日本IBM日本アイ・ビー・エム/オンライン・レンタカー会社のBooking Group、顧客満足度向上のためIBM Cloudを採用

[米国ニューヨーク州アーモンク – 2021年3月10日(現地時間)発] 

IBMとオンライン・レンタカー会社のBooking Groupは、IBMのパブリッククラウドである「IBM® Cloud」を採用し、Booking Groupのデジタル・トランスフォーメーションを加速することを発表しました。

企業は、競争力を維持しながら、デジタル・トランスフォーメーションを迅速に推進するために、複数のクラウドに対応可能なハイブリッドクラウド・アーキテクチャーの適応とデータ保護を両立する方法を模索しています。IBM Cloudは、Booking Groupが劇的に変化し続けるビジネス環境に適応するため、ビジネス・プロセス全体で柔軟性を高めるとともに生産性の向上に寄与します。

Booking Groupは、過去12年間オンライン・レンタカー事業のトップ企業であり、150か国以上でサービスを提供しています。同社は、柔軟性を維持しながらローカル市場の変動するレンタカー需要に迅速に対応し、柔軟に価格や在庫を調整するために、予約や会計報告を含む重要なワークロードのパブリッククラウドへの移行を検討していました。今回、ワークロード移行先として、業界で最もオープンでセキュアな企業向けパブリッククラウドである「IBM Cloud」を採用し、関連サービスとして「IBM Cloud Kubernetes Service」を採用したことにより、ワークロードをセキュアに配備した自社のパブリッククラウド・インフラストラクチャーを管理できるようになりました。

Booking Groupのイゴール・デムチャコフ(Igor Demchakov)共同創立者兼取締役会長は、次のように述べています。「私たちは、IBM Cloudを使用して技術の適用範囲を広げることに関心を持っていました。さらに、一般的に使用されているクラウドネイティブな技術を利用して、オープンソース環境で新しいワークロードを適用するほうが好ましいという考えでした。また、別のクラウド・プロバイダーにワークロードを容易に移動できる可能性を残すことも重要でした」

IBM Cloud担当ゼネラル・マネージャーのハリシュ・グラマ(Harish Grama)は、以下のように述べています。「IBM Cloudの導入により、Booking Groupはレンタカー・サービスによる予約や会計報告などのワークロードのセキュアなホスティングを支援し、ローカル市場のレンタカー需要に関して独自の洞察を提供するデータへのアクセスを提供しながら、柔軟なクラウド戦略を推進できます。また、これらの機能により、セキュリティーが充実した環境でのデータ管理を保証しながら、コロナ禍において転換を図るとともに、俊敏性を維持し、顧客のニーズに合わせて価格と在庫をタイムリーに調整することが可能になります」

IBMとBooking Groupは、4か月以内に環境全体を整備し、ワークロードを段階的に配備し、ビジネス分析ソリューションを実装しました。

以上

当報道資料は、2021年3月10日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2021-03-10-Online-car-rental-provider-Booking-Group-chooses-IBM-Cloud-to-meet-customer-demand

Booking Groupについて
詳細については、https://www.bookinggroup.com/をご覧ください。

IBM Cloudについて
詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja/cloudをご覧ください。

IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Cloudは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。