この度の提携により、Lectoは、アドバイザーとしてAGミライバライが提供する後払い決済サービス「ミライバライ」のサービス設計と運用全般に携わって参ります。具体的には、当社独自の知見とテクノロジーを活用した新しい与信モデルの構築や、債権管理・督促・回収ノウハウのご提供などを行います。
■この度の提携の概要と背景
近年、国内外を問わず、クレジットカードを用いない形での後払い式の決済手段が拡大しています。BNPL(「Buy Now, Pay Later」)と呼称されることもあり、文字通り「今買って、後で支払う」ことができます。
アイフルグループのAGミライバライは、ECサイトで商品を購入した利用者が、商品が届いた後に代金の支払いをすることができる後払いサービス「ミライバライ」を展開しています。
「ミライバライ」では現在、ハガキ・払込票によるコンビニエンスストアでの支払いを念頭においた後払いだけでなく、与信や決済がスマホのみで完結するような新しいユーザー体験を提供する準備を進めています。
この度の提携により、後払いサービスの未回収リスクをLectoの知見及びシステムをもって軽減しながら、AGミライバライ独自の与信モデルを構築し、生活者にとって安心で使いやすい金融サービスの提供を共創してまいります。
※今回の提携に関する座組みについて
当社は債権管理、督促・回収のDXを推進しますが、今回の座組ではそれに加えて他のアイフルグループ各社様とも適宜連携を取りながら、新たな与信モデルの構築にもお力添えをしてまいります。
■ Lectoの強み
当社は「督促回収Tech」を標榜する、債権管理・督促回収のDXを推進している事業会社です。金融ビジネスを成長させるコンサルティング事業と、プラットフォーム開発を行っています。
後払い決済サービスのような先進的なUI/UXを備えた新しいサービスが世の中に多数出現している一方で、その裏側にある実務はアナログで非効率な運用設計になりがちです。イレギュラーな業務も多く、複雑で属人化しやすいという特徴も抱えているため、必要なコストが長年高止まりしているという問題もあります。
当社は、金融事業における圧倒的な経験値と専門的な知見や職人的な技術を保有しているため、回収ROIを向上させつつ人件費と稼働コストの削減を目指したい決済事業者(Fintech事業者等の新規参入者、並びに既存金融機関)に対して、高い価値をご提供することが可能です。
■アイフルグループ「AGミライバライ」代表取締役社長 天井和則様 コメント
コメント
「2020年の年末に、小山社長と初めて面識を持たせていただきましたが、その瞬間、私が進めている後払い決済ビジネスで与信審査・債権管理の課題解決の最高のパートナーに巡り合えたと稲妻のような電気が走ったのを今でも忘れられません。
金融事業が抱えている問題解決に正面から取り組まれている姿勢にも共感させていただいており、今後も、いろいろと協働させていただきたいと心底、思っています。Lecto社とともに、当社もアイフルグループ全体も発展を目指していきます。」
■Lectoが提供するプロダクトについて
金融事業の複雑なオペレーション設計や属人的になりがちな債権管理・督促回収業務を一貫して支えるプロダクトを開発します。金融事業に最適な業務フロー、債権管理・回収サイクル、フォーマットなどを整備し、履歴データを可視化することで、サービスの回収率や業務効率を大幅に向上させることも可能です。
他方、債権管理・督促回収フローの設計や運用を直接ハンズオンで支援することで、パートナー事業者の素早い意思決定を可能とし、持続的な成長をサポートしていきます。ただプロダクトをリリースして提供するだけでなく、金融ビジネスに必要な知見や職人的な技術を、直接余すところなくお届けいたします。
現在独自の債権管理プラットフォームを開発中で、今夏、リリース予定です。
参考リリース: 『督促回収Tech』 のLecto(レクト)がついに始動!1億円超の資金調達も完了
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000074780.html
■AGミライバライ株式会社について
会社名:AGミライバライ株式会社
代表者:代表取締役社長 天井 和則
資本金:10,000万円
本社:東京都港区芝2-31-19
URL:https://www.mirai-barai.co.jp/
■Lecto株式会社について
会社名:Lecto株式会社
事業開始年月:2021年1月
代表者:代表取締役社長 小山 裕
資本金:11,213万円(資本準備金含む)
本社:東京都渋谷区道玄坂1−2−3 渋谷フクラス17階
URL:https://lecto.co.jp