国土交通省では省全体としてインフラ分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進に取り組んでおり、国総研では、5Gなどの超高速通信インフラにより大容量データを遅延なくやり取りできる環境を構築し、無人化施工、自動施工等の技術開発のための「建設DX実験フィールド」と、3次元データの一元管理・分析を行う「DXセンター」を整備しています(令和3年4月7日 国土交通省記者発表より https://www.mlit.go.jp/common/001398779.pdf)。
フォーラムエイトの「大型4KVR立体視ドライブシミュレータ」は、これらのDX関連設備の一環として同研究所内に設置されています。この装置を用いることで、BIM/CIMデータを活用した道路交通研究、インフラ構造物点検技術検証、VR・ARによる遠隔操作技術開発など、省庁内外での分野横断的な利用が可能です。
また、F8VPSによる「VR国総研」は、区間内を自由に見学・散策できるほか、各種実験施設の紹介や研究成果の動画などをリンクしています。同研究所のバーチャルツアーへの活用をはじめとして、国総研の取り組みを広く周知するための企画・広報プラットフォームとして、様々なシーンでの利用が可能なシステムとなっています。
【関連情報】
▼国土交通省 国土技術政策総合研究所(NILIM)HP
http://www.nilim.go.jp/
▼VR国総研
http://www.nilim.go.jp/lab/bbg/vrkokusouken/
▼VR Design Studio UC-win/Road
https://vr.forum8.co.jp/
▼FORUM8バーチャルプラットフォームシステム(F8VPS)
https://www.forum8.co.jp/forum8/f8vps/