VISITSVISITS Technologies/「東大バイオデザイン(スタンフォード式デザイン思考)」の効果実証にVISITS社デザイン思考テスト導入

VISITS Technologies株式会社(所在地:東京都港区、代表:松本勝 以下、VISITS)の提供する、創造力アセスメントツール「デザイン思考テスト」が、「東京大学バイオデザイン(スタンフォード式デザイン思考プログラム)」の研修効果測定のため導入され、受講者の創造力の高さが実証されました。
デザイン思考テストは、Society5.0の実現に向け、創造力が高い人材が求められる時代背景の中、今まで定量的に測ることが難しかった個人の「本質的な課題発見力」と「解決策を創り出す能力」を客観的にスコアリングすることに初めて成功したアセスメントツールです。

■「東京大学バイオデザイン(スタンフォード式デザイン思考プログラム)」とは
「バイオデザイン」とは、スタンフォード大学のDr. Paul Yock氏らがデザイン思考をもとに開発した医療機器イノベーションを牽引する人材育成プログラムです。
このプログラムは、特定の既存技術や分野に依存せず、医療現場における未解決ニーズを出発点として、医学、工学、ビジネスすべてを融合しながら現場で本当に求められる医療デバイスの創出(=イノベーション)を目指しています。また、初期段階から事業化の視点も踏まえてニーズを検証することによって、実現性の高い医療ビジネスを生み出すアプローチが特徴となっています。

■実施概要
東京大学においてプログラム開始後6年が経過し、研修効果を定量的に把握するプロジェクトを実施することが決定し、その手段としてデザイン思考力を定量的に把握出来るデザイン思考テストを導入。同プログラムの受講者と非受講者2つの母集団が同時にデザイン思考テストを受検し、その結果(スコア)に有意な差があるかを検証しました。

■実施結果
計測が困難であった創造力をデザイン思考テストで定量的に計測したところ、受講生は非受講生と比較し、単位時間あたりのアイデア数が約1.5倍、創造力スコアが約1.3倍という結果が導き出されました。統計的にも有意な差が認められ、同プログラムによる創造力の育成効果を定量的に確認することに成功しました。
 

■「デザイン思考テスト」とは 
「デザイン思考テスト」では特許アルゴリズムを用い、これまでのアセスメントツールでは可視化できなかった「本質的な課題を発見し、解決策を考え出すことができる」人材、すなわち今後のビジネスパーソンに必須のマインドセットとスキルを持った人材を発掘することができます。同テストを繰り返し受検することにより、デザイン思考力を鍛え、伸ばすことが可能です。既に大手総合商社やコンサル等、大手電機メーカーなど150社以上で同技術の使用実績あり。
 ウェブサイト: https://design-thinking-test.com/

当技術を用いた各種セッションの受検者は既に8万人を突破しており、各企業での導入を始め、本取組をはじめとする学術機関での導入も裾の尾を広げています。
本取組を牽引した東京大学医学部附属病院 バイオデザイン部門 前田祐二郎部門長の「医療テクノロジーによる医療の変革が求められている中、医療従事者、研究者にとっても創造力は非常に重要な能力であり、創造力を育成することで、医療分野におけるイノベーションを牽引する人材が変革を加速することを期待している」というコメントを真摯に受け止め、VISITSは日本のイノベーション・DXの加速を支援すべくプロダクトの開発や拡販の尽力していく所存です。

【企業概要】 
設立   :2014年6月 
資本金  :1億円
 所在地 :東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビルディング2階
事業内容 :「創造性を科学し、世界中の誰もが社会価値創造に貢献できるエコシステムを構築する」をミッションとし、合意形成アルゴリズム「コンセンサスインテリジェンス技術」を活用した様々なプロダクトの企画・開発・運営

■関連情報:
東京大学バイオデザイン    :http://www.japanbiodesign.umin.ne.jp/
デザイン思考テスト 公式サイト:https://design-thinking-test.com/

■デザイン思考テストに関するお問い合わせ先■
VISITS Technologies株式会社 広報担当 info@vis-its.com