やっと希望の光が見えてきた一方で、副反応を疑う事例も増えています。
また、コロナワクチンの承認が早すぎるといった意見もある中で、人々はコロナワクチンについてどう考えているのでしょうか?
そこで今回、医療機関や自治体にワクチン接種案内のAIチャットボット『チャットプラス』(https://chatplus.jp/)を提供しているチャットプラス株式会社は、全国の20代~70代の男女を対象に、「【年代別】コロナワクチン接種」に関する意識調査を実施しました。
年代によって、コロナワクチン接種に関する意見に差があるかもしれません。
- コロナワクチンを接種したい方は7割!〇代の方が圧倒的に多い結果に!
はじめに、年代別でコロナワクチンを接種する予定について聞いてみました。
「コロナワクチンを接種する予定ですか?」と年代別の男女に聞いたところ、下記のような結果になりました。
・20代…接種する:58.2%、接種しない:41.8%
・30代…接種する:65.6%、接種しない:34.4%
・40代…接種する:63.7%、接種しない:36.3%
・50代…接種する:71.1%、接種しない:28.9%
・60代…接種する:83.1%、接種しない:16.9%
・70代…接種する:87.0%、接種しない:13.0%
接種を希望する方が50代から70代にかけて7割以上と、40代以下の方と比べ増えていることから、重症化しやすい高齢の方はコロナワクチンの接種を希望している方が多いことが分かりました。
では、コロナワクチンを接種する、しないと回答した方にはどのような理由があるのでしょうか?
■コロナワクチンの接種について
接種する
・感染および拡散防止のため(20代/男性/公務員)
・予防接種のリスクより新型コロナに罹患する方がリスクが高く感じるから(20代/女性/専業主婦)
・他に対処の仕様がないから(30代/女性/会社員)
・早くコロナ禍を脱出したいから(60代/男性/会社員)
・年齢的に受けた方が良いかと思ってる(70代/女性/専業主婦)
・コロナ感染が怖いから、高齢、基礎疾患あり。もう少し人生を謳歌したいので(70代/男性/無職)
接種しない
・安全性が担保されてない(30代/男性/会社員)
・ワクチンの数が限られているので、優先順位の高い人に先に接種してもらったほうが良いと考える(40代/女性/会社員)
・副作用が怖いから(50代/男性/会社員)
・副作用が多くなってきたのでもうすこし様子を見たい(50代/女性/無職)
・持病が複数あって処方薬を沢山飲んでいるので、副反応が怖い。アレルギー体質でもあるので(60代/女性/会社員)
・既往症があるので医師の診断で決めたいが自分では受けないと思っています(70代/女性/無職)
接種を希望する方は、自身への感染や感染拡大を抑えたいといった意見や、高齢の方では基礎疾患の有無や、高齢だからといった理由で接種を希望していることが分かります。
一方で、摂取しないと回答した方では、副反応の有無など安全性について疑問を抱いている方がいるようです。
特に、アレルギー体質の方や持病がある方などは、副反応について敏感になっている方も少なくないでしょう。
接種を希望する方とそうではない方では、コロナワクチンの見方に違いがあることが分かりました。
では、コロナワクチンの接種を希望すると回答した方は、いつ頃接種したいと考えているのでしょうか?
「いつ頃コロナワクチンを接種したいと思っていますか?」と質問したところ、約半数の方が『1日でも早く接種したい(18.1%)』『できるだけ早く接種したい(32.7%)』と回答しました。
接種を希望する方の中には、できるだけ早く接種したいと考えている方がいる一方で、「優先接種対象の方以降で良い」「少し様子を見たい」と考えている方もいるようです。
- コロナワクチン接種に対する不安とは?
先ほどの調査で、コロナワクチンの接種について年代別で意見を聞くことができました。
では、自分だけではなく、自分以外の方がコロナワクチンを接種することについてはどのように考えている方が多いのでしょうか。
そこで、「自分以外の人は、コロナワクチンを接種すべきだと思いますか?」と質問したところ、8割以上の方が『はい(80.2%)』と回答しました。
そのように思う理由を聞いたところ、『家族・親戚が感染しないか心配だから(70.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『早く新型コロナウイルスが終息してほしいから(65.6%)』『自分が感染したくないから(52.4%)』『パートナー・親しい友人が感染しないか心配だから(45.9%)』『景気が回復してほしいから(32.7%)』と続きました。
家族や親戚の無事を祈る方に続き、新型コロナウイルスの終息を願っている方が多いようです。
また、先ほどの調査で、コロナワクチンを「摂取しない」と回答した方は全体の3割未満でしたが、持病など何らかの理由で接種を希望しない方は、他の方が積極的に接種を行うことで、感染拡大を抑えることができると考えているのかもしれません。
また、自分だけでなく他の方も積極的に接種することで、新型コロナウイルスが終息することを期待していることも考えられます。
しかし、初めてのワクチンを接種することに不安を感じている方も少なくないと思います。
では、コロナワクチンを接種する上で、どのような不安を感じている方がいるのでしょうか?
■接種する上で不安に感じることを教えてください
・授乳中のため、接種することで赤ちゃんに影響がないか不安(20代/女性/公務員)
・重篤な副作用や、試験段階で出てこなかったトラブルが起こったとき国がきちんと保証してくれるのか(20代/女性/パート・アルバイト)
・アナフィラキシーショックが出ないか(40代/男性/自営業・自由業)
・ワクチンが、いつ頃皆に行きわたるか心配(60代/男性/無職)
・副反応がどれほど出てくるのか不安です(70代/女性/無職)
副反応の有無や、搾乳中のお母さんではコロナワクチンが母乳に影響を与えないかなど、接種する方もしない方もコロナワクチン自体に不安を抱えている方がいるようです。
また、ワクチンの数も限られていることから、自分の分や周りの人にまでワクチンが行きわたるのかといった不安もあるということが分かりました。
接種を希望している方が多いものの、まだまだコロナワクチンに不安を感じている方がいるようです。
- 〇割の方がコロナワクチンに期待!?接種後の意識はどう変わる?
