< 協業の背景 >
コロナ禍において、在宅勤務やテレワークを実現するため、オフィスに出社して押印する必要のない電子契約サービスの導入・活用が急速に進んでいます。
その一方で、「過去に紙で締結した文書」や「取引先都合で電子化できない文書」など、様々な理由で紙の文書がオフィスに残っており、さらにコロナ禍によるテレワーク勤務に対応するために、以下のニーズが高まってきております。
・今後も定期的に増えていく文書類を効率良く保管したい
・必要に応じて、文書はデジタル化して社内共有したい
・文書保管スペースを見直し、オフィスレイアウトを変更したい
そして今後、2022年1月1日に施行される改正電子帳簿保存法では、スキャナ保存要件が大幅に緩和(※1)されます。これにより、紙文書のスキャナ保存に対する法的ハードルがより低くなることが予想されており、社内文書のデジタル化によるDXはさらなる加速が見込まれます。
しかしながら、依然として重要文書の保管を外部倉庫へ委託する事に抵抗がある企業も多く、また、費用対効果が見えにくいという理由から検討が進まないという実態もあります。
そこでこの度、未来のロジスティクスをリードし、組織の基盤を支える文書管理で企業のDXを支援している、三井物産グループの東神倉庫と協業し、社内文書を紙と電子データの双方で保管し、文書管理の最適化による効果を体験できる「DDXエントリープラン」の提供を開始する運びとなりました。
(※1)「令和3年度税制改正の大綱」より
https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2021/20201221taikou.pdf
< 「 DDXエントリープラン」について >
本プランは、社内文書を紙と電子データ双方で保管し、文書管理の最適化への第一歩をサポートするプランです。当社と東神倉庫の協業により、利用企業の指示内容に従った文書のスキャニングによる電子データ化、セキュリティの高い保管庫での重要文書の保管がノンストップで実現します。
スキャニングした文書データは「BtoBプラットフォーム 契約書」へ一括アップロードすることで、データ保管と紙保管が一元化できる仕組みです。最大2ヵ月間の無料体験も可能で、安心して「文書を預け、データで保管すること」の効果を実感いただけます。
当社は、今回発表した「DDXエントリープラン」の他、社内に眠る大量の文書のスキャニングを代行する「ドキュメントScanサービス(※2)」も提供しております。今後も、電子契約に加え「文書保管」の最適化によるDX推進を後押しするため、あらゆるニーズに沿ったサービスを展開してまいります。
(※2)「ドキュメントScanサービス」は、過去に紙で締結した契約書をはじめとする大量の社内文書を一括でスキャンし、「BtoBプラットフォーム 契約書」上で一元管理できるサービスです。
■「DDXエントリープラン」と「ドキュメントScanサービス」の比較表
< 「DDXエントリープラン」に関するお問い合わせ先 >
E-mail:contract@infomart.co.jp
< 「BtoBプラットフォーム 契約書」について >
企業間で交わされる契約をWeb上で締結できるクラウドサービスです。契約の締結・管理を電子データ化し一元管理することで、従来の契約業務にかかっていた手間とコストを削減します。また、社内承認をWeb上で行うことができるワークフローシステムや、紙の契約書を電子データ化し、アップロード登録ができる「自社保管」機能も搭載。バックオフィス業務の効率化やテレワークが実現します。本サービスは、55万社が利用するBtoBプラットフォームシリーズの一つです。
URL:https://www.infomart.co.jp/contract/index.asp
< 会社概要 >
【東神倉庫】
会社名:東神倉庫株式会社
代表者:代表取締役社長 勝又 孝義
本社所在地:東京都品川区勝島1丁目5-21
設立:1953年9月11日
資本金:1億2,000万円
事業内容:倉庫業、通関業、貨物利用運送事業、駐車場業
従業員数:50名(2020年10月現在)
URL:https://www.toshin-soko.co.jp/index.html
【インフォマート】
会社名:株式会社インフォマート(東証一部:2492)
代表者:代表取締役社長 長尾 收
本社所在地:東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング13階
設立:1998年2月13日
資本金:32億1,251万円
事業内容:BtoB(企業間電子商取引)プラットフォームの運営
従業員数:592名(2020年12月末現在)
URL:https://www.infomart.co.jp/