発
④ 医療関連データの解析
コーポレートサイト :https://txpmedical.jp