ここまでの調査で、コロナワクチンに対して各世代の方の意見を聞くことができました。
4月の下旬にも一般向けにコロナワクチンの接種が開始されるといった見通しを政府が示しましたが、コロナワクチンの普及にどのくらいの方が期待をしているのでしょうか?
そこで、「コロナワクチンの普及で景気は回復すると思いますか?」と質問したところ、約半数の方が『回復するにはまだまだ時間がかかると思う(35.0%)』『そう簡単には回復しないと思う(15.1%)』と回答しました。
わずかな差ではありますが、景気回復はまだ難しいという意見が多いようです。
しかし、コロナワクチンの普及で景気回復への期待を持っている方も半数近くいることが分かりましたが、そのように思う理由は何なのでしょうか?
それぞれの理由を伺ってみました。
■コロナワクチンの普及で景気はどうなる?
回復すると思う、徐々に回復すると思う
・コロナの問題が解決すれば、みんな外に自由に出ることができるから(20代/女性/学生)
・すぐには劇的に変わらないけど、コロナにかかる人が少なくなっていって、経済も徐々に戻るのではないかと思っている(40代/女性/専業主婦)
・コロナ禍が終息すれば以前のような経済活動が再開できるから(70代/男性/無職)
・集団免疫が確立する。スペイン風邪も乗り越えたから(70代/男性/パート・アルバイト)
回復するにはまだまだ時間がかかると思う、そう簡単には回復しないと思う
・接種開始直後から違う外国型のウイルスが流行りだしているから(20代/女性/無職)
・ワクチン自体を拒む人間が少なくないと思うから(20代/女性/パート・アルバイト)
・ワクチンは万能ではないのと、一度ついた習慣はそう簡単にもとに戻らないと思う(30代/女性/パート・アルバイト)
・これだけ多くの人が失業しているので(70代/女性/専業主婦)
コロナワクチンの普及で景気回復が見込めるだろうと考えている方では、行動の制限がなくなることで経済活動が活発になると考えていることが分かりました。
一方で、回復にはまだまだ時間が必要だと考えている方は、新型コロナ変異株の感染拡大が増えていることや、ワクチンの接種を希望しない方がいること、また、今までの自粛期間を経て失業者が増えていることをふまえ、まだまだ終息しないだろうと考えている方がいるようです。
では、コロナワクチンの普及で、新型コロナウイルスの終息についてはどのように考えている方が多いのでしょうか?
「コロナワクチンの普及で、コロナ禍は終息していくと思いますか?」と質問したところ、6割以上の方が『思う(61.3%)』と回答しました。
そのように思う理由は何なのでしょうか。
■コロナワクチンの普及でコロナ禍は終息していくと思う?
終息していくと思う
・打つ人が増えたら、季節性のインフルエンザみたいになりそう(30代/男性/会社員)
・昔から医療従事者の努力により、色々な病気を克服してきたから(40代/男性/会社員)
・そのためのワクチンだと思うから(50代/女性/パート・アルバイト)
・感染者数が減少、母数が減れば新規感染者数も徐々に減っていく(70代/男性/無職)
終息していくと思わない
・任意なので全員が接種する訳ではなく、ワクチン接種したらぜったいに罹らないという保証もないから
(20代/女性/専業主婦)
・季節性の感染症として残る可能性がある。 ワクチンの有効性に対して検証できていない。 (30代/男性/会社員)
・ワクチンの効かない変異種があるかもしれないし、まだ先は長いと思う(30代/女性/パート・アルバイト)
・ゼロになるまでの終息には相当時間がかかると思う(70代/男性/無職)
コロナ禍が終息すると思う方では、コロナワクチンの普及で感染者数の減少が見込める、新型コロナウイルスが季節性のインフルエンザのような立ち位置になるのではないか、と考えている方が多いようです。
一方で、まだまだ終息しないと思う方では、変異種への危機感やワクチンへの不安が残っている方が多いようです。
緊急事態宣言が2021年3月21日(日)に解除されましたが、まだまだ予断を許さない状況です。
一人ひとりが感染予防行動をとることで、未来は変えられるでしょう。
- 【まとめ】コロナワクチン接種のついて人々の考えが明らかに!
今回の調査で、コロナワクチンについて各年代別での意見を聞くことができました。
特に、コロナワクチンの接種に関しては、20代から30代の方に比べ50代から70代にかけて接種を希望している方が多いと判明しました。
新型コロナウイルスは高齢の方が重症化しやすいといった特徴をふまえて、接種を希望している方が多いのかもしれません。
また、接種を希望していない方では、副反応の有無などまだまだコロナワクチン自体に不安を抱えている方が多いようです。
最近では変異株の流行も増えてきており、緊急事態宣言が明けたとはいえまだまだ油断できません。
しっかりと感染予防対策を徹底し、いつもの日常を取り戻していきたいですね。
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■チャットプラス株式会社
【会社概要】
代表者:代表取締役社長 西田 省人
所在地:東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン SENQ京橋
TEL:050-8882-5558
URL:https://chatplus.jp
お問い合わせは弊社サイト内のチャットにてお気軽にお申し付けください。
調査概要:「【年代別】コロナワクチン接種」に関する意識調査
【調査期間】2021年3月15日(月)〜2021年3月16日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,052人
【調査対象】全国の20代~70代の男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