TODOCUサポーターは、物流のラストワンマイルを支える配送員のための配達効率化に特化した配達アプリです。2020年1月のリリース以降、多くの配送員の方々にご利用いただいてきた本サービスですが、これからも機能拡充・UI/UXの改善を図ることで、さらに多くの配送員に使っていただけるようなサービスを目指しております。
- 国内におけるラストワンマイル配送の課題
近年Eコマース市場の急速な伸長に伴い、国内における宅配便の取扱個数は年々増加し、平成24年度には35億個を突破、現在では約40億個を突破しました(※1)。一方で消費者向け等の配達を担う中小型トラック運転者の労働時間は全産業平均よりも年間456時間(月38時間)長く(※2)、再配達問題による過酷な労働環境も社会的な問題としてあげられています。
特に、都市圏外における配達員の多くは配送業者と委託契約を結んだ個人事業主が占めており、かつ配達員の収入は配送個数に応じた成果報酬(1個100-200円程度) のため、「再配達」における配達の非効率は実質的に(時間や燃料費等)を負担する個人配送員にかかるコストと同等として問題視されてきました。
また、配送のルート設定や荷物受取人の在宅時間といった配送にまつわる情報も属人的な管理になっていることからも、ラストワンマイル配送におけるノウハウやデータの蓄積が進みづらく、Eコマース市場の拡大による宅配業界の環境変化への対応も遅れているのが現状です。
当社ではミッションである「いつでもどこでもモノがトドク 世界的な物流ネットワークをつくる」の実現にむけ、サービス開発、および、物流業界企業様の課題解決に引き続き邁進してまいります。
- 配送効率化アプリ「TODOCUサポーター」について
TODOCUサポーターは、アナログ作業を中心としたラストワンマイルの配送業務をテクノロジーで効率化するサービスです。配送員の皆様が抱える「お悩み」を解決し、配送効率の向上を目的とした配送員向けアプリです。
■ お悩みの一例
・届けたのに不在だった…
・地図見(お届け先の地図を確認する作業)に時間が奪われる…
・置き配希望されたけど不安
・時間指定なのに忘れてた…
■ 主要機能一覽
1. 荷物登録サポート・・・配送伝票をスマートフォンで読み取るだけ。伝票情報をOCRで即時読み取り、お届け予定の荷物登録があっという間に完了します。
2. 配送先住所一覧表示・・・登録された荷物は、地図上に一覧表示されます。非効率な「地図見」の時間も必要なくなり、配送までの準備にかかっていた時間を圧倒的に短縮することが可能です。
3. 在宅回答依頼送信・・・ボタンひとつで、受取主へ在宅確認SMSを送信できます。受取主は、在宅・不在・置き配を選ぶだけ。これにより、在宅の受取主から配送することが可能です。
ご利用は、AppStoreまたはGooglePlayにてTODOCUサポーターのアプリを無料でダウンロードし、登録頂くことで即時可能になります。
iOSアプリ:https://apps.apple.com/jp/app/id1488198408
Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=io.todocu.supporter&hl=ja
- 207株式会社 会社概要
コーポレーションミッション:いつでもどこでもモノがトドク 世界的な物流ネットワークをつくる
会社名:207株式会社(ニー・マル・ナナ)
代表者:代表取締役 高柳 慎也
設立:2018年1月
所在地:〒153-0063 東京都目黒区目黒3−16−9
会社HP:https://207-inc.com/
受賞履歴:
・IVS LAUNCHPAD 2021(優勝)
・JOIF STARTUP PITCH 2021(優勝)
・TechCrunch Startup Battle 2020(優勝)
事業内容:物流業界のラストワンマイルのDX化する事業の運営
・TODOCU サポーター https://todocu-supporter.com/
「再配達問題」をテクノロジーの活用によって解決を目指すサービス。配送伝票をOCRで読み取り、受取主に在宅確認を実施。再配達が不要な配送ルートの構築が可能な配送員向けソリューション。
・TODOCU クラウド https://todocu.cloud/
荷物ステータスのリアルタム管理、配送員の動態管理などを提供するEC事業者・物流会社向けの管理業務効率化サービス。
・スキマ便 https://sukimabin.com/
Eコマース化の発展により個人宅向けの宅配荷物の増加にあわせた、ギグエコノミーを活用した「働きたい人のスキマ時間で荷物をお届けする」配送ソリューション。
※1 公益社団法人 全日本トラック協会 「日本のトラック 輸送産業 現状と課題 2018」小量物品取扱個数の推移より
※2 同上 道路貨物運送業 年間労働時間の推移より
※3 TODOCUサポーター利⽤前後の、単位時間あたりの配送完了数をベースに配送効率を試算