- 「Victory-ONE」導入の背景
株式会社うるる様は、『人のチカラで 世界を便利に』というビジョンの下、入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」を始めとするクラウドワーカーを活用したサービス(CGS事業)やクラウドソーシングサービス「シュフティ」、子会社の株式会社うるるBPOが運営するBPOサービスなどを展開されています。
これまで同社では入金消込をExcelを用いて行っていました。手作業での入力・消込作業であったため、転記間違いなどのミスが発生しやすく、確認や修正の作業に多大な工数をかけていました。また、複数の事業部が存在する同社では、消込作業を経理と各事業部の営業事務が行っており、二重に作業を行う事態となっていました。さらに営業事務側では消込業務が特定の担当に集中してしまい、属人化が進んでいたことも問題点の一つでした。
こうした課題を解決するため、同社は「Victory-ONE」の導入を決定しました。
- 「Victory-ONE」導入のポイント
1) 機械学習機能の活用で属人性を排除
様々な規模の企業を顧客に抱える同社では、振込依頼人名義が会社名でなく社長個人のものとなっていることもあり、それらのイレギュラーなパターンは担当者が覚えておくしかなく、業務の属人化につながっていました。
「Victory-ONE」の機械学習機能では、一度照合作業を行えばその組合せをシステムが記憶し、次回以降は自動で照合が可能になります。この機能によって、配属されたばかりの担当者でも消込作業を行えるようになり、属人化の解消につながりました。
2) 特化型システムならではの導入のしやすさ
入金消込機能の付いた請求管理システムの導入も検討していた同社でしたが、請求書発行システムは既に自社で運用しており、請求管理の機能は不要でした。
また、将来的に複数の事業部で運用することを念頭に置いた際に、あまり多機能であると当てはめることが難しくなる懸念がありました。その点、入金・債権管理に特化した「Victory-ONE」は機能に過不足がなく、導入が容易でした。
- 「Victory-ONE」導入後の効果
これまで入金消込業務にかかっていた時間や工数を、半分まで削減することに成功しました。
また、経理と営業事務での二重作業が改善され、システムへのノウハウ集約によって業務の標準化も達成されました。
(取材日:2021年2月16日)
本導入事例の詳細は以下をご覧ください。
▼株式会社うるる 導入事例
https://www.r-ac.co.jp/case/2511/
- Victory-ONEシリーズについて(https://www.r-ac.co.jp/)
Victory-ONEシリーズは、入金消込・債権管理業務を低価格で自動化する、入金回収業務特化型のソリューションです。
独立型のシステムのため、既存の業務フローを大幅に変える必要はありません。手作業の入金消込を自動化し、工数削減・早期に正しい月次決算が可能になります。
■会社概要
商号 : 株式会社アール・アンド・エー・シー
代表者 : 代表取締役社長 高山 知泰
所在地 : 東京都中央区東日本橋2-8-3 東日本橋グリーンビル3階
設立 : 2004年11月
事業内容 :入金消込・債権管理システム「Victory-ONEシリーズ」の開発/販売
資本金 : 1億円
URL : https://www.r-ac.co.jp